漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント 第8章 その56

2011年10月10日 21時44分55秒 | 漫画家アシスタント

 ( この写真は、池袋西口地下の商店街です。数年前には、ただの通路だった場所がデパートの地下食の
  様に明るく生まれ変わりました。賑やかでオシャレな雰囲気の中、通行人が途絶える事がありません。
  その代わりに・・・地上のメインロードからは人の姿が目に見えて減っています。地上の商店主にはうつ
  病が流行するのではないかと・・・・・・。《 20011年9月、撮影 》 )
  
  
  【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】

 
 
                   その56  
  
       《 漫画家アシスタントが・・・ゴミになる・・・!? 》
 
 
前回の「 お詫び状 」にも書きました様に、私は普段PCの前で銅像の様になって手首だけブ
ルブル動かしている事が多いのです・・・・・・いまだに「 中毒患者 」の様なものです。
 
ブログにゲームにオークションに・・・・・こちらが飽きれば、あちらに・・・あちらが飽
きればそちらに・・・・・留まる事がありません。
 
私が作り、経営したお店( ※参照 )から撤退する頃には毎日の様に・・・・・
 
 「 いつもパソコンばっかり! 」
 
と、カミさん( ※参照 )に小言を言われていました。( 今でもですが )
 
 
お店を経営する時のトラブルについては、いろいろと書いてきたつもりですが・・・・・最
終的には、そうしたトラブルの結果から来るストレスに耐えられなくなっていたのです。
 
お店を止める時にマッサージ師さん( ※参照 )から
 
 「 学校の先生やるから止めるんですか? 」
 
などと訊かれた事がありますが、漫画家アシスタントと先生( ※参照 )とお店とネット・・・
・・・能力もないのにどんどん仕事を増やしていくわけにもいきませんでした。
 
カミさんのストレスも限界にきていましたし・・・・・これが「 潮時 」か・・・・・・と。
 
赤字経営で多額の借金を背負い、火だるまの様になって店を閉める人が大勢いる中で、ほと
んど無傷に近い状態で撤退できるならラッキーな方だとも思いました。
 
幸いな事にお店を止めようと考えた時に、経営をそのまま引き継いでくれる人が出てきてく
れました。
 
彼女は、以前お店に務めていたマッサージ師さんですが、独立を考えていたらしくお店を閉
めるなら自分が引き継ぎたいと・・・・・
 
私は、よく知らなかったのですが・・・・・こんな普通のマンションの奥まった一室にある
お店を「 売り買い 」できるとは驚きでした。( 一般に「居抜き」というそうです )
 
たいした金額ではありませんが・・・・・それでも、次の住居へ引っ越す時の費用にはなり
ました( 数十万円 )。
 
通常、お店を引き払ってから原状回復するのに相当な手間と費用がかかるのですが、その分
がかからずに済んだので助かりました。
 
何よりも務めてくれていたスタッフが全員、そのまま新しい経営者の元で仕事ができる事が
私にとってはとても嬉しい事でした。
 
今でも、良い時に退く事が出来たと思っています。
 
見捨てられるのではなく、迷惑をかけるのでもなく・・・・・本当に惜しまれつつ後始末が
出来た事はとても幸いでした。( 撤退後の抑鬱や後悔などといったものもありませんでした )
 
その後、カミさんの毎日の様にあった頭痛や腰痛、肩こり、そして怒りっぽい癇癪症もウソ
の様に消えてしまいました。( ホントに2~3か月ほどで鬼から仏に変わりました! )
  
 
話は変わりますが・・・・
 
世の中というのは結局・・・・・持てる者が富み、持てない者は奪われるのだという事がし
みじみと分かりました。
 
実は、部屋代の事なのですが・・・・・
 
お店と住居用に借りていたマンションの家賃は一カ月で約34万円だったので、利用していた
5年間に支払った総額は礼金、更新料、手数料、保証金を含めて軽く2200万円を越えます。
( この中古のマンションが一部屋買える金額! )
 
マンションを出る時には、不動産屋からも、管理人からも、オーナーからも、一言の「 お
礼 」もない・・・・!

5年間で2200万円払った客に「あんがと」の一言すらない!

何度も書きますが・・・2200万円払っても何も残らない・・・・ただのゴミ袋( 出がらし )
の様にマンションから吐き出されるだけです。
 
いつも、朝、このマンションのゴミの管理者が不燃物やらビン缶などの仕分けをするる姿を
ボンヤリと見ていたものでしたが・・・・・結局、自分がゴミの様に仕分けられるとは想像
もしていませんでした。
 
まぁ・・・いいさ、いいさ、どうせ俺は池袋のゴミですよ・・・・ってなセリフが出そうな
芸術劇場通りの午後・・・・小さな不動産屋のガラス戸を出て池袋駅へ向かいます・・・・
 
 
東京、板橋にある古いマンションの一室に引っ越した私は、漫画家アシスタントと学校の
先生という新しい「 二足のわらじ 」を履く事になります・・・・・
 
 
 
           「 漫画家アシスタント 第8章 その57」( 10月20日頃公開 ) へつづく・・・・


                ★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント第8章 お詫び状」へ戻る 】





  【 ※参照 】
 ・お店・・・・・・池袋北口に開いたタイ式マッサージ店(04~09年)。2000年頃からの
  エスニックブームで、新宿、新橋、池袋などを中心にポツリポツリと開店し始
  めた施術院。(風俗店ではありませんが、盛り場辺りには、怪しげなお店も・・・)
 ・カミさん・・・私の妻。タイマッサージ店を切り盛りする。1995年、タイのチェン
  マイ出身。1995年に結婚して来日、とても明るいが・・・いったん怒ると鬼より怖い。
  酒を飲んだら乱暴者。でも、タイマッサージの技術はピカイチ。
 ・マッサージ師さん・・・お店には常時3~5人のマッサージ師が待機。1日に1~3人
  のお客さんを施術。全員がタイ人女性でタイマッサージ学校を卒業・・・タイでは、
  めずらしくありません。日本人と結婚、就労の出来る在日ビザを持っている。
 ・学校・・・・・・・・ブログやラジオ出演が契機になって、美術系大学のマンガ科で背
  景画を教える技術実習の非常勤講師に招かれる。
 
 
 
 

 
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【 各章案内 】   「第1章 改訂版」  「第2章 改訂版」  「第3章 改訂版」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」   「古い話で章 その1」
          
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」





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13 コメント

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Unknown (ふじもん)
2011-10-13 01:19:17
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111012k0000e040062000c.html

漫画家:青山景さん自殺か 東京の自宅

 漫画家の青山景(けい)さん(32)が9日夜、東京都狛江市の自宅マンションで首をつった状態で発見されていたことが警視庁調布署への取材で分かった。青山さんはすでに死亡していた。遺体に目立った外傷はなく、施錠もされていたことから、自殺とみられるという。

 同署によると、青山さんは1人暮らし。出版社社員から「青山さんと連絡が取れない」と110番があり、署員が社員とともに青山さん宅を訪れたところ、浴室内で首をつっていたという。短文投稿サイト「ツイッター」には6日、青山さんの名前で自殺をほのめかすような書き込みがあった。

 講談社によると、青山さんは隔週刊漫画誌「イブニング」で、宗教をテーマにした「よいこの黙示録」を連載中だった。



青山景、自殺直前最後のツイート
http://togetter.com/li/199619


大卒後即デビュー、連載という商業漫画家として最も栄えある王道を歩んでいる漫画家の突然の自殺。

言葉がありません。

死を選ばなければならないほどの事があったのか、今となっては全てが闇の中です。
返信する
Unknown (みみ)
2011-10-13 03:31:27
イキマン賞って、2か月ごとに誰かが受賞しているんですね。

福満しげゆきなんて作家もいますね。

第1回 2003年5月号 青山景 茶番劇
第2回 2003年7月号 笠辺哲 虎の門
第3回 2003年9月号 佐々木忠士 強風世界
第4回 2003年11月号 はづき満 グリーンピース
第5回 2004年1月号 望アキラ 幻影の記録
第6回 2004年3月号 黒谷知也 ウタカン
第7回 2004年5月号 岩岡ヒサエ しろいくも
第8回 2004年7月号 鈴菌カリオ 知恵熱
第9回 2004年9月号 市川良 写真の園
第10回 2004年11月号 黒田サイ 麦と三宅くん
第11回 2005年1月号 福満しげゆき 新世紀僕はどうなる
第12回 2005年3月号 黒背骨実角 夢層
第13回 2005年5月号 田丸理
(当時。田村てまりに改名) 浮き世稀世
イシデ電 月光価千金
第14回 2005年7月号 スズキ唯知 千代子の店
おさだこうへい 散歩道
第15回 2005年9月号 木村光博 家族の風景
第16回 2005年11月号 アキタコウ ゆでたまごのつくりかた 恋愛編
第17回 2006年1月号 青野春秋 走馬灯
第18回 2006年3月号 日吉ゆい子 あまねくまたたき
第19回 2006年5月号 武嶌波 雪は舞い…
第20回 2006年7月号 ちからヒロシ 太る犬
第21回 2006年9月号 大森啓 いずみの秘密
第22回 2006年11月号 シンセイ あの向こう
第23回 2007年1月号 鴻巣世紀 Mossgreen Lovesong
第24回 2007年3月号 飯田将基 メッセージ
第25回 2007年5月号 畑中純一 教えて進ぜよう
大澄剛 トウ
第26回 2007年7月号 内堀みのり リグレット
北尾尾火 マグロ
第27回 2007年9月号 成瀬宗志 あの娘僕がフリーキック決めたらどんな顔するだろう
神山幸治 paper
第28回 2007年11月号 下乃一倖 グッドモーニングおやじ
第29回 2008年1月号 吉田丸悠 そして世界は平和になる
第30回 2008年3月号 きた菊子 コヒツジガール
第31回 2008年5月号 タケダアヤカ Pizza Margherita!
第32回 2008年7月号 土屋雄民 Sweet Baby Mask Complex
第33回 2008年9月号 三友恒平 もりびと/誰かのための自殺をしよう
山本崇一朗 歯は上に投げるもの
井村瑛 レンズ
三隅健 ムルチ
第34回 2008年11月号 中野宏治郎 vibes
第35回 2009年1月号 葵梅太郎 ニコニコ印の夢の旗
第36回 2009年3月号 ゆげ THE 修学旅行
第37回 2009年5月号 漆原ミチ よるくも
第38回 2009年7月号 ビブオ ビビトトレーハ氏の招待
石川凛 カメネコじゃらし
第39回 2009年9月号 ヤカヒアユミミ はまヲう
返信する
ふじもんさん、みみさん、コメントありがとうございました! (yes)
2011-10-14 00:48:44
 
 >ふじもんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「ブリッジ」という、ゴールデンブリッジに設置されたカメラが
撮影した自殺者のドキュメンタリー映画があるのです。(以下の
数字は私のあやふやな記憶に基づいています)
 
その中で、毎年100人位の自殺者の中で生き残った若者がいる
のですが(生存確率は1%ほど)
・・・・・・・
 
その若者(障害者として生還)の言葉が印象に残っています。
 
飛び降りるまでは、死ぬ事しか考えていなかったのに・・・・・・・
 
飛び降りた瞬間・・・・・・・
 
落ちていく・・・・・・・その瞬間(4秒~5秒)・・・・・・・

絶対的な死に向かったその瞬間に思ったのは・・・・・・・
 
 『とんでもない事をしてしまった!』
 
・・・・・という後悔の念だったそうです。
 
バカは死ぬ瞬間に「悟る」とも言える言葉だと思いますが・・・・
・・・・・この青山何某という漫画家は首が閉まる瞬間に何を考えた
のやら・・・・・・・
 
 
 >みみさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「イキマン賞」(行きましょう?)のお知らせ、ありがとうござい
ました。
 
よく分かりませんが・・・・・
 
私の知っている漫画家がほとんどいません・・・・・!(私の師匠の名
もなく・・・って、当然か)
 
 
返信する
IKKI新人賞 (みみ)
2011-10-14 05:15:14
>「イキマン賞」(行きましょう?)

http://www.ikki-para.com/ikiman.html

ムルチ「三隅健(漫画)」。IKKI新人賞「イキマン」受賞後、惜しまれつつ34歳で急逝。 著者・三隅健が遺した瑞々しい作品達、珠玉の青春ファンタジー漫画(全6話)。

ムルチのブログ
http://ameblo.jp/muruchi-book


http://www.ikki-para.com/tameshiyomi.html#

http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%9E%E3%83%B3&hl=ja&lr=lang_ja&rlz=1I7ADSA_jaJP390&tbs=lr:lang_1ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=s0WXTpCKKMzQmAWz5-T3AQ&ved=0CE0QsAQ&biw=1452&bih=695

http://www.ikki-para.com/tameshi/gunjo_001/index.html

http://www.ikki-para.com/tameshi/chokoran_2/index.html
返信する
なぜ、34歳の若さで亡くなったのかは、わかりません。 (みみ)
2011-10-14 05:21:27
漫画家を目指しながら夢半ばにして亡くなった大牟田市の三隅健(たけし)さんの妻真記さん(30)が、三隅さんが書き残した漫画の編集作業に参加し、単行本「ムルチ」として、小学館から出版した

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/book/news/20100302/20100302_0002.shtml

三隅さんは、幼いころからプロの漫画家になるのが夢で、いつも紙と鉛筆を持ち歩き絵を描いていたという。中学生時代、教科書の端に書いた「パラパラ漫画」(連続漫画)は教師にも好評だった。地元の大牟田高校卒業後は、福岡市のデザインの専門学校に通い、仕事をしながら漫画を書き続け、月刊誌などに投稿。08年7月、小学館の月刊誌「IKKI」で新人賞を獲得した。

 半年後の12月30日、IKKIの編集者から「新人の漫画を単行本化する企画が通った。彼の漫画をぜひ薦めたい」と連絡があった。しかし、三隅さんはその前日、34歳の若さで亡くなっていた。

返信する
「34歳の若さで亡くなる」で検索すると (みみ)
2011-10-14 21:29:41
2005年に亡くなった女優・林由美香。その記録をまとめた本の出版イベントで、彼女が生前に出ていた韓国産ビデオ『東京の人妻 純子』が上映される。ドキュメンタリー監督の松江は、なぜかその作品に惹かれるものを感じた。そして由美香の生前にきちんと一緒に仕事ができなかった思いから、その作品の成立の謎を追うべく取材を開始する。一方、林由美香の代表作を撮った3人の監督へのインタビューも行い、かつての撮影現場を訪れる。
 1989年からアダルトビデオやピンク映画に出演し、1994年と2005年にはピンク大賞女優賞を受賞。NHKのドラマにも主演し、2004年には映画『たまもの』で一般映画ファンの前でも注目を浴びた女優・林由美香だが、2005年に34歳の若さで亡くなってしまう。本作は『あんにょんキムチ』『童貞。をプロデュース』を作ったドキュメンタリー監督の松江哲明が、彼女へ憧れながらも生前にきちんと仕事ができなかった思いをぶつけたドキュメンタリーだ。監督の人柄なのか、それとも亡くなった林由美香の人柄なのか、全編を通して、逝ってしまった林由美香への「愛」がこのドキュメンタリーに溢れている。そし映画人たちへの優しいまなざしも、私たちを幸せにしてくれる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AD%E6%8A%98%E3%81%97%E3%81%9F%E8%91%97%E5%90%8D%E4%BA%BA%E4%B8%80%E8%A6%A7
返信する
Unknown (幸田徹夜)
2011-10-14 22:05:55
それはそうと
奥様の国がえらい事になってますね
返信する
みみさん、幸田徹夜さん、コメントありがとうございました! (yes)
2011-10-16 04:57:52
 
 >みみさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「イキマン賞」と「三隅健さん」のお知らせ、ありがとうござ
いました。そして、若くして亡くなった作家や芸能人などのwi
kiもありがとうございました。
 
この「夭折した著名人一覧」には勿論ないのですが・・・・風俗嬢
の自殺もけっこう多いそうです。
 
ソープランドなどでは、その階段の手すりなどにヒモを結んで
縊死しているソープ嬢の姿をよく発見されるそうです。
 
・・・・・えっ? 
 
な・・・・なぜ、そんな事を知っているかって・・・・・?
 
そ・・・・そ・・・・・それは、その・・・・・何ですよ、あははははは!
 
あ、遊び人の友達がいまして・・・・・彼が話してくれて・・・・・い、い
やホントに!
 
 
 >幸田徹夜さん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
タイからの洪水ニュースは最近、日本のテレビでよく報道されて
いますね。
 
タイ中部(特に中西部のアユタヤ)の被害が酷い様ですが・・・・私の
カミさんの故郷は北部チェンマイですので被害はありません。(タ
イは日本の面積の2倍の広さ)
 
先日、タイレストランでタイのテレビ放送をやっていたのですが・・
・・・日本の「報道」よりもエネルギッシュに取材していました。
 
まず、ニュースキャスターやアシスタント、そしてテレビクルー
が被災現地から番組を送り、現場の状況をリアルタイムで伝えてい
ました。
 
つまり、報道番組を生中継している間(30分以上)ずっとひざから
下を洪水の中に沈めた状態でアナウンスしていたのです。(キャス
ターが!)
 
日本の上品なテレビ局は、いつから「安全」とか「規約」とか「保
証」とか、そんなものに縛られて自由を失ってしまったのでしょう
か・・・・・(日本の記者は安全が担保されないと動けない)
 
ちなみに、タイの被災者は・・・・・・
 
 「ヘビが増えて大変だよ」
 
・・・・・・って、言ってますです。はい。
 
 
返信する
Unknown (ラティ)
2011-10-16 19:08:28
>ずっとひざから下を洪水の中に沈めた状態で
>ナウンスしていたのです。(キャスターが!)

いろんな意味でさすがあちらという感じがします^^;そういや、日本だと水没状態で車
走らせると危ない!!とか言ってますが、(いや実際危ないけど)雨が降ればすぐにひざぐらいに浸水するアラブでは、平気で走ってますよね・・うーん。色々大丈夫なんだか・・^^;
日本も昔台風中継でむちゃくちゃして、TVクルーが被害とか出してよけいに、地元に迷惑をかけたりした歴史があるので、むちゃしてないのだと思いますよ。

>ちなみに、タイの被災者は・・・・・・
>「ヘビが増えて大変だよ」

そういえば、日本ではほとんど報道されてませんが、たしか今年の夏ぐらいにパキスタンでの洪水で数万人が死亡するほどの大水害があったようですが・・その時も、蛇が大量に流れてきて、それにかまれて二次災害というのを見たことがあります。
そのうえ、あちらは、マラリア・デング熱などもあって、大変とか・・日本の津波の報道は世界中に報道されたのに。こういう話題はあんまり日本には入ってこないんですよね。タイの洪水も、日本の工場がうんぬんばかりでちょっとうーんとか思ってしまいます。
そういえば、今年は水害の年な気がしますね。
この前の台風被害で関西では和歌山の人々が大変です。
返信する
Unknown (Unknown)
2011-10-18 00:31:40
自殺する人は自意識に喰われてしまうのです

合掌
返信する

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