ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

地獄八景:浮世百景 5

2007-02-17 01:15:20 | その他の演劇
2007年2月16日(金)1階A列

MY千秋楽となった本日、5回目の観劇。
まずは、ポストトークから。

さすがに横一列は話が遠かったのか
今日は上下二列に別れ、セットの台に直接腰掛ける前列と
パイプ椅子の上に座る後列、という並び。
前列が下手より、
小松さん、升さん、由美子ちゃん、アツヒロくん、笑也さん、吉坊さん。
後列が下手より、吉弥さん、松永さん、松尾さん、出口さん、山内さん。
今までは、カテコの並び通りだったのですが、
本日はどういう作戦だったのでしょう。
出口さんを松尾&山内で挟んでいるのは、何気に納得。

水、木とポストトークやってみて、いい話はすべて出てしまったので
今日の回はネタがないかも・・・と思ったところ、
そうだ、前2回のいいとこ取りをすれば、ベストなトークが展開出来る!
今日のお客様は、一番良いトークが聴けます!!との東野さんの前口上で開始。
ハイ、リピーターには耳馴染みのお話でした。
(後日、時間のある時ゆっくりまとめます~)

ポストトークの三日間チケット投入したのは、
舞台の裏話をたっぷり聞きたかったから。
トークの出演者も確定してなかったけれど、
(全員というのは想定外だった。通常他の芝居等でアフタートークが付く時は、
出演者の中から、○○さんと○○さん、という形式が多いので。)
こういうトークは観客には(特にリピった舞台は)興味深いので
とても楽しみにしていたのだけれど、
正直、ちょっと楽屋落ちが多くてガックリ。
いや、それが悪いということではないけれど(嫌いじゃないし)
終演後の飲みが楽しい~とか飲みの現場がこうだった~とか言われてもねぇ…
今目の前で観た舞台のこと、共有したこの時間のことを聴きたいのだ。
それに、役者のキャラを見せる場でもないと思うので
(芝居の中で、それぞれの“キャラ立ち”は十分観たし)
舞台そのものから乖離した話題で引っ張られても・・・(-_-;)
(↑いや、ホントそういう話も決して嫌いではないのだけれど)

段取りの多い芝居だし、役替りもあるし、いろんな手順や、実際的な工夫や苦労を、
あるいは演じる楽しみを、それぞれの役者さんにきちんと話して欲しかった。
きちんと、というのは畏まって話す、ということではないよ。
なので、トーク初日から感心していたのは、
やっぱり客席の期待するものを(或いは実は東野さんも望んでいたもの?)
すっと察知出来るんだな~と思った落語家さん2名。
ポストトークらしい、「自分と芝居」な内容を、きっちりお話して下さいました。

道具の展開もローテクながら、とても素晴らしいし
そういったあたりも含め、舞台そのものの事を中心に語って欲しかったな。

芝居自体は、ちょっと中だるみ?
科白噛んだり、なにか間が悪かったりしても、
笑いでごまかすことの出来る内容でもあるので、それに甘えて
ゆるく、つか、ぬるくならないようにお願いします~。
脚本も演出も良い芝居なのだから、ポテンシャル落とさないで
頑張って下さいまし。


追記:プレビューの配役の方が良かったね~と、初日観た友人と盛り上がった。
吉弥さんが良くないというワケではないです。が、出口さんの駕籠かき、
小松さんの宿屋の主が出色(笑)だったので。特に拵え替えにも支障ないと
思うので、東京楽、出口さんの駕籠かき希望!!

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