ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

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猿之助さん、お誕生日おめでとうございます!

2007-12-09 01:32:12 | 歌舞伎
はい、今日、12月9日は猿之助さんのお誕生日です。
おめでとうございます~

ほぼ、毎年、12月は歌舞伎座公演で、客席からお祝いしていたお誕生日。
バースデー観劇、所謂「総見」です。懐かしい~。

でも、ここ数年そうであるように、今年も、東京のどこかで、
内々の暖かいバースデーパーティを開かれて
心温まる時間を過ごされる事と思います。
今日一日が、そしてこの後に続く時間も、
変わることなく幸せであるように、心よりお祈り申し上げます
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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ第五弾「ハムレット」 1 

2007-12-09 00:21:39 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 第五弾 「ハムレット」

【新潟公演】
2007年11月28日(水)~12月1日(土) りゅーとぴあ能楽堂
【東京公演】
2007年12月7日(金)~12月9日(日)銕仙会能楽研修所 アクセス

公演詳細情報はこちら

東京公演、初日開けたので上げておきます!!
感想詳細はおいおいアップするとして、とりあえず、

ハムレットの気持ちが死ぬほど分かりました

2時間ずっと座っている・・・という辛さが(-_-;)

そう、今回の会場は全席桟敷席。入り口で靴脱いでお預かり。
段差のところの席を取ることの出来た方はラッキーですが、基本
座布団席。辛かった…栗田さん、なんでここ?罰ゲームですか?
褒められこそすれ(?)、罰を受ける覚えはありません~!!
中野でも良かったのに~!!(まあ、半分冗談ですけど)
原宿のど真ん中に、能舞台があるなんて知りませんでした。
外観は一見モダンで、街の中の教会風
(というか、他の宗教でもなんでも良いのだけど
なにか、そういう宗教団体の集会場っぽいイメージ)
東中野より、客席数も少なく、能舞台自体も小さい(と思う。
特に橋掛りは短く感じたのだけど?)
まあ、厳密には「研修所」なので、こぢんまりとしたものなのでしょう。
舞台外観

でも、靴を脱ぐ、という行為は、なにか気分をリラックスさせる面もあり
あまり多くない人数で舞台を囲んで、座布団!に座っていることで
舞台との親密感は高まったかも。
これが、千駄ヶ谷の国立能楽堂とかだと
ちょっと、畏まって舞台に対峙する感じもあるし。

今回、昼公演は一応完売とのこと。
当日券は調整して出せたら出すかも・・・とのお話でした。
席も「自由席」と謳われてますが、当日券で入った私は、
前売りで購入された方が優先、当日券の方は5分前まで
入場出来ないと告げられ、玄関で待機。
ちなみに、建物内部に入ると飲食出来る場所はないので
(そうとは知らず、退社後だったので軽食持参していた。)
お食事は、済ませてから、ご来場下さいませ。

尚、靴を脱いでの入場なので、着脱がややこしいものとか、
消臭に注意!お姉さんが、預かって下駄箱に入れて下さるので。
プログラムは500円。

浄瑠璃、良かったです!!
私はやっぱり歌舞伎でも義太夫狂言や
踊りも義太夫地のものが好きなので、胸の気持ちの良いところに
ストンとハマりました。

~続く~(あ~歌舞伎座の感想もまだだ~)


※りゅーとぴあの公式サイト
ハムレットスペシャルCMが見れます。
第一弾のマクベスから第四弾のオセローの映像も含め、
短いながらも非常に興味深い動画です。是非ご覧下さい。
今回のハムレットも、また一味違った音の使い方のようで
この画像見て、楽しみ倍増!!となりました。

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十二月大歌舞伎 夜の部感想

2007-12-08 20:52:47 | 歌舞伎
というワケで、夜も序幕は観れず、二幕から。

二、粟餅(あわもち)

杵造:三津五郎
臼造:橋之助

所作板の敷き詰められた舞台に、明るい照明。
薄く白く塗った化粧の映える役者と、さっぱりと小粋な色調の着物。
あ~歌舞伎の舞台だ~と、眺めていたけど、
はっきり言って、常磐津の歌詞を聞き流していたので
さっぱり踊りの手の内容が分かっていませんでした(爆)

これから観劇の方は、以下の見どころをご参照下さいまし。
(歌舞伎美人より引用)

>威勢よく現れたのは、二人組の粟餅売りの杵造(三津五郎)と臼造(橋之助)。
>搗きたての粟餅をちぎっては、粉が入った鉢に投げ入れる曲搗きを見せたり、
>交互に六歌仙を演じ分けたりと、きびきび軽やかに踊ります。
> 江戸時代、曲搗きで知られた粟餅売りの風俗を写した常磐津舞踊。

三、ふるあめりかに袖はぬらさじ
  (ふるあめりかにそではぬらさじ)

芸者お園:玉三郎
通辞藤吉:獅 童
遊女亀遊:七之助
唐人口マリア:福 助
イルウス:彌十郎
浪人客梅沢:権十郎
同 佐藤:海老蔵
同 堂前:右 近
大種屋:市 蔵
幇間和中:猿 弥
唐人口チェリー:吉 弥
同  メリー:笑 也
同バタフライ:松 也
同  ピーチ:新 悟
芸者 奴:笑三郎
同 太郎:春 猿
帳場定吉:寿 猿
旦那三河屋:男女蔵
同 駿河屋:亀 蔵
同 伊東屋:友右衛門
思誠塾多賀谷:段治郎
同  飯塚:勘太郎
同  松本:門之助
同  小山:橋之助
同  岡田:三津五郎
岩亀楼主人:勘三郎

笑って泣けて、堪能しました~!!
亀遊と藤吉がいい感じになっているところに
バ~ンと障子を開けて割り入ってくる、お園さんに
冒頭から大爆笑。
私は、この演目初見ですが、玉三郎さん二十年来の持ち役のようで
ほ~~んと自在です。科白の緩急、間合い、
情に厚く気風が良く、僅かに愚かで、でも機微を見る才もある女。
う~ん、もう一度、お園さんに会いたい!

唐人口の女郎さんたちは、冬の俳優祭!?

続く(かも)

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十二月大歌舞伎 昼の部感想

2007-12-04 23:42:19 | 歌舞伎
久々に、昼夜歌舞伎座!
・・・と云っても、合間合間に所用もあったりして、
昼夜とも序幕は観れませんでした。残念。
特に、海老蔵さんの寺子屋は浅草以来!!なので、観たかったけど。

歌舞伎久しぶりなのに、いきなり昼夜はしんどいかな~と心配していたけど
しっかり楽しめました!!鬼揃もふるあめりか~も、再観劇したい!
昼はなかなか時間を取るのが難しいけれど、
夜は、幕見かなにかで、もう一回くらい行けないかな~。

<昼の部>
二、信濃路紅葉鬼揃

藤間 勘吉郎 振付
杵屋 巳 吉 作曲
田中傳左衛門 作調
池田 智 哉 照明
前田   剛 美術

鬼女 玉三郎
山神 勘太郎
鬼女 門之助
同   吉 弥
同   笑 也
同   笑三郎
同   春 猿
太刀持 弘太郎
従者 右 近
同   猿 弥
平維茂 海老像

ほとんど予習もしておらず、演目も大雑把にしか把握してなかったので、
幕が上がって、松羽目の舞台が飛び込んで来て、まずビックリ!!
いつもの紅葉狩ではなく、今回新作の松羽目舞踊でした。

花道から、玉三郎さんを筆頭に鬼女たち(この段階では上臈と侍女)が
上記名前の配列順に(!)登場。
能装束のようないでたちで、お能のすり足のように静かに
また、ほんの僅かに前傾と思える姿勢で、
本舞台へと進んでいく。抑制された動き。
常のように、道具で紅葉を飾り立てられないので
(所謂「紅葉狩」の時の大道具、ホント豪華ですよね~!
いつも、歓声が上がってた。)
侍女たちの唐織の衣装が紅葉の見立て。老松にも幾枚かの紅葉。

維茂の海老像さんも、白塗りが凛と映えて綺麗。
従者に右近さん、猿弥さん。

まあ、序盤は、静々と始まったのですが、
そこは、ほれ(←ほれって…。^_^;)歌舞伎。
宴たけなわとなり、侍女たちの舞が始まると、
なかなか斬新な手がついていて、
いくつかのフォーメイション(!)、いや、ホント、
フォーメイションと云うに相応しい、
テンポと音楽変えれば、普通に洋舞でもつけられるような振りもあり。

山神の勘太郎さんも気持ちの良い踊りで、
やっぱり勘三郎さんを彷彿させる。

猿之助さん、玉三郎さん、勘三郎さん(当時勘九郎)の紅葉狩が甦る。

そして、後シテ。
玉三郎さんの、本舞台センターからのセリ上がりに、ビックリ!!
侍女たちは赤の獅子毛で、もしや~と思ったら、毛振りあり。
これは、正直ちょっと揃ってなかったけど、
澤瀉女形三人衆(笑)が、並んで毛振りする場面なんて、
そうそう観る機会はないので、そういう意味では、見物でした。


三.水天宮利生深川(すいてんぐうめぐみのふかがわ)
  筆屋幸兵衛
  浄瑠璃「風狂川辺の芽柳」

船津幸兵衛   勘三郎
車夫三五郎   橋之助
巡査民尾保守  獅 童
金貸金兵衛   猿 弥
娘お雪      鶴 松
差配人与兵衛   市 蔵
代言人茂栗安蔵 彌十郎
萩原妻おむら   福 助

初見は猿之助さんの春秋会、通しで。
たぶん「散切物」を、その時代背景も含め意識的に観たのは初めてだったし
当時の現代劇ということで、歌舞伎の芝居の中で
「僕」という一人称が役者の口から発せられるのも初めて聴いた!
新鮮というか驚いたというか・・・なので、とても印象に残っているお芝居です。
(ちなみに、この時の幸兵衛さんがブチ投げた筆、ウチにあります~・笑)
その後、一度、歌舞伎座で、他の役者さんはどういう造形なのかしら?
との興味から観た記憶があるのだけど、何方だったか失念。

今回、幕が開いてから、あれ?もしかして、一幕だと
幸兵衛さんちの場(貧家)だけ!?
くら~い気持ちで昼の部を終えるのかしら・・・
と心配してしまったけれど、そんなことはなくて、ちゃんと二場
身投(←ってタイトルだけだとナンですが)もついておりました。
そうでないと救いがないものねー。
ホント、今回、観劇前に、全然余裕がなくて
「紅葉狩」(『新歌舞伎十八番の内』の方と思い込み)と「ふるあめりか~」
に、おもだかの役者さんが出演、程度の予備知識だったので、
幕が開いてから、いろいろびっくりしておりました。

筆幸は、通しで大詰までつくと
お雪ちゃんの眼も開いて、子供たちもそれぞれ幸せになり
更に、ハッピーエンドで良いのだけど。
猿弥さんが、春秋会と同じ、金貸。相変わらずの因業ぶりです。
憎たらしいったらありゃしない。のちにお縄になったと聞いて
「ざまぁみやがれ」と思いました(笑)
↑と思わせるほどの良い出来、ということですね。

お雪の鶴松くん、そしてお霜の子役のコも健気でね~
私はじめ、周囲のおじさんおばさん涙腺決壊。
たぶん、斜め前でボロボロ零れる涙を拭いていたおじいちゃまは
ちょうど、このくらいの年のお孫さまでもいらっしゃるのではないかしら?
と、勝手に想像(妄想)しながら、共に、この劇空間で涙する様子に
親しみを覚えました。

子供たち、お父さん以上に、元士族の家の子という行儀の良さ
心映えの美しさも感じられ、上手い、というより同調させられる芝居。

勘三郎さんの幸兵衛については、申し訳けないけど
(これは個人の好悪だからお許しを~)
芸達者だな~とは思いつつも、あまり、狂態に至るまでの
精神が追い詰められていくギリギリ感を共有することは出来なかった。
どちらかと言うと子供たちの方に、より感情移入して観ていたかな、今回。

福助さんのおむら、良かったです。
ワリと福助さんも、主張の強いお芝居をするタイプと思うことがあるけれど
すっと自然で出すぎず、でも、この家の子供たちが幸せになるための
大切な存在であることも、充分、伝わってきた。
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