ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「冬物語」劇場版 日本凱旋公演 3

2008-08-31 00:39:20 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
2008年8月30日(土) あうるすぽっと

帝劇でサイゴンマチネのあと、アフタートークのみ参加。
山賀さん、栗田さん、翻訳の松岡さん、谷田さん、河内さん。
松岡さんの提案だそうで、ありがとうございます~!!
今回ヨーロッパ5カ国7都市で成果を上げてきたけれど
まだまだ、認知度が低いので、どういう主旨のどういう集団かを
お披露目したいと企画してくださったようです。
この、制作メンバーの中では、
松岡さんが一番、一般的には著名な方ですから心強いサポートです。

りゅーとぴあの、特にこの能楽堂シリーズにご出演の役者さんは
本当に役者としての基礎体力―演技・台詞術、戯曲の咀嚼力といったあたりから
文字通り、肉体の鍛錬という意味でも―高いし
(栗田さんの過酷なオーダーによく応えている)
ネームバリューのある役者さんに引けをとらない力がある、
あるいは、秘めている、と思う。
栗田さんの演出も冴えているし、ずっと応援(←というとおこがましいのですが)
していきたいな~と思っています。

◆ドイツニュースダイジェストのサイトにも掲載

【9月1日追記】

では、忘れないうちにアフタートーク、質疑応答から。
(ってすでに記憶が怪しい。私の理解と記憶が違っていたら、
原発言の方ごめんなさいっっ)
ほとんど、英文学か演劇のプロの方?から(学会で発表します、
との言質もあったので。欧州公演を追っかけ観劇されたそう←同じ魂を感じる♪
私も過去3回ほど歌舞伎の海外公演追っかけ。
そして、資金と時間があれば、冬物語欧州公演行きたかったです。)
「言霊」について、(彼女が現地で対面した)欧州の人には
あまり理解されなかったのではないか?と言ったような質問が。

まあ、「言霊」という概念自体日本語でも、よく分かっているような
分かっていないような…(私が)
栗田さんの回答は、なにか霊的(スピリッチュアル)なものとして
理解はされたと思う(意訳)だったと記憶しているけど
常も異文化間・異言語間では、ないものは類似の概念に置き換えられている
と思うので、私個人は、そのあたりは心配無用と思ってます。
人間の営みや思想というか感情って枝葉を削ぎ落としていくと
根幹の部分って、なにかほとんど変わらないような気がする。
栗田さんの演出は、普遍性があるので、
文化とか言語といった「枝葉」(文化・言語を枝葉というのはかなり乱暴ですが・笑)
を削ぎ落とした「幹」(言語化出来ない感覚的な部分)にダイレクトに響くと思う。
なにか、なんだか分からないけど、ゾクゾクする、とか
涙が零れるとか、心臓鷲掴み、の部分ね。

それは、『マクベス06』のときの魔女たちもそうだったし
ラスト、兜を取って目付け柱と対峙するマクベスの静謐だった表情や
橋掛かりを行く、マクベスとマクベス夫人の体現するもの、とか。
もちろん、シェークスピアは無駄な(無駄言うか?・笑)
形容詞・副詞・装飾語←正しい用語が不明ですが~、
スピード・ワード数過多が面白いところでもありますが、
ちゃんとその相反する表現方法が成立している。
(成立させている役者さんも凄い!)

そして、私も、今回何故?と思った質問。
フロリゼルをどうして女性に演じさせたのか?
頑張っていた大山さんには申し訳けないけれど、これはちょっと無理があった。
彼女のせいではなく、キャスティングのせいだよ~!
ぶっちゃけ、役者さんがいなかった、女優さんは多いけど、
地方の劇団、男優さんが少ないとの事。
逆に、初演では、一人の役者さんが替わっていたマミリアスとパーディタは
テキストを再読・再考し、それぞれ別の役者に分けた。

国内の公演なのに字幕が出ている件
「凱旋公演」なので、現地での上演方式そのままは、こちらも
望むところでしたが、すでに、舞台装置?美術の一環なので
日本でも字幕込みで上演。
一般的な字幕のように、舞台の袖等に出すのではなく、
舞台とともに視野に入るよう、中央にあるセットの上方紗幕に映した。
冬物語/WINTER’S TALEその名の“TALE”通り
「物語」の頁をめくるがごとく、文字が現れては消える。
本当に、こんな美しい字幕初めて目撃。感動。
照明や背景の雪の加減で、時折、薄く読みにくくはなるのだけど
それはそれで、幻想的で良し。

楽曲
言霊たちの、かごめかごめは、歌詞そのままに、閉じ込められたというか
閉じこもっているハーマイオニの象徴。ちょうど言霊たちが
後ろの正面だ~れ?と歌い終わったところで、ハーマイオニが
「後ろの正面」になるよう言霊たちの居どころが決まっている。
チャイコフスキーの舟歌は、どうしてチョイスされたのでしたっけ?

更に続く(かも)




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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「冬物語」劇場版 日本凱旋公演 2

2008-08-30 00:44:36 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
2008年8月29日(金) あうるすぽっと

【作】ウィリアム・シェイクスピア
【翻訳】松岡和子
【演出】栗田芳宏
【出演】谷田 歩、河内大和、山賀晴代 ほか

毎度のこと、こちらは複数画像UPが面倒ゆえ
レミブログの方に、ロビーに掲示の欧州公演レポUP
明日、30日はまだチケットあるそう。終演後トークイベント決定!!


◆公演情報 あうるすぽっとのサイト
◆ヨーロッパ公演の旅日記のブログ
◆ハンガリー公演レポート
◆りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズのサイト
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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「冬物語」劇場版 日本凱旋公演 1

2008-08-29 00:24:56 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
2008年8月28日(木) あうるすぽっと

【作】ウィリアム・シェイクスピア
【翻訳】松岡和子
【演出】栗田芳宏
【出演】谷田 歩、河内大和、山賀晴代 ほか


◆公演情報 あうるすぽっとのサイト

も~も~素晴らしかったです。
欧州公演で絶賛を浴びたのも大納得!
マクベス06との出会い以降、栗田さん演出の舞台は
都合のつく範囲で観るようにはしているのですが、
やっぱり、この能楽堂シリーズがバツグンですね!!

今日は、落雷の影響で帰宅が遅れ
明日も、仕事も観劇も(笑)あるので詳細はあらためて。
(ってこの先4連ちゃんなのでいつになることやら…)
たぶん、当日券あると思いますので(問い合わせてみてください)
うっかりこのブログを目にしてしまった方は是非是非!
深い演劇的感動を味わえる舞台。
30日は終演後トークイベントもあるそうです。(今日初耳~!)

※凱旋公演なので、外地仕様(笑)英語の字幕付きです~
 字幕の出し方のセンスも良い!
※ロビーには各国の公演の模様や現地の劇評の展示もあり

◆ヨーロッパ公演の旅日記のブログ
◆ハンガリー公演レポート
◆りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズのサイト
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第六回 亀治郎の会

2008-08-24 23:20:03 | 歌舞伎
2008年8月24日(日) 国立大劇場

演目と配役

一、『平家女護島 俊寛』一幕

俊寛僧都:亀治郎
丹左衛門尉基康:門之助
平判官康頼:亀鶴
海女千鳥:右近(尾上)
丹波少将成経:亀三郎
瀬尾太郎兼康:段四郎

二、『京鹿子娘道成寺』道行から鐘入りまで

白拍子花子:亀治郎
所化:門之助
所化:亀三郎
所化:亀鶴
所化:右近(尾上)

まずは、ご盛会おめでとうございました!
2日間、ほぼ完売(わずかに当日券あった模様?)
素晴らしい成果ですね。しかも、後援会先行予約段階で
特別席や一等席希望殺到とのことで
高額な席から早々の完売だったそう。
コアなちゃんファンでなくても
(もちろんご贔屓さん大多数ですが)
「市川亀治郎の芝居なら見たい」という芝居通、
歌舞伎ファンのお客様も多かったかと思われます。

すでに、来年、第七回の予定も発表され
平成二十一年八月七日(金)~九日(日)
国立劇場小劇場、開催決定!!
今回、大劇場二日間満席なのに、何故、来年また小劇場?
の回答は、公式発表まで楽しみに待っていてください~。
なるほどね~と納得の事由!

では感想は後日(またかい)寝ますzzz

あ、その前に。
亀ちゃん、コスプレはマニア用別冊(笑)にして頂き、
パンフレット、1200円くらいでお願いしたいです


【俊寛】

演目発表になったとき、何故俊寛?という想いと
猿之助さんの軌跡を鑑みると納得でもあり。
大河でブレイクしての大劇場進出?などとも勝手に思ったりしてたので、
もっと華やかで明るい芝居の選択肢もあったのでは?とも。
だいたい、他所のおうちのご贔屓の歌舞伎ファンの友人に聞いても
あまり歓迎されない演目(笑)←私の周囲だけかも、だが。
やっぱり綺麗な拵えの舞台見たいよね~というミーハーな気分もあるし。

でも、今回、とっくりと観て、意外と歌舞伎見慣れてない人にも
入りやすい演目かもしれないとも思った。
コテコテの時代の拵えの、ザ・歌舞伎的な狂言より。
この登場人物は実は、この人(史実上の有名人)の置き換えでとか
複雑に筋が絡んでいたりとか、あるいは、歌舞伎にありがちな(笑)
その話し整合性無視な展開じゃない?みたいなものがなくて。
実は結構ストプレっぽいかも。

主人公の俊寛、敵役の瀬尾、捌き役の丹左衛門と
良い人・悪い人(笑)も、と~っても明確だし。
ま、俊寛は流刑された「罪人」ではあるのだが。

「亀ちゃん引き算も出来るようになったね」との友人の言質どおり
今までの、『亀治郎の会』は掛け算!(爆)くらいの勢いだったけれど
表層的には落ち着いた雰囲気で、内面を深めた俊寛でした。
どうも、幹部さんの印象が強いので、俊寛って年寄りのイメージだったけれど
以前、猿之助さんも解説していたかな?本来は三十代くらいの設定と
聞いたことがある。前回のおもだか巡業、右近さんの俊寛も評判良かったので
(この時は、チケ押さえていたが結局仕事で行けず…)
観ておきたかったな~。若い俊寛。

プログラムの石川さん解説によると、今回再考された演出は
◆幕開きの(俊寛と庵)セリ上がり(常は岩組の後ろから歩いて出てくる)
◆康頼は上手の岩間の道、成経は花道からの出(常は二人連れ立ち花道から)
◆赦免船は下手から(←澤瀉屋型らしいが、猿之助さんの歌舞伎座公演では
 私の観た限りは、常の通り上手からの出)
◆瀬尾と丹左衛門を同時に出す(常は瀬尾が先に下船し赦免状読み上げ)

え~私の感想としては、
セリ上がりでも徒歩(笑)でも、これはどっちでもいいかな。
でも、ヨロヨロ歩いて出てきてくれた方が、よりリアリティはあるかも。
康頼と成経の上手・下手に別れての出は良かった!
特にドブから花道含め、L字状なイメージで舞台を観ていたので
三人の居どころがバランスよく目に入り。
けれど、これは、逆に一階正面の前方席で観ていた観客は、
本舞台中央に揃うまで、視野に入らなかったかも。
赦免船は上手・下手とどう意匠が変わるのかはよく理解出来なかったけれど
今回の船、平家の紋のついた幕張ってありましたっけ?(記憶にない)
常より船がスモールスケールな印象。
瀬尾と丹左衛門については、これは、一緒出ではなく
俊寛が慟哭しているところに、さ~~っと丹左衛門が出てくる、
の方が演劇的インパクトとしては良くない?
(今回は原作に沿ったそう)

大詰、背景を見ていて、ふっと気づいたのが、「雲あるよ~!!」でした(笑)
え?常の俊寛、雲なんかあったっけ?っていうか、歌舞伎の舞台になんで
こんなリアルな雲が…
と、よく見ると奥の海の色も、エーゲ海のような(?)蒼さ。

これは、とても気になったので調査(笑)
今回の道具自体は、空も浪も通常の歌舞伎公演で使っているものと
まったく同じやり方で作ってあるそうです。
空はホリゾント幕で、浪パネルも通常の海の浪の描き方。
大きく違った点はその飾り方と照明で、
国立大劇場の大ホリ(舞台最奥の空バック)は廻り盆に沿って
ぐるりとまるい形になっています。
その大ホリの前にぐるりと浪パネルを配置したため、
客席から見る角度によっては、丸い地球の水平線のように見えた。
そのホリゾントに、照明で雲を映したために
妙にリアルな背景になったようです。

通常の演出では大ホリは使用せず、最後の岩山は下手に初めから見えており、
盆を90度まわして舞台の中央にもってくる。
亀治郎版演出では、最後の岩山を舞台の奥から盆を180度廻して出現させた。
そのため大ホリを使用することになったそう。
雲はプランの段階ではなかったけれど
最後のシーンで後ろの空間が妙にぽっかりと空いてしまったために
照明で雲を付けたとの事でした。
(※古典歌舞伎では、照明で雲を出すというのは絶対ありえないのですが)

つづく

ブログご紹介
大道具さーん ちょっとー!
水滸伝の記事、舞台画像もあります
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新・水滸伝 初日観劇 2

2008-08-19 23:09:34 | その他の演劇
新・水滸伝のパンフレットの横内さんのコメントを読んでいて
初めて(?)意見の一致を見た(笑)

>当初は、久々に21世紀歌舞伎組の公演をするにあたって
>新鋭の演出家など招いてシェイクスピアの翻案劇をやろうという話しだったが
>水滸伝をやることになり、そのテーマが、今までのスーパー歌舞伎でも
>さんざんやり尽くしてきたものではないかと思った、
とのくだり。

出来れば、私もシェイクスピアの方を観たかった気もしないでもないですが(笑)
(りゅーとぴあシリーズ出た役者さんはずいぶん鍛えられたと思うし、
台詞術の妙の習得、そして若手の鍛錬という意味では、戯曲にブレがなく
どんな演出にもほとんど耐えうる底力を持つシェイクスピア劇は
役者の技量にも左右されることなく―技量自体は露呈するが―
芝居としては持つんじゃないかな~と、小生意気にも思ったりしてます。
シェイクスピア歴浅いのに(^_^;)>自分)

そして、私も『新・水滸伝』と聴いた時、また、三国志の遺産使いまわし?
とか思ってしまったけれど、下記の投稿でも書いたように、
これだけ臆面もない直球コース投げ続けられるのも、
逆に、凄いのかもしれないと思うに至り…。
創造者って(たぶん)変化球も投げたくなったりとか、
カッコつけたくなるじゃない?
(「創造者」ってひと括り、勝手に普遍しないでよ~とのお叱りは甘受・笑)
自分は、もっと洗練されてるよ、先鋭だよって言いたくなるじゃない?
『新・三国志』がパート2、3と続いたときも、ちと疑問もあったのだけれど
(いえ、2も凄く好きですけどね)
一貫して同じテーマを発信し続けられるって、ある意味、真理/神理かも。
昨日、観客を見送る猿之助さんの翳りのない穏やかな笑顔は、
凄く癒しに満ちていた。

しかし、メッセージの洪水・台詞は、もうちょっと整理されてもいいよな~
と思う部分があるのも事実。
特に、ここのところ、ミュージカルを見る(聴く)ようになり、
どうしても日本語だと原詩より、少ない文字数で意味/歌詞を伝える必要から、
メロディ(音符)の制約のある中、研ぎ澄まされた言葉が選ばれているのを
見聞きしているので、説明的な長い台詞と遭遇すると、
もう少し、すっきりとした良い語彙、云い回しを
選択できないのかな~と思ってしまう。

でも、ヤマタケの感想があっさりで終わっているのに(笑)
今回、連日、感想書いているのは、何か強く引っかかるところがあるのでしょう。
良くも悪くも。(“悪く”?>自分・笑)
いいのだ~褒め殺しはしないんだもん。一生懸命観てるから(自負)

猿之助さん、ここのところ絵を描いてらっしゃるせいか
後半、動いてゆく舞台面、色彩がどこか絵画的。

つづく…かも。
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新・水滸伝 初日観劇

2008-08-19 00:25:41 | その他の演劇
2008年8月18日(月) ル・テアトル銀座 18:30

詳細はこちら

公演情報

ネタバレですよん。

幕開け既視感ありまくりな(笑)道具立てだったけど
モンゴル草原より広いや~~ん!(爆)と思ってしまった奥行き。
↑↑今年1月『ジンギスカン』当社比。
1月のジンギスカンは、ちゃんと猿之助さんがルテ銀用に
本当に仕立て直し演出したのかなぁ?
松平健さんに当てた演出を、劇場も(主役の)役者のニンも力量も違うのに
そのまま持ってきちゃった?という印象だったけど…
「猿之助演出」というネームバリューが欲しかっただけのような。
というワケで先日、友人に言われるまですっかり忘れていたジンギスカンでした。
(あ、たぶん、感想も書きかけ(^_^;))

ま、ジンギスカンはさておき、新・水滸伝!
猿之助さんの大好きな(笑)階段使いベース。
牢のところが一番効果的で面白かった。SEがいかにも地下牢。
てか、半水牢?
前半、ほとんど道具の展開はないのだけど、
後半、クライマックスにかけてからが綺麗!!
猿之助さんの面目躍如!舞台サイズにあった意匠です。
照明も良い!!

お芝居自体は、今日初日で、
とにかく纏め上げようという気分が強かったのか、
緩急に乏しくあまり、登場人物に感情移入出来ず…。
平坦という事でもないのだが。
「急」「急」「急」って感じかな?
台詞で感情の推移を“説明”しているから(少なくとも私にはそう感じられた)
ちょっと俯瞰して観てしまった。
人物の心理を耳で聴くのではなく心で聴きたい。
結構大事なところで、噛み噛みしてる人も多し。
そのあたり、こちらまで、ドキドキしてしまったので、更に、入り込めず。
もう何日か演じていくうちに役が入っていくでしょうか。
でも、全体的に台詞の技術はアップ
中日の雪之丞頃より全然良いと思います!
喜昇くんと喜太郎くんのおばちゃん(?)コンビ良かったですよ~!

春猿さん、笑三郎さん、笑也さんは、それぞれニンにありまくりで
卑怯ですね(笑)
猿弥さんが、いちばん、可能な範囲で間を取っていたように思うけれど
もうちょっと周囲も緩急の余裕出来て、間合いを取れるようになれば
もっと、笑いが取れ、また、もっとしみじみ出来ると思う。
猿弥さん演じるところの王英と笑也さんの青華、
ラブコメ(コメディ?)、もとい、ラブロマンス担当。
満点の星空、流れ星キラリ~ンな演出。
もう、可愛い過ぎます。これも好きね、猿之助さん。ロマンチストだから(!)

右近さん@林沖は、芝居が演舞場のスケール。
小さくまとめる必要はもちろんないけど、客席と感情を交歓するには
少し工夫が必要かもしれない。
彼の過去及び現況に纏わるストーリーは、
実際の舞台上では描かれておらず
(ああだったこうだった、と“解説”されるだけ。妻の死も含め)
難しい役どころではある。
ラストの衣装が、蜀軍(笑)っぽい。

音楽は、加藤さんどこにしまって置いたの?(笑)なフレーズ多少散見。
もしかして、あまりお金かけないでやるのかな~と思っていた(失礼)
のだけど、衣装も新調で良かった~~!!

『新・三国志』という鉱脈を当てたがゆえに
『新・水滸伝』と聞いた時に、『ミニ三国志』だったらヤだな~とも
思っていたが―まあ、中国モノだし、免れない部分もあるけれど―
臆面のない台詞を臆面もなく堂々とメッセージする、
ハイ、「らしい」芝居に仕上がってます。
原点回帰、というか原点忠実?

本日は、猿之助さんもご来場。
客席最後方でご覧になってました。
初日打ち上げがあったようで、上階ロビーから
下の物販コーナーにいる観客を、
手を振りながら見送ってくださり
その笑顔と、体調の良さそうなお姿に大感激!!
まさしく、市川猿之助の創る世界との邂逅、の日でした。

日替わりでメインキャストとのツーショット撮影が
1000円であり(当日先着20名くらいだったかな?)
本日初日は右近さん、明日19日は笑也さん。
あとは劇場に問い合わせてみてください。
プログラム1500円、出演者のサイン入り団扇1000円
猿之助さんの書3000円など、物販も充実してます。
「泥棒市」らしい(笑)
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松竹大歌舞伎 公文教東コース

2008-08-02 23:50:11 | 歌舞伎
2008年7月31日 練馬文化センター 大ホール2階 二等席 18:00

一、操り三番叟

三番叟:市川亀治郎
後  見:中村亀鶴


二、御目見得口上

幹部俳優出演

三、弁天娘女男白浪(浜松屋より勢揃いまで)

弁天小僧菊之助:市川亀治郎
南  郷  力  丸:中村亀鶴
赤 星  十三郎:坂東巳之助
忠  信  利  平:大谷桂三
浜松屋  幸兵衛:坂東竹三郎
日本  駄右衛門:市川段四郎



多忙につき感想は後日(^_^;)




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