この冬初めて挑戦した大山に、見事に追い返されました。
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米子市からの大山道路は除雪してある。しかしスキー場はまだオープンしていない。
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普段止める南光河原駐車場は除雪してなくて入れない。
第四駐車場も少しだけ除雪していたので、そこへ止めた。
気温マイナス一度。歩き出したのは午前１０時。
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登山口の様子。何人か先行者がいるようだ。
ラッセルしなくてもいいので助かる。
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3合目標識付近の様子。積雪は登山口付近とさして変わらない。
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五合目 山の神さんでかなりの人が引き返してきた。
このあたりから雪が深くなり、かなり吹雪いてきた。
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6合目避難小屋はかなり吹雪いている。歩き出して二時間たった。
この中でお昼ご飯を食べる。ちょうど七合目から引き返してきた人が
入ってきて、お話を伺うと「上は凄い吹雪で目も開けられず、ゴーグル
を忘れてきたので、引き換えした」とおっしゃっていた。
その方に去年末におきたベテラン登山者の遭難事故の話を伺う。
山頂付近でホワイトアウトに会い、道を踏み外し深みにはまり抜け出せず
凍死されたそうだ。
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食事後に上り始める。標高1500m付近の登山道は次第に雪が深く
吹雪いている。
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標高1500m付近の雪。
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標高1500m付近の雪。かなり積もり、たわんだ木の枝が道をふさぐ。
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八合目に到着。文字が読めるのは、私が除雪したから。
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八合目付近の様子。かなり吹雪いている。谷道から尾根へ上がるにつれて
風が強くなる。
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山頂下の木道に着いた。すごい地吹雪だ。
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地吹雪でほとんど前が見えない。
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激しく叩きつける吹雪で息もできず、サングラスが凍りつき何も見えない。
道を踏み外すと、とんでもないことになりそうだ。
大山キャラボクの茂みにはまると、深いところで3mくらいあり、この雪では
這い出るのが困難だ。
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退却を決意。直ちに下山。幸い私の足跡はまだ消えずに残っていたので
落ち着いて滑り降りる。しかし時々深みにはまり何回も転んでつんのめる。
今年の初めは、猛吹雪で足跡がたちまた消えて 、パニックになった。
駐車場に帰り着いたのは四時少し前だった。
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