漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その26

2024年03月25日 21時47分21秒 | 小説
               

       ( ↑写真、これは、私の個室です。デスクの上にはノートパソコンとテレビ、プリンターや雑貨品が
        乱雑に置かれています。外は裏庭に面していますが、普段はカーテンを降ろしているので薄暗い部
        屋の中でゲームをしたり小説を書いたりしています。・・・・・《 2024年、3月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、小説をタイピングしたノートパソコ「DELL Inspiron 16-5620」と、モニター用の大型
        テレビです。私はDELLのノート型を使い始めて8年目、これで2台目になります・・・・・《 2024年、
        3月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、小説が完成し、日本へ発送しようとした時に、カミさんが犬に噛まれて負傷。ザックリと
        深く牙が刺さってしまいました。かなり痛々しい姿で通院中です・・・・・《 2024年、3月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、私の暮らすホイプー村から、車で40分ほどの所にあるファーンの町。そこで、わりと美味
        しいラーメンを食べさせてくれる日本料理店「 スルメ 」。左側がお店の入り口、正面にあるのは廃
        材を利用した屋台モドキ、飾りですね。・・・・・《 2023年、6月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、店内には特徴的な桜の木の模造品。この手の店舗には珍しく冷房が効いています。値段
        はラーメンが280円ほどで安いです。チェンマイ市内の日本ラーメン専門店なら600円以上は軽く
        します。ちなみに、タイの麺類なら、平均で160円ほどの安さ、おまけにサッパリ味で、かなり
        美味しいです。ただし、日本にあるタイレストランでは、この微妙な味が作れないので、残念な
        がら食べる事ができません・・・・《 2023年、6月、撮影 》 )

 
 
         【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】

 
                  その26


今年で69歳になる私が、生まれて初めて小説を書き、それを「 すばる小説新人賞 」に応募する‥‥

まったく無謀な話です・・・・・・・・

タイの温暖な気候と引きこもりで頭が可笑しくなっているのかも知れません。

最初の50ページほどの原稿を、試しに文筆業の方などに読んでもらったら‥‥

 「こりゃ、是非、発表するべきですよ!」

とか‥‥

 「面白いですね!」

‥‥などと、褒めて下さったのですが‥‥‥‥それは、あくまでお世辞や激励だったのでは‥‥‥
と、思いますが‥‥‥‥

完全に馬鹿を調子ずかせたも同然で‥‥‥‥私が本気になって書き始めた去年の後半は、怖くなら
れていたかも知れません。( 笑 )

さて‥‥‥

1ヵ月ほど前には全ページ、400字詰め原稿で約700枚、これは新人賞応募規定の2倍になるので、
半分の量に整理( 涙 )し続け‥‥‥‥

2024年3月20日に完成した原稿は、400字詰め原稿で334枚。( 実際には、応募規定の40文字
×30行の原稿に整理しました )

この「 小説すばる新人賞 」って1000人位の応募者があるみたいで、毎年一人か二人が入賞する
んですね。その最終候補が3人か4人残るんですが、せめてその中には入っていたいなぁ‥‥‥と、
思っています。


さて、さて‥‥‥

原稿は、メールで送るのではなく、プリントアウトした原稿を郵送しなくてはなりませんでした。

ここチェンマイの田舎から、EMS( 国際郵便 )で神保町の集英社へ送るのに5000円かかってし
まったのが痛かったです。なんで、こんなに高いのか‥‥理由がさっぱりわからない。

実は、この小説が完成し、それを発送する日に事故がありました。

それは、上記の写真にもありますように‥‥ カミさんが向かいの家の飼い犬に噛まれたのです。
右手の甲をザックリと深く噛まれ、13針も縫うケガをしました。( 日本の様に事件になったり、
保証騒ぎになったりする事もありません )

タイでは、犬は放し飼いが普通で、こうした事故は日常茶飯事なのですが‥‥ これほど大きなケ
ガを負う事故は珍しいです。

それ以来、毎日、カミさんは病院へ通っています。 服の着脱、料理や掃除など、日常の暮らしに
も不自由しています。


話は小説の話へ戻ります‥‥

去年の5月から10ヵ月間、一切ゲームもやらず( それでも大好きなyoutube鑑賞は続けた )に毎
日、小説を書き続けたわけです。

それでも、書きたい事、書かねばならない事を全部書いたので、十分気分は爽快ですが、書いた量
が多いので、まとめるのに苦労しました。

数人の読者( 感想をいただきました )に幾つも指摘をいただいて、修正を重ね、特に好きな「 章 」
と面白くない「 章 」を選んでもらい、その意見も参考にしたのですが‥‥‥

切り落とさねばならい「 章 」( スタッフたちの逸話 )があったのは残念でした。

それにしても、漫画の「 新人賞 」だったら審査は2ヵ月ほどで済むのですが、小説は読むのが大変
なのか‥‥ やたらと時間がかかりますね‥‥‥‥

この新人賞は、3月が締め切りで、8月に第一次選考、9月に第二次選考、10月に最終選考という段
取りで発表があります‥‥‥‥ かなり遅いですが、このペースが一般的だし、私の予想ではアル
バイト( ? )が一次選考を担当するんだろうなぁ‥‥‥と。

ですから、拙ブログで選考結果の報告ができるのは、( ブログ )3回分も先の9月と、最終結果の
11月という事になります。

‥‥ってなわけで、今日からは気楽なゲーム生活を数日送り、その後は、小説の続編や他の短編を書
いたりして過ごそうかと思っています。

久しぶりのゲーム( 「 DAYS GONE 」ってゾンビのゲーム )でガタガタ震えながら殺されまくって
ます。

ここ数日は、去年からの1年分を楽しむつもりです!

 
 
               「 漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その27 」 へつづく・・・・
 
              ( 月一連載を目指していますが、無理だと思います )
 

               ★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その25」へ戻る 】

 
 

 
   


【 各章案内 】   「第1章 改訂版」  「第2章 改訂版」  「第3章 改訂版」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」   「古い話で章 その1」
          
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」




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漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その25

2024年01月27日 02時57分42秒 | 小説
               

       ( ↑写真、タイ東北部、チェンライのアカパミオというカフェです。最近人気が凄くて、Youtuve
        やブログなどで紹介される事が多いみたい。私が友人と行った時、動画やカメラ撮影をする人が
        何人もいました・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、カフェの内部です。美しい景色が素晴らしいです。内装や家具もタイ北部のカフェでは
        珍しく綺麗です。アベックが多いですが、なんだかスマホで写真を撮る事に忙しそうですね・・・・・
        《 2023年、7月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、チェンライの山の上にあるお寺のテーマパークです。最近のタイは、お寺の観光化が進
        んでいます。ここには、ガラス回廊があります。崖の上に作られていて、最初はちょっとだけスリ
        ルがあります・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、かなり高い崖の上です。あまり身を乗り出すのは危険です。清水の舞台から飛び降りる
        のと同じです・・・・・《 2023年、11月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、タイ北部ファンの街にあるショッピングモールです。一般的な純金のジュエリーを売買す
        るお店です。写真中央の二人の女店員の頭の辺り、一部、金の無い赤い壁になっています。そこに
        は、本来なら金のネックレスがびっしりと、展示されているはずなのですが‥‥。数時間前、強盗
        によって持ち去られています。画面右端に取材中のテレビカメラがあります。それにしても、営業
        してるってのが凄い・・・・《 2023年、12月、撮影 》 )



               

       ( ↑写真、私の自宅の裏庭です。バラの花が咲いています。ほとんどが、家人が剪定したパラの小枝
        を植えたものです。意外と早く、大きくなって花を咲かせました・・・・・《 2023年、12月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、チェンマイ市街へ向かう途中の山岳道です。交通事故で森の中へ滑落した大型トラック
        です。左の車両は関係車両、右は警察関係車両。このトラックの奥の方に事故を起こしたピック
        アップトラックがあります・・・・・《 2023年、12月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、中央のトラック後部と車体の左側は血だらけでした・・・・・《 2023年、12月、撮影 》 )




               

       ( ↑写真、私が暮らすタートンの町から、チェンライへ行く途中にあるフラワーパークです。こうし
        た花壇をテーマにしたテーマパークが、あちらこちらに建設されています。ただ、タイ人は飽きっ
        ぽいので、いつまでもつやら・・・・・《 2023年、12月、撮影 》 )




         【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】

 
                    その25


今現在の、小説の進行状況は‥‥‥‥

410枚( 20×30、単行本仕様 )まで書き上がっています。

予定では、もうそろそろ終わっているはずなのですが‥‥‥‥

後、50枚前後は書きたいと思っています。

私が応募したい小説新人賞の締め切りが3月末日ですので、まだ時間はあります‥‥‥‥

募集原稿の規定枚数は、200枚前後ですので、かなりオーバーしています。そのため、半分を切る
か、それとも二冊分( 二巻 )を意識したものにするか迷っています。

初めての小説だし、普通なら半分削るのが良いかも知れませんが、すでにここまで30枚以上をカッ
トしているし、全ての登場人物を失いたくない‥‥‥‥そんな気持ちで焦っています。


さて‥‥‥‥

新年早々、日本は地震災害に飛行機事故と、まったく悲運な出来事に見舞われ、言葉もありません。

政治状況は相変わらず混沌とし、先の見通しも立たない状況は問題ばかりが降りかかる‥‥‥‥日
本人がどんどん、バラバラになっていく様で辛いものがあります。

私のタイでの隠居暮らしは、取り立てて変化もなく穏やかなものです。今回、アップした写真も、
比較的平穏な日常風景の一コマです。( たまに事件や事故がありますが )

私は、普段、一人で自室のノートパソコンに向かっている事が多いのです。そのため、外出する事
があまりありません。

写真の様に、友人などから誘われて、月に一度か二度ほどドライブに便乗する程度です。

今月は、ベトナムへ遊びに行こうと誘われていたのですが‥‥‥‥今のところ、その動きはありま
せん。( 内心、ホッとしています )

ベトナムなら、交通費も安いし、宿泊費もしれていますが、それでも年金生活者には大きな出費で
す。

小説を書く様になってからは、まったくゲームが出来ないし、正直淋しいのですが‥‥‥‥

それでも、小説の世界にどっぷりと浸り、自分が描こうとイメージする世界とは違う‥‥‥‥想定外
のドラマが展開した時の爽快感は格別です。

書いている本人がビックリするほどですので、きっと、良い小説になっていると信じています‥‥
‥‥‥‥

いや、ホントに!


ありがたい事に、今書いている小説のために、何人もの協力者や支援してくれ人がいるので助かっ
ています。

一人ではなく、多くの人に支えられている事で、元気をもらっているんだと思います。

ところで、前回、「 ヤングマガジンのちば賞に二度応募 」( 1986年 )と書きましたが、実際は
「 コミックモーニング 」だった様です。

私が最初に投稿したのは、「 ヤングマガジン 」だったのですが、その後、「 コミックモーニング 」
に投稿が替わった事を忘れていたようです。

随分長い間、私は勘違いをしていて、誤記を重ねてしまいました。まったくお恥かしい限りです。

こんなところで、お詫びしても仕方がないのですが‥‥‥‥

本当に、申し訳ありませんでした。

ブログを書き始めて、もう20年になるのですが、今頃になって気が付いた次第です。( 小説を書く
っていう事で、少し、慎重になっているのかも知れません )


それにしても、ブログに書くことがないなぁ‥‥‥‥

今の生活は、一人で「 YouTube 」なんか見て、リラクゼーション音楽を聞きながら小説を書いて
いるだけ。ホントに毎日、個室にこもって一人でいます。

こもっているだけじゃ、何事もないので、書くネタもないわけですが‥‥‥‥

でもね‥‥‥‥

老人の孤独って、意外と‥‥ありがたいのです‥‥‥‥

その一人の時間が、しみじみと‥‥楽しいのです。

そんな、引きこもり状態の私を家人や、その友人が外出するように誘いに来ますが‥‥‥‥それが、
怖く感じるほどです。

今、深夜の12時になろうとしています。

気味の悪いほどに静かな夜です‥‥‥‥

でも、この時間が大好き。

暗闇の中、月明かりに浮かぶ庭。

静かに‥‥ゆっくりと流れるピアノの音。

一人のこの時間こそ天国。

孤老‥‥万歳。
 
 
 
               「 漫画家アシスタント移住物語 こりゃタイ編 その26 」 へつづく・・・・
 
              ( 月一連載を目指していますが、無理だと思います )
 

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