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「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

小野和子さんの「ぐぁらんどう」が12月30日をもって閉店。

2021年12月15日 18時25分19秒 | 水戸の今と昔
小野和子さんの「ぐぁらんどう」が12月30日をもって閉店。
@水戸市泉町1丁目3-14 田村ビル2F








水戸京成百貨店の東側、田村ビル2階に小野和子さんのライブが楽しめるカフェバ-「ぐぁらんどう」が在る。
1978年に開店し43周年を迎えたが、このビルを含めた周辺のマンション計画により、12月30日(木)をもって閉店することになった。







小野和子さんは70年代のフォークソング・ブームの時代に渋谷のライブハウス「ジャン・ジャン」を始め全国を演奏旅行する歌手だった。



2021年08月に発行された、野上眞宏 写真集 『ゆでめん』
1970年4月に録音され8月に発売された『はっぴいえんど』
本書は、そのレコーディングに密着した野上眞宏が、新しい音楽の創造と向き合うメンバーの生々しい姿をファインダー越しに記録した写真集。





当時、数々のミュージシャンと共演した小野和子さんの写真も掲載されてある。

和子さんが地元に戻り家業の花屋の運営に携わっていた時、偶々のはずみで友人が経営する喫茶店を譲り受けすることになった。
県北の材木屋の娘さんが作った店内は、木材がふんだんに使われていた。
内装はそのままに「ライブミュージックバー・ぐぁらんどう」として開店すると、小野さんのギターの弾き語りが話題となり人気を博す。
音楽好きのお客の飛び入り演奏や、水戸公演の後に立ち寄ったミュージシャンが演奏することもしばしばあった。





オリジナルCD「歌詞1999」。

開店後20年を経た頃、カウンターからお客さんたちを観察した、それぞれの人生を歌い上げたオリジナルアルバムを制作した。
人間模様が見え隠れする楽曲は、当時の人々や事々が思い出される。

フォークソングクラブを主宰するTさんのお宅で、高校2年生の和子さんと出会ってから半世紀、今なお美声を保っているが、やむなく店を閉じることになった。
現役を引退するにはちと早い。
これからも演奏を聴く機会が有ることを願っている。

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