「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

ブックインとっとり「地方出版文化功労賞」

2012年04月14日 22時48分40秒 | Weblog
ブックインとっとり「地方出版文化功労賞」



地方文化のバロメーターのひとつと言われる出版活動の重要性に着目し、鳥取県を除く地方出版社を対象に、毎年その優秀な作品を県内で展示・顕彰することを目的として創設され、2003年度の特別賞を受賞したのが「みえない恐怖をこえて―村上達也東海村長の証言」 (シリーズ臨界事故のムラから)  箕川 恒男 (著)  2002年 那珂書房刊。であったと知ったのは最近のことで、誠に嬉しいことだ。



1997年の受賞は「納棺夫日記」青木新門著であった。
僕は文春文庫で読んだが、えらく感銘した。

並みの宗教書より“生と死を”考えさせてくれた。


原発推進の前提

2012年04月14日 21時16分11秒 | Weblog

原発推進の前提


日本の政府は原発の再稼働を進めるらしい。
吉岡 斉氏(科学史家、九州大学教授・副学長)は

「原発推進の前提はすべて崩れた。仮に今回の事故処理や被害補償が10兆円だったとしても、それを加算すれば、発電コストは石炭や天然ガスの火力よりかなり割高。これほど不経済な発電手段はない。安定的に電力を供給できるとの主張も誤りだ。ひとたび事故が起きれば、今回のように深刻な電力不足を招く。環境問題にしても、放射能汚染は論外だ。」

「さらに、事故の損害賠償について電力会社の自己責任を徹底すれば、電力会社はおのずと原発を持たなくなるのではないか。原発も高速道路と同じで、立地推進の予算があり、お金が動く限り止まらなかった。しかし、今回の事故で自治体も引き受けるわけにはいかないだろう。政策転換のチャンスだ」

と述べている。更に。

「クルマ社会を転換するのは大変だが、原発からは簡単に足を洗える。電気はほかの手段でもつくれるからだ。原子力はそんなに素性のいいものではないということが今回の事故でよく分かったのではないか。受ける便益に対して、原発はリスクが大きすぎる。」
「国内の電力消費は07年度がピークで、おそらく、もう戻らない。人口よりも早いペースで消費は減っていくだろう。電力料金を引き上げれば、省エネも進む。そして脱原発を進める間、代替の自然エネルギーを最大限に増やす。国民的な議論で、そうした転換をするかどうかの局面だ。」

世界中の人を、生き物を、大地を、海を、空気を、巻き添えにする可能性が大きい原発事故目を覚ますときだと思います。
少しくらいの不便が自然とともに生きるということなのだと思うのです。
黙っていないで、原発は要りませんって言わないといけないと思います。」

同感である。



鶴岡八幡宮境内 @鎌倉市雪ノ下

2012年04月14日 17時05分33秒 | 庭園
鶴岡八幡宮境内 @鎌倉市雪ノ下

東慶寺を訪ねる前に、大船駅近くの中・高時代の友人と再会した。
Fさんは定年後も以前の仕事(VTRの制作など)を続けている。
更に、昔からのボランテア活動としての少年野球チームの運営にも携わっている。以前に増して忙しい毎日の様で、この日は昼食をともにしながら近況を話し合った。
友人が、元気で活躍している姿は頼もしい。



東慶寺からバスに乗って鶴岡八幡宮に。
八幡宮に詣でるのは10年振り位だろうか、桜の時期(この日は4月5日)とあって沢山の人。



舞殿では結婚式が挙行されていた。



本殿手前の奥に「鎌倉国宝館」残念ながら展示変えの為休館。



平家池の脇の「鎌倉県立近代美術館・鎌倉」ここも展示替えで休館。



『石本泰博写真展』4月7日~6月10日
日本の写真史に名を刻む、石本泰博(1921-2012)の写真展。
水戸芸術館でも個展が開かれたことがある。
今回は、代表作の「桂離宮」
期間中に是非とも訪れたい。



源氏池の桜。





源氏池の周りの牡丹園。
100品種・1000株が植えられているとのことだが、先日の強風で大きな被害を受けたとのこと。
入場料500円を300円に値引きしていた。

牡丹は花の女王ですね。


東慶寺は花ばかりではありません。

2012年04月14日 09時29分05秒 | 文化遺産
東慶寺は花ばかりではありません。 




“花の寺”として名高い東慶寺は臨済宗円覚寺派の禅寺です。
月例の早朝座禅会や日曜座禅会も開かれています。
茶室においても毎月「お茶席」にも参加できます。
更に「写經会」「体験香道」
「挿し花」の体験教室は流派に拘らず自由に挿します。
いわば、「東慶寺流」と言えるかもしれません。
先代の住職夫人の流れをくんだ、花のあしらいなのでしょう。

東慶寺での体験茶道に参加した方を中心に、さらに茶道を習得したいという方を対象とした入門教室もあります。

境内の中央に位置する白壁の建物、松ヶ岡宝蔵には仏像彫刻、蒔絵、絵画、書、古文書などが展示されています。



4月10日(火)~7月8日(日)までは「禅僧の画いた達磨展」が開催されています。

これらはリンクしている「東慶寺」から詳しい情報を得られます。

お寺は本来が文化センター。
しかしながら、実践されているお寺は少ない。
東慶寺は現代では稀な寺と思います。





鎌倉は起伏にとんだ地形、境内の両側、山沿いには数種類の桜がさきます。
ソメイヨシノ・ヤマザクラ・オオシマサクラなどの薄い桜色が山を彩ります。





墓苑は著名人の墓地が多くありますが、誰とは明示されていません。
地図を参考にお詣りください。



“やぐら”と呼ばれる山腹等に造営された鎌倉・室町時代の横穴式の墳墓(納骨所、供養堂)も歴史を感じます。

花園と墓苑が一体となった境内の散歩は、東慶寺ならばですね。


東慶寺・松ヶ岡宝蔵 @鎌倉市山ノ内1367

2012年04月14日 00時18分51秒 | 彫刻家 後藤清一
東慶寺・松ヶ岡宝蔵 @鎌倉市山ノ内1367




後藤清一作の「誕生仏」が「東慶寺仏像展2012」に展示されている話をUさんからお聞きした。
会期は4月8日(日)までとのことで北鎌倉に。



北鎌倉の駅、何ともレトロな駅舎ですね。
東慶寺は北鎌倉駅から、徒歩4分。







書院・内玄関。


東慶寺は花の寺として有名です。
それらを大切に使って、随所に花が活けられています。




枝垂れ桜ごしの本堂と水月堂。






後藤清一作「誕生仏」



通常は水月堂に安置されています。