アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

再編集「四季の大山を歩く」  残雪の大山 2010年3月17日

2021-07-10 10:24:36 | 四季の大山を歩く

3月に入り、少し暖かくなったので、晴れの日を狙って残雪の大山へ行きました。

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登山道入り口や、付近の道路にはもう雪は 少ししか残っていません。

以前来た時には 2回共道路はツルツルピンピカのアイスバーンだったのですが、今はわずかに 残雪です。

天気予報では「晴れ」でしたが、南光河原駐車場では 気温0度、雪がちらついていました。

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登り道には雪がかなり残っていましたが、地面が露出している場所も多く、4合目までは、アイゼンなしで登れました。4合目からは、簡易アイゼンを着けたり外したりです。

ここ6合目避難小屋でやっと本格アイゼンを装着しました。雪は相変わらずちらついています。しかしこの後は、砂利が露出した山道が多く、脱着が邪魔くさいので、アイゼンを着けたまま上りました。

下界の景色は、雪雲に閉ざされてまるで見えません。

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山頂付近を歩く女性の二人連れです。

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山頂付近の霧氷です。風も強く しきりに揺れていました。

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「弥山」「剣が峰」「三鈷峰」と続く縦走路ですが、「縦走禁止」の大きな立て札が立っています。毎年何人かの方が この先でなくなられます。去年秋も女性登山者がヘリコプターで、収容されました。

この日も、この付近に新しいお花とお酒の瓶がお供えしてありました。今年1月に事故があったようです。

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一瞬だけ、雪雲が晴れて江府町の方向が見えましたが、すぐにまた閉ざされました。今年はかなり雪が少なく、去年の今頃とは景色が全然違います。

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去年の同じ時期の写真と比べると、今年は極めて雪の少ないのが良く分かります。

今年の写真は2010年3月17日撮影

去年の写真は2009年3月11日です。

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今年の様子です。ウッドデッキの登山道が完全に露出しています。それだけ積雪が少ないのです。

 

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同じような場所の去年の写真です。山頂付近はおろか、4合目付近から上はガチガチのアイスバーンで覆われていました。

 

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山頂付近の南斜面です。江府町方面を見下ろしたところです。雪が少なく低木が全て露出しています。

 

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同じような場所の 去年の写真です。斜面は雪に埋もれています。

 

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大山山頂の弥山、剣が峰から三鈷峰へ連なる北壁です。今年は雪が少なく、山スキーで滑って降りる人も「雪が少なく雪を探しながらすべるのは大変です」とおっしゃっていました。

 

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同じような場所の去年の写真です。ユートピア小屋周りもほとんど雪に埋もれています。写真右端のスキーヤーも雪が多く立ち往生しています。

 

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下りは元谷へ下山しました。元谷から北壁を見上げると雪が少ないのが分かります。

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大神神社まで下りてきたら、ほとんど雪はありません。

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駐車場までたどり着き、大山を見上げると、下界は天気予報どおり晴れていますが、山頂は依然として、雪雲に覆われていました。

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コメント
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