漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その14

2022年04月13日 14時12分02秒 | タイ移住
               

       ( この写真は、私が暮らすチェンマイの田舎にある無人のバナナ売り場です。1日中誰もいません。
        日本にも田舎には無人の露店売り場なんかがありますが、まったく同じようなものです。テーブル
        の上に料金箱があり、そこへお金を入れておくシステムなのですが、今までに盗難はないそうです
        ・・・・・《 2022年、3月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、バナナ売り場で購入したバナナを食堂で撮影した写真です。これ一房で100円ほどです。
        とても甘くて美味しいバナナです。日本のフルーツ店ではいくら位するのでしょうか・・・・・《 20
        22年、3月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、こちらはチェンマイ市街のセブンイレブンで売られているバラ売りのバナナです。1本で
        30円ほどです。さすがに生産地ですので安いです。ちなみに、コーヒー一杯が東京ではいくら位で
        しょうか? たぶん300~500円位だと思いますが。アフリカのコーヒー産地では、コーヒー豆1㎏
        で100円、一杯なら10円だそうです。汗水たらして働くコーヒー労働者が、東京のコーヒー価格を
        聞いて驚愕するのも無理はないのですが・・・・・いったい、この価格差はどこへ消えるのでしょうか・・
        ・・・《 2022年、3月、撮影 》 )







  【 はじめての方は、どうぞ 「漫画家アシスタント 第1章 その1(縮小版)」 よりご覧下さい。 】  

 

                  その14


物価が上がったり、円安になったり・・・・・・

海外で生活する身にとっては、意外と深刻な問題だったりします・・・・・・・

物価上昇が10%で、円安が10%なら、合計で20%の所得減になります・・・・・・・これは、年金
で暮らす移住者にとってはかなりヤバい状況なわけです。

そこで、今回はちょっと頭にきているので・・・・・・

少し、熱くお金の話をしたいと思います。


最初に、結論から言わせてもらうと・・・・・・・・

物価上昇の要因はいっぱいありますが・・・・・・・

実は、沢山ある事が逆にこれらの「 要因 」が無意味である事を証明しています。

結論は・・・・・・・

 『 要因をほじくり出すより、値上がり分の富が何処へ消えるか探す方が賢明です 』


何故、物価がどんどん上がっていくのか・・・・・・・・それも、値上がりの幅はあるけど・・・・・・世
界中で!

お偉い学者先生方も、テレビの有名キャスター諸氏も、脳タリンのタレントも、沢山の物価
上昇要因( コロナ、戦争、輸送困難、気候変動・・・・ )をご解説されていますが・・・・・・・・

実は、どの要因も意味はありません。

何故なら、鉱物資源やエネルギー資源などは、この地上( 生産地 )から少しも減ってはいな
いからです。( 極地の氷は減ってますが )

希少金属も天然ガスも生産地ではジャンジャン採掘してるわけです。

穀物さえ、腐って余りあるほど大量に生産されて、世界中の穀物倉庫にはうなるほどの穀物
が眠っています。

ウクライナですら、小麦やひまわり油の輸送が出来ないといっても、ここ1ヵ月の話に過ぎず、
流通している分は去年出荷分から相当量あるはずですから、戦争だからといって突然蒸発し
てしまうはずはないのです。

では、物価が何故上がるのか・・・・・・この質問にこだわれば、以下の思考レベルで停滞します。

 「 戦争だからだっぺ! 」

 「 コロナだからずら! 」

 「 コンテナ不足だからだぎゃ~! 」

 「 人手が足んのじゃけ~! 」

実は・・・・・・全てナンセンスな「 要因 」です。

ホントは、ただ「 相場 」が決めているだけのこと。

だから、「 何故、物価が上がるのか? 」ではなく、「 上がった物価( 価値 )は誰の手に渡
るのか? 」・・・・・・・という疑問こそ重要なわけです。

この答えに、その全ての核心があると・・・・・!


世界一の消費大国アメリカでの物価上昇が、なぜ「 経済危機 」に陥らないのか?

経済制裁を受けるロシアでは平気な顔の半兵衛( 反米? )をきめているのに、G7各国はビ
ビっている。

でも、アメリカは株価の大暴落も消費財不足も焼き討ちも暴動も・・・・・・何処にもないわけで
す。

膨大な資源と製造物を輸入し続け( 貿易収支はいつも大赤字 )、莫大な輸送コストをかけ・・
・・・・・

製造業も建築業もサービス業も、そのコスト上昇を価格へ転嫁してどんどんインフレが進む・・
・・・・

しかし、物価上昇のまだ小さな日本よりも経済成長率は数倍高いのは何故なのか?

それは、賃金が上がって問題が相殺されるからです。( 子供でも分かる簡単な理屈です )

( ただ、アメリカはこのループから離脱できないために、インフレと経済恐慌の綱渡りを死
ぬまで続けねばなりません )

本来、どんな国でも・・・・・・よほど貧しくなければ、資源もエネルギーも食料も十分にあるので
すから、価格が上がったらその分賃金も上げればそれで問題解決しちゃうんですよね。

何故なら、最初から「 物価上昇要因 」なんてど~でもよい問題だからです。( 生産物や資源
が激減、枯渇すれば話は別ですが )

ただ、気の毒なのは・・・・・・

この流れを国がコントロール出来ない途上国です。

貧弱な輸送システム、無防備な備蓄管理、支配的な独占資本・・・・・・

買い占め、買いだめ、横流し・・・・・・ただ、売り惜しみをすれば、それだけで一挙に資産を倍増
させる事( 価格はどんどん上がる )が出来ますから、持てる物にだけ富が大移動して社会は
歪んでいきます。


問題の核心は、「 戦争だから 」とか「 コロナで 」とか「 人手が 」とか・・・・・・

そうしたある種のニュース( 幻想 )によって相場が動き( 騒いで )、資源を管理する資本
家や投機、相場資本に富が大移動してしまうことです。

つまり、様々な物価上昇の原因がニュースで流れれば流れるほど価格は上昇するわけです。

だいたい、倉庫にある商品( 資源や食料 )を今売って普通に10%の利益を得るか、少し寝か
せて50%の利益を得るか、どちらが利口な経営判断か・・・・・・誰でも分かる理屈です。

 「 輸送が遅れてましてねェ・・・・ 」

 「 急な値上がりで本社の仕入れが混乱して・・・・ 」

 「 実は、品不足でうちも困ってるんですよォ、いや、ホントに~! 」( 笑 )

どいつもこいつも、ロシアの嘘つきどもと五十歩百歩。

原因を議論しても意味はなく、原因をテコに動く「 相場 」( 資本家の利益誘導ポンプ )に
直接メスを入れる事こそ重要な命題なんだと思います。

「 相場 」で利益を上げる資本家( 独占的な買い占めや売り惜しみを含む )に重課税や禁止
ルールをかけるか・・・・・・( 企業献金なんか許してたらザル法しか作れないけど )

そんなわけで・・・・・・・・

一番簡単な解決方法は・・・・・・・・

手っ取り早く・・・・・・

これらの人々に・・・・・・・・

人民裁判でギロチン台に乗ってもらい・・・・・・・

スッパリ、首とお別れをしていただき、全ての財産、資産、債権を国庫へ編入。

そして、その資産を国家( 人民 )が管理する。

めでたし、めでたし。

なんだけどさぁ・・・・・・・・

ま・・・・・・

絶対無理なお話・・・・・・


つまんねィ~なぁ・・・・・・



 ※  補足です・・・・・

相場資本なんて、一切の生産活動とは無縁だし、ヒルの様に毎日インフレを利用して市民の
生き血を吸ってブクブク太るだけ。死ぬまで。

なんの役にも立たない・・・・・キリストもお釈迦も言ってるけど、「 絶対に地獄へ落ちる方々 」
です。

ただ、こっちは「 生き地獄 」なんだけどね。困った事に。


 ※ 補足の補足です・・・・

書き忘れたのですが・・・・・・

円安による損失・・・・・・

つまり、日本人の持つ全資産、全財産だけでなく、その労働対価(全賃金)や自然資産まで目
減りしているわけです。

「 輸入品が値上がりします 」なんてのは、まったく呑気な言い方です。

日本人が持っている全ての価値( 労働価値も含め )を下落させている・・・・・・まったく、アホ
な話です。

でもって・・・・・・この失われた富は、何処へ行くのでしょうか?

簡単な話です・・・・・・

為替が上がった国へ吸収されていきます。

汗水たらす事もなく、ただ黙って見ているだけで、巨万の富が流れて行くわけです。

仮にドルが高くなれば、そこへ金融資本、投資資本が高い金利や市場利益を求めてが流れ込
み、豊かになってさらに貨幣価値を上げる。

言ってみれば、為替によるマッチポンプです。

やっと、日本でも賃金が0.5%だか1%だか上がっても・・・・・・

貧しくなっていくだけの話です。


 「 今日から10%値上がりデス! 」( 笑 )

 「 ・・・・・・ 」( 汗 )

 「 昔、ニッポン人、金持ちの人、今ビンボの人、カワイソね~! 」

笑ってられるの今のうち・・・・・・



          「 漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その15 」 へつづく・・・・

           ( 月一連載を目指していますが、無理だと思います )




   


【 各章案内 】  「第1章 その1」  「第2章 その1」  「第3章 その1」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」   「古い話で章 その1」
          
「もう終わりで章 その1」
          ( 但し、第1~3章は『縮小版』になります )



コメント (21)
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