漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。
（ この写真は、今度、私が引っ越すことになる白いマンションを通り側から撮影したものです。 中央の大きな
木の裏側の１階が私の部屋になります・・・・・・・《 2012年11月、撮影 》 ）
【 はじめての方は、どうぞ 「第１章 改訂版」 よりご覧ください。 】
引越し休暇
11月24日（土）に埼京線の武蔵浦和駅近くのマンションに引っ越します。
そのため、勝手ながら・・・・今回のブログをお休みさせていただきたいのであります・・・・・。
上記の写真のマンションですが、武蔵野線や、17号線（中山道）に隣接しているのですが、幸い建
物の構造上、騒音に悩まされる事もなさそうなので、ここへ引っ越すことにしました。
広さは54㎡の3LDK（ 家賃7万円 ）ですので、今住んでいる軽量鉄骨（ アパートみたいなもの ）の
マンションよりも少し広い（ 家賃も5千円安い！ ）のでありがたいと思っております。
武蔵浦和駅から歩いて7～8分の3LDKが共益費込で7万円と格安（ 相場より2～3万円安い！ ）なの
には訳があって・・・・・・・・・3年契約なので更新が出来ないという条件があるからです。
建物は70年代に造られた古いマンションですが、室内、水回りはリフォームされていて（ 食洗機や
新しいガス台付き ）、わりと綺麗なのですが・・・・・・3年後には、また引っ越さなくてはなり
ません。
さて、次回のブログは、漫画家アシスタントAさんが、某漫画家先生の「 愛スタント 」へお手当を
届けるところからスタートします・・・・・・・・・
ただ・・・・・・
電話回線（PC）の引越し作業に手間取り、次回公開日時が遅くなりそうです・・・・・・・・・
12月の中旬になるかもしれません・・・・・・・・・
そのため、コメントへの返信もしばらく出来なくなると思います・・・・・・・・・
申し訳ありませんが・・・・・・・・・よろしくお願いいたします。
「 漫画家アシスタント 諦めま章 その1６」（ 12月10日頃公開 ） へつづく・・・・
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「諦めま章 その１」 「古い話で章 その１」
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」
（ この写真は、仕事場の押入れに詰め込まれたJ先生の古い原稿が入ったダンボールです。 一つのダンボー
ルに40本ほどの作品が入りますので、およそ一箱で4ヶ月分の原稿になります。写真の箱は、ほんの一部に
過ぎません。実際の量は、ダンボール箱で46年分138箱になる計算です！ 私は、たった1本の作品を描くの
に4ヶ月もかけていましたから・・・・・まったく比較にもなりませんし、恐ろしい限りの才能です・・・
・・これは、並の人間に出来る事では決してありません・・・・・・・《 2012年10月、撮影 》 ）
【 はじめての方は、どうぞ 「第１章 改訂版」 よりご覧ください。 】
その１５
《 漫画家アシスタントが・・・現金を運ぶ・・・！？ 》
実在の漫画家や漫画家アシスタントの下半身の問題を書くのは、とても楽しい事だし、また気持
ちが良いものなのですが・・・・・・
書かれた方にすれば、たまったものではないでしょう・・・・・・・・当事者がこのブログを読
んだら食事が不味くなったり、喉に詰まってしまったりするかも知れません・・・・・・・・
・・・・・・と、そんな懸念を抱きつつも・・・・・・・・・
『 ま・・・・・・人生一回きりだし・・・・・・・細かい事は気にしない！ 』
・・・・・・・・・などと、イイ加減に開き直りながら・・・・・・・・・
これは、また・・・・・・かなり古い話になるのでございますが・・・・・・・・・
「 また・・・逢うゥ～日までェ～・・・・♪ 」
なんて曲が流行っている一方で大久保某の連続強姦殺人事件なんて物騒な事件があったりした当
時（ 1970年代 ）の事・・・・・・。
その有名漫画家は、全ての連載を打ち切って・・・・・若い女性を伴って某温泉へ・・・・・！
（ この出来事は、当時の一部メディアで報道されたのですが・・・・・その真実は、報道されて
いる内容とはまったく違うのです ）
これから書くお話は・・・・・・
この時に、温泉で有名な〇海へ随伴したアシスタントのAさんという人から聞いた話なのです・・
・・・・
事が事だけに・・・・・・実名はもちろん、関連した事柄も伏せなくてはならないので、読者の
皆様には歯がゆい思いをさせてしまうかも知れませんが・・・・・・・・どうか、お許し下さい。
Aさんは、エルビス・ブレスリーのファン。日本の歌手だと・・・・・・あの「 ブルーライトヨ
コハマ 」のいしだあゆみなどが大好きな若者でした・・・・・・
この有名漫画家先生に師事する前は〇森プロで仕事をしていたのですが、そこの先輩アシスタン
トと喧嘩をしてしまい夜逃げ同然に飛び出してしまった経験を持っています。
Aさんの隣には、後に「 ○レンチ学園 」で一世を風靡した○井豪先生なども居たそうです・・・・
「 ○井ちゃんはいい人だったよ・・・・・真面目で、すっごく優しい人でさ・・・・・・
やっぱり出世する様な人は違うよなァ・・・・・・ 」
・・・・・・と、最近、私に話してくれましたが・・・・・・それにしても、〇森プロでの（ 徹
夜？ ）仕事は大変だったみたいです・・・・・・。
さて、19歳の時にAさんは、この有名漫画家のアシスタントになるわけですが・・・・・・・・
この先生・・・・・よくよく女が好きな人で、いつも女のケツを追い駆けている感じだった様で
す・・・・・
こうした肉食系の野獣的感性がそのまま漫画になって現れているのか・・・・・・迫力、情念、
エロス・・・・・・つねに「 問題性 」をはらんだ作品が目立ちます。
ちなみに、女からモテるタイプなのかと言うと・・・・・・そうとは思われず・・・・・・ただ、
本人が必死にモテようと常識を超えた様な努力を重ねている・・・・・といった感じでした。
これは、最近（2011年頃）、私が聞いたのですが・・・・・・雨の日には傘を二本持って歩くの
だそうです。
何故、二本の傘を持って出て行くのか・・・・・・・・・
一本は自分が使い、もう一本は、傘を持っていない（ 若い ）女性が歩いている時に譲るためな
のです。（ 男は無視 ）
「 一人や二人はいるもんだよ、傘持ってないの 」
傘のない女性を見つけると・・・・・・
「 この傘を使いなさい 」
などと言って・・・・・・・・女性に傘を差し出すわけです。
本人は、この事を・・・・・・
「 愛だよ！ 」
などと言っていますが・・・・・・どうなんでしょうか・・・・・・・・仕事場には10本ほどの
100円傘がストックされているそうです・・・・・・・・・「 愛×10 」で「 愛情10本！ 」という
事なのでしょうか。
この有名漫画家氏が連載漫画を持ったのが22歳、その後は売れっ子漫画家として少年漫画雑誌各
誌で活躍・・・・・・・・
そして、夜の新宿や銀座でも活躍する様になり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Aさんがアシスタントを務めてからしばらくすると、この有名漫画家先生の奥さんにも可愛い男の
子が誕生し、はた目にも羨ましいニューファミリーの輝きが・・・・・・・・・
さて・・・・・・
この漫画家先生には3～4人のアシスタント（ 若い男性 ）がいたのですが・・・・・・これ以外に
女性の・・・・・・・アシスタント・・・・・というか何というか・・・・・・・・・・・・・・
つまり・・・・・・・・・その・・・・・・・・・アシスタントならぬ「 愛スタント 」がいたわ
けですのです・・・・・・・・（汗）
Aさんより年下の19歳・・・・・・ちょっと悪っぽい感じの女性だったそうですが・・・・・・・
服装は派手でエロい感じの可愛い女の子で・・・・・・・・・
ある日、Aさんは、漫画家先生からお金が入った封筒を預かります・・・・・・・・・
このお金は・・・・・・つまり・・・・・・彼女への月々の「 お手当 」・・・・・・・・その封
筒を、彼女のマンションへ届ける仕事を仰せつかったわけです・・・・・・・・・
Aさんが当時を語ります・・・・・・
預かった封筒を手にした時・・・・・・それを思い出すように右手を出して・・・・・・・・・
「 俺たちがもらう給料よりも重かったよ・・・・・！ 」
「 漫画家アシスタント 諦めま章 引っ越し休暇」（ 11月20日頃公開 ） へつづく・・・・
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（ この写真は、アシスタントの仕事場にあるテレビです。下になっているテレビは40年以上前のテレビで完全に映り
ません。上のテレビは30年ほど前のものですが、これも完全に映りません。ここ20年以上、誰一人としてこのテレ
ビに触れる人もないのです。当然、わがJプロに映像機器はこれ以外に存在せず、また、その事を誰も不思議にも思
っておらず・・・・・・・《 2012年10月、撮影 》 ）
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その１４
《 漫画家アシスタントが・・・学校で失笑される・・・！？ 》
今回も前回につづいて学校( ※参照 )の話を書きたいと思います・・・・・
学生に授業へ注目してもらう（ 集中してもらう ）事をを求めるにはどうすれば良いのか・・・
教師にとっては、結構難しい問題だと思います。 特に、授業の最初・・・・・・その始まり
でしっかり彼等の注目を集めておかないと、その後の授業効果にマイナスの影響を与えてしま
います。
恐ろしいのは、学生たちの私語や無関心など・・・・バラバラな状態のまま、講義が始まって
しまう瞬間です・・・・・・・。
私は、10年ほど前に聞いた事があるのですが・・・・・最初に「 笑い 」を取る事が出来れば、
その後の授業への集中がスムーズになる・・・・・・・と・・・・・・・・・
はじめて大学の教壇に立った頃・・・・・・
この事を随分と意識して落語のマクラ（ 小話 ）などを参考にしようと、テレビの落語番組など
からマクラのネタをノートに書き取ったりしていました。
・・・・・・まさかテレビ放送された落語のマクラを授業で使っても著作権侵害で訴えられた
りはしないと思いますので・・・・・・・・（ 最近は、ちょっとした真似やパロディーでもす
ぐに『 金よこせ 』ですから怖い世の中です ）
授業の最初か、ちょっとした「 つなぎ 」に軽いジョークをはさんだりする事でリラックスした
り集中したりする事を促す・・・・・・それが私の目論見だったわけです・・・・・・・・
・・・・・・ただ・・・・・・・・・
元々、私は人付き合いが下手ですし、会話が苦手な質ですので・・・・・・・・ちょっと考えれ
ば、巧くいくわけないのはすぐ分かるがずだったのですが・・・・・・・・
ついついテレビで笑いを取る落語家を見ていると、自分も真似したくなるわけです・・・・・・
・・・・もちろん、落語家がその奥深い芸の領域に到達するためには、長い修練がある・・・・
・・・・その事を脇に置いたまま・・・・・・・・
皆さんもご存知の事とは思いますが、よくあるネタで・・・・・・
「 隣に壁ができたね・・・ 」
「 へ～～ 」
などというやつです。
これなどは、最初の授業に使ったのですが・・・・・・当然のごとく・・・・・・笑いは取れず
・・・・・・教室中が冷凍庫の様な冷え切った状態になったものです。
そこで、もう少し気の利いたものをと・・・・・・
「 新年、明けましておめでとうございます！ さっそく、おめでたい小話を・・・ 」
と、林家三平風に前置きして・・・・・・
「 おい、見ろよ・・・・あっちから坊さんが二人来るぜ・・・ 」
「 これがホントの和尚がツー！ 」
・・・みたいなものに挑戦しても、まったく受けません・・・・・・・・。（当然か）
ひどい時には、この前置きを間違えて・・・・・・
「 新年、明けましておめでとうございます！ さっそく、お正月（！）の小話を・・
・・・・あれ？ 」
ここで、絶句・・・・・・・・
「 オチを先に喋ってしまいました・・・・・・どうもスイマセン！ 」
私の間抜けぶりに学生たちが失笑する・・・・・・・・
こんな調子ですので、まったくいけません・・・・・・
これで諦めれば良いのですが・・・・・・・・すっかり頭に来て（ 何を怒っているのか分から
ないが ）、意地になってネタを覚えて・・・・・・・・・
今では、小話を7～8個は使いこなせる様になっています。
ただ、笑いを取るのは・・・・ホントに難しく・・・・・まだまだ10年位時間がかかりそうで
す。（ それまでには引退か ）
ちなみに、学生用のアンケートで「 印象に残っていることは？ 」という質問の回答欄に・・・
・・・・・
「 何だかよく分からない先生の落語・・・・ 」
というのがあったりして・・・・・さすがにしばらく考え込んでしまいました・・・・・・
・・・・・・さて・・・・・・
次回は、私の漫画家アシスタント人生38年（ 19歳の時に始めてアシスタントになる ）で、も
っともスキャンダルなお話を書きたいと思います・・・・・・・・
有名な漫画家先生の下半身のお話ですので・・・・・・
ヤバイ・・・・・・絶対にヤバイ話なので・・・・・・・・・
どう書いたものかと・・・・・現在、思案しておりますのです・・・・・・・・・
「 漫画家アシスタント 諦めま章 その1５」（ 11月10日頃公開 ） へつづく・・・・
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【 ※参照 】
・学校・・・・・・・・・東京某所、繁華街にある美術系の大学。2009年から私が3年
生に非常勤講師として漫画背景を教えています。2011年からは、1年生にも「漫画背
景美術基礎」を教える様になったりました。
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