ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

市川笑也 ON 八戸テレビ゛放送!

2006-09-23 00:51:35 | 市川笑也
八戸の市役所(市長表敬)訪問の模様、八戸テレビ放送で、絶賛!放映中!!

「来八(らいはち)」という用語が、
フツーにアナウンサーの口から漏れ出てくるのが個人的ツボでした。
そっか~「来阪」とかも言うもんなぁ~
で、来年七月の巡業は、八戸公演もあるのね、って(~o~)感じですか。
(あれ、巡業についてってもう公式発表になってる?)
『八戸大使』(笑)
別方面の御贔屓さんも、『ふるさと大使』に任命され、
今月末に市長を表敬訪問すると、
奇しくも22日付けのブログに書いているし…。
最近、ブームなのかしら?『○○大使』…

【追記】9/24
だから、御名前な頂けないのよね^_^;>ノスタルジじぃ
カズさんの「自画じーさん」といい勝負だ(ーー;)

【追記】9/28
デーリー東北の記事

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笑也さんの夢

2006-09-20 01:22:33 | 市川笑也
不思議な夢を見た、と、9月19日付け笑也さんのブログ記事。

猿之助さんが夢に出てくるときって←あ、私の夢ね(^^ゞ
(って他人の夢の話ほど共感し難いものはないですよね^_^;スマソ。
笑也さんのように、「不思議」入ってると別ですが!)
ありえないシチュエーションっていうのはほとんどなくて、
どこかであった、あるいはありえるだろう~という
結構リアルな場面の方が多かったような気がする。
ので、笑也さんの夢の内容も、フツーに納得してしまったけど
この「不思議」は不思議!!びっくり。

私は仕事で、今日(いや昨日か、すでに)の舞踊会は伺えなかったのだけど、
まあ、現場からの通報、もとい、情報は貰っていました。
笑也さんの「たくさん」の概念って??謎(笑)
オセローの方がよほど多かったのではないかと思われますが^_^;
(んで、ファンの間では、やっぱり楽屋待ち及び楽屋見舞関係の話は
暗黙の了解で、ネット上とか公の場では出さないって感じだったのに…
自ら振るとは…なにか思うところがあるのでしょうか?)

本人的にも、白塗りで綺麗な自分が落ち着くのかな。
ファンも落ち着きますが。この画像は綺麗だ~!
久々に『綺麗な白塗りのお姉さん』観たファンは、
(過去、何十回、何百回?と観てるにも関わらず)綺麗、綺麗の連発だったそう。

【追記】
笑也さん…更なるツッコミネタをありがとう^_^;
>御名前は頂いておりません
って、笑也さん説明無用(笑)です。
あ、でも、「納涼落語」にはうってつけかも。
猛暑の折には宜しくです。桂笑丸さん。

花葵の会

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地獄八景…浮世百景

2006-09-17 23:02:17 | その他の演劇
公式発表になったようなので、2007年2月、
笑也さんご出演のG2プロデュース公演の概要アップ。

監修:桂米朝
脚本:東野ひろあき
演出:G2

出演:佐藤アツヒロ、高橋由美子、山内圭哉、松永玲子、桂吉坊、
    市川笑也、桂吉弥、升毅、松尾貴史、他

◆東京公演 
 2007年2月9日~18日【世田谷パブリックシアター】
 東京公演問合わ先:世田谷パブリックシアター:03-5432-1526

◆大阪公演
 2007年2月23日~25日【シアターBRAVA!】
 大阪公演お問い合わせ先:シアターBRAVA!:06-6946-2260

◆九州公演
 2007年3月1日~4日【北九州芸術劇場】
 九州公演問い合わせ先:北九州芸術劇場芸術文化情報センター:093-562-2655

公演概要
仮チラシ
スポーツ報知

G2プロデュース総合HPトップ

 ん~今までストプレというか商業演劇というか、ミュージカルもだったけど、
 ホント、歌舞伎の舞台以外殆ど観てなかったが
 G2さん、凄い興味深い芝居ばっかりですねぇえ。
 ジュネちゃん(笑)出演予定の、ジェイルブレーカーズ(10/6~)
 現在、演舞場でかかっている魔界転生などなど。

 来月は、栗田さんのお芝居も4日からかかるし、
 崇光さん音楽で幸二郎さんご推奨の竜小太郎さんの公演も
 5日初日だし(しかし、これは上演時間が凄く微妙な時間帯
 なので、観にいけないかも…)
 ジェィル~も観たいし、二泊三日で博多座遠征もあるし(自爆)
 う~ん、時間と財政難だ~やりくり出きるのか?

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Dのゲキジョー~運命のジャッジ~市川春猿

2006-09-08 20:40:03 | 歌舞伎
≪9月10日追記≫

9月8日(金) フジテレビ 19:00~19:57 番組の公式サイト

出演 / 市川春猿 坂東玉三郎 みのもんた…←と、番組表にあるのだけど
玉三郎さんはスタジオ出演ではないので~ってことを踏まえると
「市川段治郎」も含んでよいのでは?(笑)

【番組コンセプト】

歌舞伎界の新進気鋭の女形、市川春猿を迎える。
歌舞伎とは無関係な家柄に生まれた春猿は17歳で市川猿之助のもとに入門。
わずか2カ月で大役に抜てきされ、
歌舞伎座興行の看板俳優にまで上り詰めた彼の素顔とその舞台裏に密着する。
また、春猿が学んだ歌舞伎俳優の養成所を取材し、
日本最高峰の伝統芸能伝承の学校の様子を公開する。

     *     *     *     *     *

ここのところ、深夜帰宅が続いていたけれど、本日、奇跡的に?
17時までの勤務(それでも1時間残業^^;)
帰宅した時には、番組冒頭始まってはいたけど、ほぼ見逃すことなく
(なにせ録画機器破損したままなので…)
見ることが出来ました~!放映のお知らせを下さったKさん、ありがとう。
(新聞も取ってないし、ふだんテレビ見ないし(~_~;))

舞台映像出るだろうとは思ってたけれど、
まさか天竺まで観られるとは想定外。
そして、思いがけず沢山の舞台の映像が出て嬉しかったな~。

最近、歌舞伎にときめかないなぁ~なんて思っていたけれど
猿之助さんの姿を観てあのワクワク感が甦り、そうそう、
歌舞伎の舞台大好きだったのだー!!と。
春猿さんも語っていた「歌舞伎座の匂い」
あ~分かる分かる!って感じ。芝居が始まる前から、
あの、歌舞伎座独特の空気感が高揚させてくれる。

で、また、一階、二階、三階とそれぞれ「匂い」が異なるのよね(笑)

三階のカレー屋さんの匂いを嗅ぐと
「いよいよ次は宙乗りだわ!」なんて
「お出迎え席」に座る時のドキドキ感が甦ったり。

玉三郎さんの含蓄のあるコメント、しみじみ拝聴。
―猿之助さんの軌跡、そして「なれると思う」の一言に込められた、
玉三郎さんご自身の芸道への想い。

時間帯からか、ちょっと軽くウケを狙ったような、
コーナータイトルもあったりしたけれど、
そんなに奇を衒った風でもなく、春猿さんについて、
そして歌舞伎(座)の事を、分かりやすく伝えていて
なかなか良い構成でした

【追記】放映されていない地域もあったとのことで、記憶の範囲で追記~

春猿さんの誕生時~幼児期~青年期、研修所時代までの写真も公開。
赤ちゃんの時から綺麗なお顔立ちです。お兄様もモデルをなさって
いたそうですから、美形のご家族なんでしょうね~。
再現フィルム(笑)で、春猿さんの生い立ちを紹介。
フツーに元気な男のコだったけれど、ただひとつ、異なっていたのは
(5才頃の再現映像)公園で遊んでいても、
歌舞伎・邦楽番組(芸能花舞台とかかな?)が始まるからウチに帰るね~と
たったか帰り、テレビの前に鎮座していたこと。

そして、ある日、お祖母さまにねだって、歌舞伎座へ連れて行ってもらう。
その時に、「歌舞伎座の匂い」を体感したのだそうです。
客席のマダムがつけていたのであろう、香水の匂いも含め。

以来、家では、六方など、歌舞伎の「型」の練習(笑)
(確かにかなり珍しい子供かも…)
中学生になると、ちょっと粋がった(?)少年になるけれど
「遊びに行かねぇ?」と誘われても、時には「今日歌舞伎座だから」
と断って、劇場へ足を向けることも。
そして、13才の時に、猿之助さんの「天竺徳兵衛」を観て衝撃を受け
「この人の弟子になりたい」と思うに至ったのだそうです。
中学3年になり、進路を考えなければいけない時期に差しかかり
三者面談の席で「進学しません。歌舞伎俳優になります。」と宣言する春猿さん。

「ああいうのは、もともと歌舞伎の家に生まれなければなれないんだぞ」
と教師にも親にも諭され、それでも、意志を貫く決意で、
なんとか、歌舞伎俳優になれる道はないかと調べまくり
国立の養成所という門戸があることを発見。

それでも、お母様に「高校に受かったら」という条件を出され
猛勉強開始し、無事高校にも合格。そして、入学から1ヶ月で退学届けを提出。
この段階では、まだ養成所へ入所出来るという保証はなかったけれど
自分の信念に基づいての行為だったのでしょうね~。
(でも、これだけ強く求めている人を、天は見放さないだろう←大げさ?
と思うくらいの熱意で、これが春猿さんであろうとなかろうと、
これだけの“思い”は絶対成就されるだろう、というくらいの勢い!!)

春猿さんを教えてらした先生のコメントにも
18才、20才で入ってくる生徒が多い中、15才と一番年若く、
でも、負けん気の強いきかん坊(笑)みたいなお言葉がありましたね。

養成所での修行を終えて、猿之助さんのところへ
「弟子にして下さい」と入門願いにお伺いするシーンがあり、
「ウチに春猿っていう名前があるんだけど」と伝えられ
家に帰って、なんども「春猿」という文字を書いた~というのも
微笑ましいエピソード(でも、この入門の経緯までは、ちょっと
端折って作られている?一般視聴者に分かりやすいように。
たぶん、多少異なると思います。)

その後、新弟子誰もが通る多忙な様子も描かれたりしていましたが、
入門二ヶ月目で、伊吹山のヤマトタケルで兄姫に抜擢されるという
幸スタートから、浮世風呂のなめくじ、オオクニヌシのスセリヒメ
今年七月歌舞伎座「夜叉が池」など抜擢の軌跡が紹介されるという構成。

放映の時間帯・視聴者層に合わせ、分かりやすくコンパクトに纏まって
ワリとよく出来ていたと思います。
ま、基本、ドキュメンタリーではなく、バラエティ番組なので、
ゲストのツッコミに、春猿さんも場の雰囲気を崩さないよう
ちょっと盛り上げ的な回答をされて、
それが、たぶん春猿さんの公式サイトのBBSに書かれていた
「事実とは異なる」掲載の件だと思われますが…

天竺、ヤマトタケル、三国志など猿之助さんの映像などもあり
思いがけないプレゼントでした。

玉三郎さんも、春猿さんへのコメントだけでなく、
猿之助さんは、凝縮された時間の中で
本当に多彩な仕事をされた、と仰ってました。

揶揄され続けてきた「猿之助歌舞伎」だったけれど
11月、成田屋さんが宙乗りを含め「澤瀉屋型」の四の切をされる
という事も含み、猿之助さんが歌舞伎界に撒いた種子は
ここ数年、様々な舞台で発芽・開花しつつあるのだな~と思います。

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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ          第四弾「オセロー」関連リンク

2006-09-01 02:37:04 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
オセロー稽古場日記@りゅーとぴあ

オセロー上演企画書@MAJOR LEAGUE

asahi.com

yomiuri.online

ジュネちゃん♪
(オセロ終わってのコメントもさっそくアップされています)次回作はこちら 

◆谷田歩さん
 ナレーションが聴ける!その1@ナレーターマネジメントオフィスリベルタ
 その2@竹中工務店のサイト
 劇団AUN:劇団員紹介ページ次回出演作@e+

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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ          第四弾「オセロー」東京公演4

2006-09-01 00:43:05 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
戯曲読んだ時もそうだったのだけど、オセローにはあまり同情できない私。
こんなに人間の機微に長けてなくて、
(今回の状況において)俯瞰的視野がなくて、
よく今まで、寝首も掻かれず生き伸びて来れたね~というのが正直な感想。

まあ、イアゴーの奸計を見抜く力を付与されていたら、
開幕15分で話終わってしまいますが(笑)

デズデモーナは、オセローを裏切ってはいなかった、という事実は
オセローを救い(愛した女が潔白であったこと)
そして、破滅させる。(罪のない女をその手で殺めたこと)
その、たった一つの真実さえ、白と黒の二面性を持つ。
そして、またイアゴーの策も、事実を隠し遂せる以上に、
事実が明白になった事の方が、より、オセローを打つ事に成功している?
イアゴー自身はどちらを望んでいたのだろう。

オセローそのものについては、視覚的に、戯曲を知る前から、
谷田さんのイメージ。そのタイトルだけで。
(いや~しかし、これほどタイトルロールに相応しい役者さん
ほかにいる?←この「いる?」はOUR HOUSE時のあっきー節でお願いします・笑)
イアゴーは、それに対峙する大きさ(物理的にも)
ある意味(いざとなったらオセローに取って代わる地位を目指せる
立場と思っていたので)オセローに似た人物を想像していた。

でも、潤ちゃんイアゴーは、まったく想定の範疇外の造形でした。

なにか、西洋茶坊主みたいな感じ(って、たぶん、そんな語彙ありません)
教団の神父のような法衣チックな出で立ちと剃髪(笑)が
悪行働いては、口先だけの懺悔をして
(自分的に)帳消しにしている調子良すぎの男のよう。
でも、言っている事が、結構、腑に落ちまくりで
(あんな早口な科白廻しでボリュームも多いのに、言葉が全部理解出来る!
 滑舌が特別良い、ということでもないのに、あの伝達能力!は凄過ぎ。)
うん、うん、って頷いてしまう。
(自分もロダリーゴやオセローレベルで翻弄されそう。。。)
表面的には、にこやかで情があり、
人当たりが良さそうな人物だけど(←フェイクだけど)
敵に廻したら、かなりヤバいタイプ。
袖の文様がステキでね~。イアゴーの衣装も何気に好きです。

―続く―

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