ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

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地獄八景:浮世百景 ―涙なくしては語れないけど笑ってしまうお話―

2007-02-27 00:51:55 | その他の演劇
 by ひーこっち

ひーこっちさんより大阪千秋楽帰路よりライブ報告

とりあえず舞台の報告から。
大阪ノリが良かったが、舞台自体は細かく変わってるけど大きくは変化なし。
笑也さんに関しては、カーテンコールで感動のヒトコマが…。
一人ひとり挨拶しようとしている時に通路に人が。
山内さん「お一人様お帰りでーす。…えー今来たのー!」
松尾さん「貴方の為に最初からやりますか?」
あと「それでも全額とるのか」とか
「んじゃかい摘まんで舞台の様子を…」とか
出演者にいじり倒されてる人をじっと見ている笑也さん。
そこはあきらかに笑也FC席。遅れて来たのは某笑也ファン。
笑也さんなりに彼女を助けようとしたのでしょう。

あ、駅ついたので、続く~

~京都で漬物買い終わりました。んで続き。

笑也さんなりに彼女を助けようとしたのでしょう。
「じゃこうしましょう。貴女の為にDVDを出しましょう…」
言い終えるやいなやあっくんが「うわっ! 笑也さんがしゃべった!」
山内さん「んな、クララが立ったみたいに言うなや」
笑也さんが自発的に喋ったことが、他の出演者に衝撃を与えたようで、
その某ファンに向かって山内さんは、
「笑也さんにここまで言ってもらったんだから、
貴女は一生笑也さんのファン決定!」
って、その前から彼女は一生笑也ファン決定ですがな…。

しかし、そんな「クララが立った」並に驚かれるほどの笑也さんの一言は、
ファンを守る為の一言だったと思うと、涙を禁じ得ません(>_<)

(・o・) (・o・) (・o・) (・o・) (・o・) ぼーーby yaya
凄い!!!ミラー・オヴ・ファン!!
最後の最後カテコだけでも観たる!!というその心意気。
(某所からの報告によると、仕事が終わらず遅れたそう…)
そして、大阪楽のこの日、役者さんにこんな美味しいネタを提供するとは~
(ネタちゃう!!)
ほとんど、舞台を観に来たというより、劇場に入場しただけや~ん!!
G2さん、DVDあげなはれ!!

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地獄八景・浮世八景 大阪公演感想

2007-02-25 09:03:31 | その他の演劇
 匿名希望さん(笑)より感想頂きました~!!

東京の倍くらい、笑い声が大きく聞こえました。
大阪はやっぱり笑いがすっきやなぁ、と。
二回目を観劇して思ったのは、最初に見たのが一番面白かったと言うこと。
当たり前だ~。
このお芝居は瞬発力勝負ってところでしょうか。
今日は最後の小糸の健気さに泣けて泣けて仕方がありませんでしたので、
幕開きの挨拶?での、このお芝居のテーマ
『悔やんでもくやみきれない』について考えてみました。

一箇所芝居を止めて割って入りたい場所があります。
笑也さん唯一の綺麗な女形姿なのに、
役の早変わりだからいつもより白粉の塗りが薄いとか、
もっと刺繍一杯入れた着物を着せてあげたかったとかではなく、
一声、笑也さんの女形の声が聞きたかった、
聞かせたかったとでもいいましょうか。
他に女優さんの出演もありましたし、
そういった面での演出だったかもしれませんが‥。
大阪公演での幕開き前アナウンスは松尾さんでした。
かなり気味の悪いものに仕上がっておりました。
北九州版はまた変わるようで楽しみです。

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地獄八景:浮世百景 大阪初日

2007-02-24 20:40:05 | その他の演劇
 by 也子さん

東京と違うところと言えば、場内アナウンスから違ってまして
大阪担当はキッチュさんでした。
鼻から息の抜けたような、あほっぽい(すんません)声での
アナウンスはそれだけで笑えるのに、場内での飲食・宴会は禁止、
だの、携帯電話・ポケットベル・チェーンソーなど音の出るものは
電源を落としてください、だのとしれっと言われて笑わない訳がなく。
とどめに、マナーモードも「ん~っ、ん~っ」(←マナーモードの音マネ)
と言う音がしますので電源落としてね、ときたもんだ。
この時点で笑う準備が出来てしまいました。

最初のネタふりは叶姉妹がプラスされてました。

この後もキッチュさんパワー全開で、そろばんで電車ごっこしながら
大阪のローカル線の駅名ずらずら並べたり、えんま様の涙で
流れそうになる二人を助けるときの呪文に「エンマ エマニエル モヤモヤ
ベンベン」とか言っちゃったり。
(↑これは東京の時から言っておられましたっけ?)
東京の時よりも生き生きとアドリブいれて楽しんでおられたような。

その次に勢いがあったのは山内さん。
河内屋の大旦那のキャラ、更に濃さを増してましたね。
好きやわぁ。
(笑也さん演じる幸助に、「羽二重の必要ない頭」攻撃を執拗に
仕掛ける様子に大笑いしてしまった。)

反対に関西弁非ネイティブな皆さんは大阪公演ということで
ちょっと緊張気味。
カテコでも仰ってましたが、主役の佐藤さんはかなり緊張しての
大阪初日だったそうです。

カテコは全部で3回。
3回目には皆さん一列に並んで、キッチュさんが一人ずつ
お名前を紹介されました。
その後、ほぼ皆さんからの大阪初日プチ感想と、お決まり(?)の
パンフ&DVD販促コーナー。
ミニトークショーみたいなカテコがあって、ちょっと得した気分。

大阪の会場は反響がいいのか、それとも客席のノリがいいのか、
ネタに対する笑いの反応が早くて大きい。
で、笑い声を聞いてるとどんどん笑いたくなってくるから、
役者さんがふる小ネタにもすごく敏感になっちゃって(笑)
東京で見たときより1.5倍くらい笑った気がする。(私がゲラなだけか?)
東京と同じもの見ても、なんか得した気分でした。

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地獄八景:浮世百景 5

2007-02-17 01:15:20 | その他の演劇
2007年2月16日(金)1階A列

MY千秋楽となった本日、5回目の観劇。
まずは、ポストトークから。

さすがに横一列は話が遠かったのか
今日は上下二列に別れ、セットの台に直接腰掛ける前列と
パイプ椅子の上に座る後列、という並び。
前列が下手より、
小松さん、升さん、由美子ちゃん、アツヒロくん、笑也さん、吉坊さん。
後列が下手より、吉弥さん、松永さん、松尾さん、出口さん、山内さん。
今までは、カテコの並び通りだったのですが、
本日はどういう作戦だったのでしょう。
出口さんを松尾&山内で挟んでいるのは、何気に納得。

水、木とポストトークやってみて、いい話はすべて出てしまったので
今日の回はネタがないかも・・・と思ったところ、
そうだ、前2回のいいとこ取りをすれば、ベストなトークが展開出来る!
今日のお客様は、一番良いトークが聴けます!!との東野さんの前口上で開始。
ハイ、リピーターには耳馴染みのお話でした。
(後日、時間のある時ゆっくりまとめます~)

ポストトークの三日間チケット投入したのは、
舞台の裏話をたっぷり聞きたかったから。
トークの出演者も確定してなかったけれど、
(全員というのは想定外だった。通常他の芝居等でアフタートークが付く時は、
出演者の中から、○○さんと○○さん、という形式が多いので。)
こういうトークは観客には(特にリピった舞台は)興味深いので
とても楽しみにしていたのだけれど、
正直、ちょっと楽屋落ちが多くてガックリ。
いや、それが悪いということではないけれど(嫌いじゃないし)
終演後の飲みが楽しい~とか飲みの現場がこうだった~とか言われてもねぇ…
今目の前で観た舞台のこと、共有したこの時間のことを聴きたいのだ。
それに、役者のキャラを見せる場でもないと思うので
(芝居の中で、それぞれの“キャラ立ち”は十分観たし)
舞台そのものから乖離した話題で引っ張られても・・・(-_-;)
(↑いや、ホントそういう話も決して嫌いではないのだけれど)

段取りの多い芝居だし、役替りもあるし、いろんな手順や、実際的な工夫や苦労を、
あるいは演じる楽しみを、それぞれの役者さんにきちんと話して欲しかった。
きちんと、というのは畏まって話す、ということではないよ。
なので、トーク初日から感心していたのは、
やっぱり客席の期待するものを(或いは実は東野さんも望んでいたもの?)
すっと察知出来るんだな~と思った落語家さん2名。
ポストトークらしい、「自分と芝居」な内容を、きっちりお話して下さいました。

道具の展開もローテクながら、とても素晴らしいし
そういったあたりも含め、舞台そのものの事を中心に語って欲しかったな。

芝居自体は、ちょっと中だるみ?
科白噛んだり、なにか間が悪かったりしても、
笑いでごまかすことの出来る内容でもあるので、それに甘えて
ゆるく、つか、ぬるくならないようにお願いします~。
脚本も演出も良い芝居なのだから、ポテンシャル落とさないで
頑張って下さいまし。


追記:プレビューの配役の方が良かったね~と、初日観た友人と盛り上がった。
吉弥さんが良くないというワケではないです。が、出口さんの駕籠かき、
小松さんの宿屋の主が出色(笑)だったので。特に拵え替えにも支障ないと
思うので、東京楽、出口さんの駕籠かき希望!!

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地獄八景:浮世百景 4

2007-02-16 00:41:31 | その他の演劇
2007年2月15日(木)1階B列

(注)ネタバレバレですよ~

今日割れなかったんです。床屋のハテナ(笑)の壷が!!
咄嗟に「ヒビが入った~」と周囲がアドリブで科白紡いでいったので
どう、展開していくかな~とウキウキしていたら、
いきなりアッくん(すでに、私の中でもアッくん・笑)
(結構、壷から離れていたのに)さ~っと割りに飛んできた。
う~ん、これはね、割らずにいて欲しかったの、この際。
割れなかった現状を受容しつつ対応する芝居が観たかった~。
リピ客のわがまま!?

小糸がこと切れる処や、仏前の場面。
地獄での二人の対面、泣ける芝居になってきた。
観客も息詰めて観てるしね~。

トータルとして芝居は、観客を笑わせる以上に、
出演者同士のお互いを笑かしたろ~~!!との意気込みが
強く伝わってくる仕上がりとなってます。
つか、日々その意気込みエスカレートしてる!?

なんとかして出ずっぱりのアッくんを笑わせたる~!
という行動目標を松尾さんだか升さんも吐露していたし。

あと、今日目に付いたのは吊られている山内さんがくるくる回ってしまったこと。
(凄い勢いで黒衣が修正に取りかかっていた。
てか、何か話しかけてなかった?死体に・笑)
アッくんがアドリブで「地廻り」←○暴用語だし(笑)、とか言ったら可笑しくて
(でも死体だからリアクション出来ないし)辛かった模様。

※由美子ちゃんのフライングや山内さんの吊り(笑)
プレビュー初日、数名の澤瀉ファンと遭遇でしたが、
あれ、どこがやっているんだろうね~と思わずプログラムで確認。
案の定(?)カオスでした(笑)←澤瀉ファン限定ネタ。

ポストトークは昨夜と同じ態勢(並びはカテコの時の並びと一緒ですね)
昨夜と被る内容もあり、違う話もありましたが、
イチバン、共感したのが、吉弥さんが、自分のでも他人のでもこのお芝居の中の
好きな科白は?と聞かれて、松永(女将)さんの
「色街から固い家に手紙なんて出されへんで」←多少語尾違うかも・・・
と回答されたこと。
私も、初見でなんて粋で格好良い科白なんだろう~!と心に響いたのでした。
道理を弁え、娘への戒めと愛情が拮抗する刹那。
しかし、あまりの小糸の萎れた様を見て翻意するのですがね。

眠…こんな毎日なのでバッテリー切れてきた>自分

追伸:関西から遠征の友人によると、やっぱり非ネイティブスピーカーな
役者さんの関西弁はまだまだらしい。頑張り~~!!
追伸2:そういえば、昨日のトークで解明?されたのですが、
開演前アナウンスは、ばりばりネイティブスピーカーの松永さん担当だが
アンケートに、あの関西弁はおかしいとか、京都弁ですか?とか
疑問の声が上がっているそう。(ハイ、私もそう思った一人です。
アンケート用紙には書いてないけど♪)

しかし、飛び道具っぷりが素敵すぎる出口さんと
反則というより、いろいろな意味で卑怯な存在と化しつつある小松さん、
期待通り今日も力一杯ヘン(←褒めワード)でした。

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地獄八景:浮世百景 3

2007-02-15 00:44:03 | その他の演劇
2007年2月14日(火)1階A列

あ~そろそろネタバレしないように書くのキツ~っ。
っていうか感想書けないし。後からじゃ忘れるし。
今日のポストトークの様子をアップするにも、
舞台について触れないワケには行かないし。
ってことで、喜劇やオチのある芝居はさすがにネタバレ禁止でしょ~
との自主規制もあるのだけれど、微妙に抵触するかも。
自分観劇まで白紙状態でいたい方は、以下、ロム自粛して下さい(笑)

吉弥さんが入った本公演バージョン初見。
吉坊さんが演っていた役に入るのかと思っていたけれど
それだけではなく、他の複数の役者さんが、吉弥さんの穴埋めしていたのですね~。
そして、吉弥さんの代理をしている間入れなかった役に更に代わったりと
吉弥さん登板によって、他の役者さんもプレビューとは異なる役を
演じていらしたので、3回目とはいえ、かなり新鮮でした。
吉弥さん、はっきりしたお顔だちで、フツーに商業演劇の役者さんのようです。

ポストトークは、出演者全員。ゲストは東野ひろあきさん。
(ゲストつか、めちゃめちゃ身内やん!)ゲスト自ら司会(笑)
カテコのあと10分間休憩、その後30分のトークとたっぷり。
上手より、出口さん、吉坊さん、山内さん、升さん、松尾さん、アツヒロ君
由美子ちゃん、笑也さん、吉弥さん、松永さん、小松さん、最下手に東野さん。
トークの並びとしては、この横一列はあまりよろしくない形態のようですが
致し方ないですね~。ま、明日は火鉢でも囲んでみて下さい(笑)

関西弁に苦労した件で、アツヒロ君が、
「せっかくひとつの言葉のイントネーションを覚えても、
前後に来る言葉で変わってしまう・・・」と言った後、
松尾さんが、「かんにん」と「かんにんしてくれ」では
同じ“かんにん”でも違う、と実例を示してくれて分かりやすかった。
小松さんは、やはりホントに出演者に対しても反則(笑)であることも判明。
前回私がマジ吹き?と思ったところは、実際引っかかっていたそう。
なるべく、小松さんの顔見ないようにしてるそうです、皆さん。
小松さん自身も不服そうに(?)最近誰も目を合わせてくれない~と言ってマシタ。

そして、存在が飛び道具の出口さん!!
庄屋誘惑(悩殺?)ポーズのあまりの凄まじさに
稽古中、出演者どん引きしたとか(爆)
早替りでは、衣装さんに任せれば良いところを自分で帯廻したり何かしようとして、
(衣装さんの邪魔になり)余計遅くなってしまったとか、
彼女自身はあまり喋らない(喋れない?)のだけど
周囲のチクリがメチャクチャ面白かった!!一見クールな美女なのに、
間違って(大西)ジミーちゃんの脳ミソが入ってしまった(松尾談)らしい。

松永さんは、薬問屋の時の松尾さんの薬名点呼がツボのよう。
(私も!今日は、バイアグラなかった。)

吉弥さんの話で興味深かったのが、落語も「型」の芸の部分があり、
『たち切れ線香』をやるとしたら、師匠に習ったとおりの型で語る以外
考えられないので、アツヒロくん演じるところの若旦那のアクションを目撃し
ああ、こういう演じ方もあるのか~と新鮮だったと。

まだまだ、いろいろなお話が出ていたのですが、
日付変更線も越えた今、眠いっzzz
明日もあるし(明日も行くんかいっ!)(ハイ明後日も♪)オヤスミなさい。

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HAMLET(ハムレット) 栗田芳宏演出

2007-02-14 00:59:52 | その他の演劇

【スタッフ】
作/シェイクスピア
翻訳/松岡和子 上演台本/笹部博司 作詞/岡本おさみ
演出/栗田芳宏 音楽/宮川彬良 振付/舘形比呂一
美術/朝倉摂 照明/沢田祐二 

【キャスト】
ハムレット/安寿ミラ
ポローニアス・墓堀り/斎藤晴彦
クローディアス/沢木順
オフィーリア/堀内敬子
ホレイショー/石山毅
レアティーズ・ギルデンスターン/谷田歩
ローゼンクランツ/柄谷吾史
ガートルード/舘形比呂一

2007年2月13日(月)サンシャイン劇場 2階A席

眺める舞台面は、なにか、砂漠で見る夢、蜃気楼のような感じもした。
芝居の舞台は、当然、欧州なのですけどね。
中近東の砂漠ではなく、シルクロード方面。
翻訳の松岡さんも、正面に設置されたテントを
『モンゴルのゲルのような…』との印象を受けたようなので、
アジアンなティストが流れていたのだと思う。

(舞台床に敷かれていた)絨毯というのも、砂漠の民の代表的な手工芸品だし
旅一座のナリも、ジプシーに通じるような・・・
(ジプシーというと中近東方面のイメージだけど)
一時流行った「無国籍料理」の様相?
作者はイギリス、舞台は北欧、演出(視覚)はアジア・中近東。
ふっと「楼蘭」って単語(地名)が頭に浮かんだ。
東洋と西洋の交差。ロマンチシズムを掻き立てる名前。

栗田さんっぽい!と思ったのが、舞台正面際、中央に取り付けられていたライト。
二幕で、独白・悔恨するクローディアスの顔を照らす手法が歌舞伎の面灯り的で、
フツーに上からのスポットも当たっていたのだけど
より、この面灯り(!)の方が効いていた。
SEの入れ方もセンス良くて、栗田さんの音の使い方は好きだな~。
最後、観客の拍手がフライング気味で、余韻が味わえず残念。
(♪ちり~ん、ちり~んのとこね。)
いっそ、お能の観劇のように拍手禁止にしてくれればいいのに!
(カテコで解禁)

宮川さんの生演奏を聴けたのは大収穫!!
ご本人が演奏されること知らなかったので、本日の「サプライズ」でした♪
りゅーとぴあ能楽堂シリーズで初対面(?)の宮川さんの舞台音楽でしたが、
その手で叩く鍵盤からも粒だった音が立ち上って来て、
一音一音しっかり届き、耳が喜ぶ弾き手でした~!!

宮川さんの楽曲を歌として、そして科白として、しっかり聴かせていたのが
オフェーリアの堀内敬子さん。狂乱の場では泣かされました(/_;)
あまり、観劇中、登場人物に感情移入することはなかったのだけれど
彼女には、持っていかれました。。。
逆に、幕開けの石山さんの歌は、残念ながら私には響いて来なかった。
歌い方がリアル過ぎて。あまり、物語の導入という雰囲気が感じられず。

実際の性別を超えたキャスティングのことを指しているの?>「クロスジェンダー」
この妙を狙っているらしいけれど、
ハムレットが安寿ミラさんであることの必然が私にはよく分からなかった。
あと、ガートルードの舘形比呂一さん。
申し訳けないけれど、ぱっと見た瞬間、ショーパブのお姐さんのような
突拍子もない化粧と出で立ちにビックリ。道化の役というワケでもないのに・・・。
影絵のダンス?も理解不能に陥りました。
2階席からも、鼻の下の髭の後もアリアリ分かったし、
「女形」なのだとしたら、もっと綺麗に作って欲しいです。
ごつごつとした骨格が隠されることも無く、視覚的に非常に厳しかったです。

りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズのバンクォー、オセローで
眼を惹いた谷田歩さん。立派な体躯と口跡の良さで、存在感ありまくり。
これだけの人数で芝居する時には、そのポジションを逸脱しないように
存在する事と、役代わりが結構難しいかも・・・。

「ハムレット」という戯曲があるのは知っていたけれど、
(受験勉強の効用?よくあるでしょう?作者と作品を選べ、みたいな。)
りゅーとぴあシリーズ観るまでシェークスピアをまったく読んでいなかった私。
それでも、知らない人でも知っている?
「尼寺へ行け」と「To be, or not to be, that is the question.」の科白。
初めてライブで「尼寺へ行け」を聞けて、おっコレコレ!!とホクホクしてしまいしたが
(ホクホクする場面じゃないけど^_^;)
「To be, or not to be, that is the question.」←こっちは聞き逃した?
松岡さんはどう、翻訳されていたのかしら?

ラストの、登場人物たちが埋葬された様態で眠る姿が
一睡の夢~束の間の劇という意匠を無言で伝える。
地上を(あるいは宇宙を)流れる悠久の時間からすれば、
この生きている時間も刹那であることを知らしめているようで印象に残った。
栗田さん、限られた空間から、イメージを想起させるのが上手いなぁ~。
(と、これは後からシミジミ思う感想)
『朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり』の文言も浮かんできたり
『諸行無常』を感じたり、ひとり脳内箴言集(笑)な観劇でした。

あ、あと、凄く現実的?なことで言えば、「楽屋」が何気に二重構造
(劇中劇という意味でも、実際の拵替えの場であることでも)
になっているのもツボでした。←実はこれも歌舞伎っぽくない?
目前で衣装替え、黒衣さんにカオ直してもらったりとか
アイビキ差し入れてもらって寛いだり、水飲んだりとか(笑)と同じ状況。
(ん~でも、ミラさんが髪直したり、堀内さんが水飲んだりしてるのは
折込済みかな。)

芝居日記・ハムレット
笹部博司のシアターカフェ

シラノも栗田&宮川コンビなのね~楽しみじゃ。
チラシ貰ってきたので、下記、シラノの情報

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地獄八景:浮世百景 2

2007-02-11 00:54:40 | その他の演劇
2月10日(土)プレビュー公演1階A列

プレビュー2日目。
自分がすでに見慣れたのか、
実際テンポ上がっていたのかイマイチ不明だけど、
冒頭の閻魔の件、もたれ感が改善されたような気がする。
血の池地獄?に、亡者たちが落とされてウダウダやっているあたり。
まったりすぎで、一部科白が聞き取れなかった松尾閻魔も
昨日よりクリア。役が多いので声色変えているうちに
閻魔、あの科白廻しで落ち着いちゃったのかな。
松尾さん、どの役も本役っぽいのに(自在です!)
何故かプログラムのクレジットは「閻魔」(笑)

そして、存在自体が反則になりつつある小松さん。
芝居のテンポ上がっても彼にひっかかって(他の出演者が)
立ち直る時間要なのでプラマイゼロっぽい(笑)
でも、疑い深い私は、これ、マジ吹きしてるフリ(演技)?
とか、ついつい詮索。
子供みたいな顔して!って子供じゃなかったの~?な
桂吉坊さんとか、スキンヘッドな二枚目山内さんとか
ルックスのインパクトが各方向に渡ってパンチ効いてます♪
女優さんも堅固な布陣。
G2さん、この持駒で、かなり勝ったも同然じゃない?

笑也さんは、積極的に笑い取りに行かないように要注意ね(笑)
個々に設定した役柄の個性が面白ければそれで十二分なのです~。

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地獄八景:浮世百景 1

2007-02-10 01:45:43 | その他の演劇
【監修】桂米朝
【脚本】東野ひろあき
【演出】G2
【出演】佐藤アツヒロ/高橋由美子/山内圭哉/松永玲子/小松利昌/
    出口結美子/桂吉坊/市川笑也/桂吉弥(12日~)/升毅/松尾貴史

【東京公演】
2007.2/9(金)~18(日) 世田谷パブリックシアター
・全席指定S席6,300円/A席4,800円、プレビュー公演(9・10日)4,500円
・ジーツープロデュース TEL.03-5738-0637
 世田谷パブリックシアター TEL.03-5432-1526

【大阪公演】
2007.2/23(金)~25(日) シアターBRAVA!
・全席指定S席7,000円、学生3,500円(要学生証) 
・ジーツープロデュース TEL.03-5738-0637
 シアターBRAVA! TEL.06-6946-2260

【福岡公演】
2007.3/1(木)~4(日) 北九州芸術劇場 中劇場
・全席指定6,000円/当日6,500円
・ジーツープロデュース TEL.03-5738-0637
 北九州芸術劇場 芸術文化情報センター TEL.093-562-2655

2月9日(金)プレビュー公演 1階B列

いや~何が驚いたかって、アナタ、開演前アナウンス!!
この芝居のタイトル「じごくばっけい」って読むって、知ってました~!?
たぶん、会場の98%は「へ~そうなの~?」と思ったハズ。
今日同行の友人に限っては、100%の確率で知りませんでした~。
っていうか、アナウンスのコが噛んだと思ったらしい(笑)

ということで、これは「じごくはっけい」でなく「じごくばっけい」

さて、本題。
お芝居は、はっきり言って、とても面白いです
ベタなネタも含めて(笑)

前宣伝が凄かった鳴り物入りのミュージカル「タイタニック」が
あまりにもあんまりな演出(でも、音楽は素晴らしかった!
音楽を聴くためだけに、7回通いましたよ~ ^_^;
いえ、役者さんは揃っていて良かったのですが…)
なのに観倒した直後だったので、
舞台面を縦横に駆使した道具の展開の良さに感心しまくりました。
G2さんリスペクト!

歌舞伎以外の芝居を意識的に観るようになったのは、
ここ2年くらいで、まだまだそんなに多くは観ていないし、
G2さんの作品も、OUR HOUSE(←個人的に特に贔屓の役者さんが出演、
というワケでもないのに、作品に惹かれて新潟大楽遠征してしまった~)
ジェイルブレイカーズと今回で3本目だけど、
どれも、思わず「上手いな~」(←なんて言うのもおこがましいですが)と
呟いてしまいたくなるくらい、隙のない粋な演出です。
それぞれの劇場のサイズや機構にピッタリはめ込んで、
芝居の意匠を活かしている。

今日は、プレということもあり
(出演者各位のブログによると舞台での通し稽古はこのゲネプロが初めてらしい)
若干、相手の科白を待ってしまった…方が散見されましたが(笑)
そう段取り段取りって感じはなく、すんなり楽しめました。
冒頭の閻魔さんのとこちょっともたれるけど、
(枕からの展開がスピーディで良かった分、惜しい感じ。)
たぶん、明日は(明日っつか、すでに今日?も行くよ~!)
改善されていることでしょう。
G2さん、1階最後列で舞台凝視されてました。

も~お馬鹿な(←褒めてます)なコネタの数々に脱力~(逆カタルシス・笑)
なんど心の中で(いや、つい口にも出してしまいましたが「馬鹿~」
「しょーもない」と叫んだことでしょう。ある意味、演出家の思うツボな客?>自分)

え~贔屓の(笑)笑也さんについてですが
カンパニーとなかなか調和していて良かったです。
老けの造形がじーさんでもばーさんでもひといろなのが、やや気になりますが。
あと、娘形のとき、もうちょっと照明下さ~い(爆)、G2さん!
コネタ満載なので、詳細は現時点ではしばし控えますです。
(今後、日替わりネタになっていくだろうと予測される場面もあり)

G2さんのサイト
地獄八景・・うだうだ百景(地獄八景・・浮世百景:稽古場日誌)
シアターガイド記者会見の記事

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シラノ・ド・ベルジュラック

2007-02-05 01:19:07 | その他の演劇



メジャーリーグのサイトに情報アップと友人より連絡を受け、チェック!!

【日程】2007年8月29日(水)~9月8日(土)
【会場】青山円形劇場
【出演】
 シラノ/市川右近 ロクサアヌ/安寿ミラ ド・ギッシュ伯爵他/加納幸和
 市川猿弥・たかお鷹・桂憲一・坂部文昭
【作】エドモン・ロスタン
【翻訳】辰野隆、鈴木信太郎
【演出】栗田芳宏
【音楽】宮川彬良
【企画・台本】笹部博司
【製作】メジャーリーグ

猿弥さんの漢字が間違ってます~>メジャーリーグさん!!

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