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《春田光治さん略歴》其の3

2023年07月19日 18時15分35秒 | シェジャニー
《春田光治さん略歴》其の3

今では一般的なメニューとなった料理の幾つかを『春田光治・魅惑の南仏料理』から引き写し紹介します。沢山の中から好みを選びましたが、食べてみなければ分からない料理を写真では難しい。料理について詳しいことが分からないから、なおさらです。



ラタトウイユ=ニース風・野菜の煮込み。



クスクス=北アフリカ発祥でヨーロッパや中東に広まった。

小麦粉から作る粒状の粉食、要はパスタの一種ともいえる。
粟粒・米粒大の乾燥状パスタのような物をスムールとよび、蒸しあがったスムールにスープの具材をかけ、子羊の串焼きと一緒に食べる。



ケフタ=羊の肉をミンチし、ピーマンや玉ねぎを細かく切ったものと合わせ、クミンとコリアンダーを加え、細長いつくねにして網焼きにする。(モロッコ料理)





ムーサカ=羊と茄子の型蒸し。トルコ料理



仔羊の骨付き背肉のロースト。モロッコ料理



トリップ・アラ・モード・カン(カン風牛胃袋の煮込み)
トリップ・アラ・モード・ニース。(ニース風牛胃袋の煮込み)



ガスパチョ=冷製の野菜のスープ。(アンダルシア風)スペイン料理





仔羊腿肉とジャガイモのロースト「Gigot d'agneau à la boulangère」

等など、これらを初めて日本に紹介したのは彼である。

『春田光治・魅惑の南仏料理』(1981年 中央公論社)~専門家の味をあなたの食卓に~と云う企画で、有名シェフの料理がシリーズで刊行された。
第4巻が『春田光治・魅惑の南仏料理』。レシピや調理法も解説されてある。
南仏の景色や風物なども掲載され、楽しい本となっている。時代を越えた名著と思うが、ジャニーはレシピを含め書き直したいと思っていた。

*カメラマンの黒部徹さんは『79年フリーになり、最初の本格的な料理単行本でした。師匠(佐伯義勝)の姿に憧れ、フリーになってすぐにフランス放浪旅。
市場の捨てられた篭、牡蠣の篭まで拾って日本へ。ジャニーさんの本では活躍しました。その時のスナップも沢山使って頂き思い出一杯の本です。
後の家庭画報に連載された「安比料理工房」も毎回楽しかったです。「魅惑の南仏料理」の様な単行本が作れて良かったです、今も机の上にあります。』

*『春田光治・魅惑の南仏料理』を読む会@水戸市泉町「雑貨と珈琲の店・たけうち」2023年7月22日(土)午後5時から7時。
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