漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その24

2023年11月28日 03時49分31秒 | タイ移住
               

       ( ↑写真、これは、チェンマイの自宅の庭で見られた虹の写真です。久しぶりにハッキリとした虹
        を撮影できました。チェンマイの北部は山間で変わりやすい気候なので、比較的に虹をよく見か
        けます・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、私の自宅から車で1時間半で行ける大きな病院です。場所はチェンライというタイ北部
        の商業地です。大学病院なので、比較的設備が最新で、かつ料金は安めで助かっています・・・・・
        《 2023年、7月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、病院内の吹き抜け部分です。一般には国立(ほぼ無料)の病院が使われますが、設備は
        最悪の上に凄く混雑するので利用しにくいです・・・・・《 2023年、7月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、メインベッドルームと飼い猫のサイベリアンです。ベッドは二つともダブルベッドで、
        広く明るい部屋をデザインしたのですが、タイ人には「丸見え」「明る過ぎる」と不評です・・・
        ・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、先日、家人の叔父家族が結婚した時の写真です。この会場以外にも大きな会場を使用し
        て、1000人以上のお客さんが来た様です・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )



               

       ( ↑写真、会場を出て右側へ行くと、外の道路にまで宴席が続き、さらにその奥に別会場がありま
        す。当然、道路はぎっしりとバイクや自動車が駐車しています・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、会場を出て左側を向くと、道路の両側にギッシリと駐車されています。かなり遠くまで
        駐車されています・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、これが式場内部です。新郎の父の自宅ですが仏式による結婚式がすんで、親族によるお
        祝いの儀式をしています・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、これも宴席を写したものですが、こうした宴席がそこら中にあり、別会場までずっと続
        いています・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、各テーブルには、午前の軽食、そして、お昼の食事、夜の食事と、合計三回の食事が供
        されます。写真の料理はお昼のものです。お嫁さんと招待客の一部が中国系なので、料理は中国
        風になっているそうです。手前に魚料理と大きなブタ肉料理があります・・・・・《 2023年、11月、
        撮影 》 )




               

       ( ↑写真、ロイカトーンのお祭りの日には、各家庭で数個のコムローイという天燈を上げます。家
        族や親しい友達と一緒になって上げます。家族の健康や、平安を祈るための祭事ですが、花火も
        ドンパチ上げますので深夜まで賑やかです・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )



               

       ( ↑写真、天燈は十分に油燃料の熱で、気球が温まると手を離すと意外に早く上昇します。ゆらり
        ゆらりと、空に昇る天燈に向かって手を合わせたりするのです・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )


 
         【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】

 
                  その24


前回の拙ブログで小説を「 150枚以上、書き上げた 」と書きましたが‥‥

それ以来、まったく進んでいないスランプ状態で自信喪失‥‥‥ってな事を予想されていた
読者諸兄には、申し訳ないのですが‥‥‥‥

意外と順調に小説は書き進んでいるのです‥‥

現在は、286枚( 20×30、単行本仕様 )まで書き上がっていますので、新人賞規定枚数を完
全にオーバーするほどです。

それでも、まだ懲りずに‥‥後、100ページは書きたいので‥‥これから先、どうまとめたら
良いのやら‥‥‥まだ、決まっていません。

しかし、5月から書き始めて現在まで‥‥途中で挫折したり、飽きたりする事もなく‥‥よく
続いております。

漫画だったら、半年で50ページがやっとだったのですから、小説が286ページ( 400字詰め
原稿用紙で約430枚)書けたというのは、不思議と言えば不思議な話です。

年金暮らしの隠居老人、侮るべからず‥‥ってな感じでしょうか。

それにしても、気楽に楽しく、ユーモアとハッタリで、自分が一番楽しんで( 時に笑いなが
ら )小説が書けるとは、思ってもみませんでした。

‥‥と、調子が良いのはここまでで、来年の2月頃に新人賞に応募して、秋の選考で没になる
運命なら情けない話ですが、ま‥‥それで、元々か。

不思議と、漫画を描く時の様な「 怨念 」みたいなものがないので、サバサバした気分です。

漫画を描く時に、こんな気持ちで描くことが出来ていたら、どんな作品になっていただろう
か‥‥‥‥ふと、そんな事も考えてしまいます。

描こう、描こうと焦っても、なかなか描けない漫画と、書いたら書けちゃった小説と、どち
らが優れているのかわかりませんが‥‥‥‥

恐ろしいことに‥‥‥‥たぶん、書けるから書く、書けなくても無頓着、そんな「 書けちゃ
う小説 」の方が面白いかもしれません。


この小説は、完成後に集英社、講談社、角川の各社の小説新人賞に応募するつもりです。

私の処女小説が簡単に受賞できるわけもなく、あっさり落ちるでしょうが、どこかの物好き
審査員に認められて「 審査員特別賞 」とか「 残念賞、記念品 」とか、「 同情賞、記念メ
ダル 」の一つくらいはいただけると信じています。

ちなみに、集英社の「 小説新人賞 」審査委員の一人が五木寛之氏。私が高校時代に夢中に
なって読んだ中間小説作家。昔の「 風に吹かれて 」とか「 蒼ざめた馬を見よ 」とか大好
きだったなァ‥‥

でも、嫌な予感がするんですよね‥‥‥昔、「 ヤングマガジン 」のちば賞に二度応募して、
二度とも最終選考で( 大好きだった )ちば先生に落とされた事があるのです。

そして、皮肉にも「 ヤングジャンプ 」の新人賞では、あまり好きでもない谷岡ヤスジ先生
に絶賛されたり( それ自体は大変ありがたく、ヤンジャンでデビュー出来たのは先生のお
陰 )しました。

人生って、なんか上手くいかないんですよね‥‥‥‥いや、ホントに。


さて、11月も終わろうとしていますが、この時期はタイで有名なロイクラトン祭りがあり
ます。

どこの家も、その準備のために電飾の飾りつけをして楽しそうです。

今夜は、コムローイ( 天燈 )という一抱えもある大きな白い灯ろうを空に上げます。

水辺では、灯ろう( ロイクラ )流しがあります。

この日には、遠くに暮らす家族が集い、皆が平安を祈って灯ろうを空に上げたり、川へ流
したりするわけです。

父と母が、子供たちが、祖母や祖父が‥‥‥笑いながら夜空を見上げる‥‥‥‥

それぞれの家庭で、一つづつ‥‥ポツリ、ポツリと夜空に上がっていく灯ろうの侘しさは、
今はもういない、古い昔の家族がそばに戻って来る様な、おだやかな気持ちになるから不
思議です。


次回は、年を越して来年2024年の1月になります。

みなさま、師走を楽しく、年越しはのんびりと、健康にお過ごしください。
 
 
 
               「 漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その25 」 へつづく・・・・
 
              ( 月一連載を目指していますが、無理だと思います )
 

               ★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その23」へ戻る 】

 
 

 
   


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「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」




コメント (31)
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