「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

旅館・静観荘とその周辺@奈良市東木辻町29

2015年09月18日 19時41分27秒 | 
旅館・静観荘とその周辺@奈良市東木辻町29



青春18切符で奈良行きを決め、奈良到着は夜になるから宿の手配が必要。
2013年12月、画家の武石尭さんの紹介で泊まった静観荘が思い浮かんだ。
連絡をとると2泊は可能とのこと、3泊目は別に考えることにして予約完了。



旅館・静観荘はJR奈良駅から徒歩25分・近鉄奈良駅から徒歩15分位、通称奈良町と呼ばれるアーケード街を抜けた住宅地の一角にある。
大正から昭和にかけて建築された木造2階建て。

歴史を誇る奈良の街だから、古い建物は沢山あるが、中庭を有する旅館ながらかなりの低料金なので、外国人の旅行者が多い。
玄関の造りは桃山風。





庭石や燈籠、緑の庭に百日紅の赤い色が印象的だった。



通りの反対側には「当麻曼荼羅と中将姫説話」の中将姫生誕の地とする「誕生寺」が在る。
古都には様々な歴史が隠されている。調べ始めたらきりがない。

この辺りは「元興寺」の敷地の一角だった。





現存するのは「極楽房」と呼ばれる国宝の建物と寺宝。
寺宝は「宝物館」に収蔵されている。
2013年に拝見したが国宝の五重塔小塔や庶民信仰の木造地蔵菩薩など資料が沢山保存されている。



極楽房から離れた場所だが「小塔院跡」と云う小さな御堂も有る。
元興寺極楽坊にある国宝の五重の小塔は、かってこの小塔院に安置されていたとされる。



御堂に繋がって住居が建っている。まあ、奈良らしい、といえる。



如何にも日本旅館の「朝食」。
ご飯は御櫃で。
ご覧の様なおかず、ご飯を何回もお代わりしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友明堂をあとに東大寺に。

2015年09月18日 13時42分46秒 | 
東大寺境内

友明堂をあとに東大寺に。





南大門の脇「東大寺ミュージアム」
東大寺の創建から現代にいたるまでの歴史や文物を紹介する施設として2011年10月に開館した。
2013年10月に訪れ、今回で2回目。
特に 塑造日光・月光菩薩立像(奈良時代)は大好きな仏様。
木造弥勒仏座像(平安時代)は小像とは思えない存在感をもつ。
考古展示では瓦類が目を引くが、境内のあちこちで発掘調査が行われているから、これからますます遺品の出土が期待される。



ミュージアムが主な目的だったが、大仏様の参拝は欠かせません。



蓮弁の彫刻(模造)

雨が降りそうな空模様。
修学旅行の学生も少なく静かな雰囲気で境内を散策できました。



鐘楼


二月堂・三月堂。



「二月堂のお水取り」一度は拝見したいと思っていますが。



二月堂から大仏殿に至る坂道は趣があり、如何にも奈良の風情を感じる。



大仏殿の裏を抜けて講堂跡、礎石だけが残る。



正倉院。
間もなく、奈良博では秋の風物詩「正倉院展」開幕する。
正倉院展には何年もご無沙汰している。

紅葉の奈良や京都への想いは尽きない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする