アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

犬鳴山七宝瀧寺の表行場と裏行場を歩いてきました。 その2 2024年9月5日

2024-10-02 09:43:36 | ダイトレ、紀泉山脈を歩く

犬鳴山行場を歩く その2

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鎖場も出てきました。この岩は垂直に近いうえに 足掛かりがほとんどないので鎖に全体重をかけて

岩に垂直に立ち登っていきました。

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急登が続きます。鎖、ロープが設置されているので安心して登れます。

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ロープの設置もなかなか複雑な形をしているので 地形、踏み跡、ロープの位置を見ながら登りますが

急斜面でロープを潜ったり、跨いだりするのは大変ですが 設置してくださった先人たちに感謝して

のぼっていきます。

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大きな岩があちこちにあるので どれがこの岩か よく分かりませんでした。

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案の定 枝張りが凄くて なかなか進めません。腰に付けた剪定鋏で邪魔な枝を切りながら

少しずつ進みます。結構時間を取られます。

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行場道にはたくさんの童子がいらっしゃいます。修験者の方々は ここでそれぞれ

お経を唱えながら 登られるのでしょうね。この道は行場ですから。

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蟻の戸渡に来ました。残念ながら 想像していた ナイフリッジの岩峰を探したのですが

見つかりませんでした。そのままロープ沿いの道を登りました。

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突然見晴らしの良い場所に来ました。

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この下は深い谷になっています。

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足元がスコンと切れ落ちています。そうかここが例の場所だろうと周りを見渡しても

何も標識がありません。

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周りの木々の隙間を探すと、やはり完全に木々に埋もれていました。

枝を払うとやはり「西の覗き」の標識が出てきました。

大峰山の西の覗きは 体にロープを括り付けて崖から体を乗り出して「親の言うことを聞くか」

などと先達に崖から落とすしぐさをされる奴ですね。ここでもあれをやるのでしょうか。

私はたまたま一度山上が岳の西の覗きで あの行を見たことがあります。

みなさんとても真剣でした。

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この岩の上からは 大阪湾が見えていました。

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西の覗きからしばらく登ると広場に出ました。祠があり、その前には護摩行の火床があります。

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広場には童子もいらっしゃいました。

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祠の中には 当然ながら修験道の開祖「役の小角(えんのおづぬ)」つまり役行者(えんのぎょうじゃ)

がいらっしゃいます。

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祠のすぐ上には 「山上大権現」の石碑がありました。役行者のことでしょうね。

修験者の方々は この急坂を登ってきて ここで護摩を焚いて行をするのでしょうね。

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その3へ続く

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コメント
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