ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

猿之助歌舞伎の魅力

2010-06-28 23:15:08 | 歌舞伎
【名称】 歌舞伎展 at 目黒雅叙園 猿之助歌舞伎の魅力
【開催期間】 2010年9月25日(土)~2010年10月24日(日)
【開催時間】 10:00~18:00(最終入館17:30)
【会場】東京都指定有形文化財 目黒雅叙園「百段階段」
【料金】当日 1,500 / 前売 1,200 ※税込 ※小学生以下無料
【主催】 目黒雅叙園
【企画】 松竹株式会社
【協力】 株式会社おもだか/松竹衣裳株式会社
【後援】 目黒区

◆詳細は こちら

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【再掲】華果西遊記ミニ山車展示のお知らせ

2010-06-13 10:27:49 | 歌舞伎
某所で、昨年の6月は、国立で西遊記だったよね~1年早いね~と
いったところから、私の中日遠征は、まだまだ先なので、
先月末、ゆきのさんがJR大宮でのイベントを、ステキな画像でアップして下さっているのを
目の保養としリンクさせて頂きますね。
お茶でいっぷくmemo 『華果西遊記の山車』

出展者様より、情報・画像の提供を頂いてのご案内です。

おんでやんせキャンペーン(八戸市、久慈市、二戸市の観光イベント)の
一環として、上記画像と同様のミニ山車が展示されます。題材は華果西遊記!!
このミニ山車は、笑也さんのご当地八戸のお祭(八戸三社大祭)の観光PR用とのこと。
展示の山車は創作部分もあり、続編華果西遊記と合体しているそうです。
お時間ある方は、是非、実物をご覧下さい(^^)/

※ミニ山車は5月27日の夜中組み立てし、展示準備完了しますので
28日朝から見る事は出来ます。

◆場所:JR大宮駅
◆キャンペーン期間:5月28日:11:00~18:00、5月29日:10:00~16:00

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アメブロのhanahanaさんへ

2010-06-09 23:22:44 | その他の演劇
アメブロ会員でないとメッセージも送れないし、コメント欄もないので、こちらで。

hanahanaさんが、ご自身のブログに掲載された、「神崎与五郎東下り」の
「あらずじ」は、正式にチラシ等に記載されていたものではなく、
私が、チラシや台本を読んで「要約」して作った文章と、一語一句同文です。
コピペはご遠慮下さい。

※本日友人よりメールあり。私が5月17日にアップした記事

【あらすじ概略】~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マサ、山本、姫子、宇佐見は居酒屋一刀の常連。
その一刀に、「おやまルンバ」がヒットした高塚旭が初座長公演で
神崎与五郎を演じるにあたり、かつての先輩である宇佐見に、
彼の当たり役の丑五郎での出演を依頼にくる。
しかし、宇佐見は現在タクシーの運転手をしており、仕事の後は
毎晩のんだくれているので、他の常連客はただのおっちゃんだと思っていた。
有名人の高塚が出演を打診に来て、みな驚く・・・
一度は、出演を承諾し、酒を断つ決意をし、稽古にも参加する宇佐見だが・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「一力」が「一刀」になってるよ~の指摘あり。
このように、コピペ先にも、この誤字のままアップされてしまっています。
前回、猿之助四十八撰アップの時にも、他のブログで同様のことがありましたが・・・

亀ちゃん、井上作品に

2010-06-07 22:48:19 | 歌舞伎
友人からメールを貰い、ますますフィールドを広げていく亀ちゃんの
出演情報にビックリ。

「雨」
新国立劇場 2011年6月(って一年後の舞台情報

作:井上ひさし
演出:栗山民也
市川亀治郎・永作博美
梅沢昌代・たかお鷹・山本龍二・石田圭祐・酒向 芳・山西 惇・植本 潤 ほか

おお、植本さんも出るのか~。一時、その怪演っぷりに妙な魅力を感じ、
彼が出る作品をいくつか続けて観ましたが・・・。
「雨」は、横内さんが、先日の「井上ひさしを語り継ぐ」のリーディングで
本当は、読みたかった作品と言ってらしたもの。
亀治郎の会、さい芸と、興味深い舞台が続きますが、またまた、新たな展開ですね。

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昭和60年7月大歌舞伎の筋書より

2010-06-04 21:32:59 | 歌舞伎
筋書は、一応、年代順に並べて一箇所においてある(はず…)のだけど、
ふっとデスクの上の“とりあえず、なんでも置き場”に目をやると
昭和60年(1985年)7月公演の筋書が。
(初代猿翁、三代目段四郎、二十三回忌追善。猿之助さん、45歳の夏)
手に取り眺めていたら、寄稿されている方々の言葉が暖かくて、胸が詰まった。
全文は転載出来ないので、ちょっとだけアップ。

◆八尋俊邦(三井物産株式会社社長)
>猿之助君よ、人はケレンと言おうと、曲芸と言おうと屈することなく、
>持前のチャレンジ精神を駆使して新しいものへ挑みつづけ、この度の追善興行を跳躍台として
>君の溌剌とした芸風に一段と磨きを加え、今後とも吾々に楽しい芝居を見せて貰い度、
>心から健闘を願って已まない。

~70年代、80年代、90年代半ばまで、海外公演を数多くこなした猿之助さん。
八尋氏も猿翁さんからのお客様で、海外公演を協賛して下さった企業の会長でもあられました。

◆小林陽太郎(富士ゼロックス取締役社長)
>猿之助さんの歌舞伎にかける誠実なまでの情熱、卓抜な企画力と表現力、
>そしてエンターティナー精神には、いつもながら敬服させられます。
>つねに自分に大きなテーマを課し、考えに考え、それを体あたりで実現していく。
>伝統の世界にありながら、たえず革新を志し、日本だけでなく国際的な舞台のうえで
>一心不乱に努力する姿勢には、本当に頭が下がります。

~当時、猿之助さんは富士ゼロックスのCMにご出演でした。

◆日野原重明(聖路加看護大学学長)
>死の一ヶ月前に猿翁は、「今回の興行は、私の最後の舞台だし、孫の団子に猿之助を襲名させて
>自分は猿翁となりたい。それには何とか千秋楽までにいっときでもよいからその口上の舞台に上りたい。」
>と私に執拗に頼み込まれた。そこで私は、舞台で死ぬのが本望だという大役者の宿望に応えて
>危険も冒そうと決意した。そこで、私は猿翁を大道具の搬入口から担架で舞台に運び
>口上中は、舞台の幕裏に救命器を用意して待機した。
>猿翁は襲名披露後、病室に帰りベッドに横たわると、巾子夫人の手をとってこういわれた。
>「長い間世話をかけた。許してほしい。私の後は、もう芝居のことは何一つ口出しせぬように。
>時代も変わるし、芝居も変わる。三代目には、思いのままにやらせることだ。」と。
>その、十日後に、七十五歳の猿翁の心臓は停止した。

~日野原先生は、猿翁さんの主治医であり、猿翁さん没後も、夫人の巾子さんの家庭医でした。
すでに、三代目猿之助襲名興行には出られず、23歳の猿之助さんが、猿翁さんが踊るはずだった黒塚を
代役したのは有名なお話ですが、最後の三日間だけ、猿翁さんは口上に出演され、
お父さんが出るなら自分も・・・と、やはり、療養中であった、三代目段四郎さんもご出演となり、
舞台も客席も、涙・涙の口上だったそうです。

◆宇野信夫(劇作家)
>猿翁はその風貌に似あわず非常に感傷的な人であった。団子と雀右衛門が東横ホールで
>私の「春恨譜」という劇を上演した時見物にきて、私に手紙を渡していった。見ると
>「ひとりぼっちの団子、よろしくよろしくお願いします。」それは実にせん細な、ハリガネのような文字であった。

~すでに、猿之助さんのお父様、三代目段四郎さんも病に伏し、
猿翁さんも自分の死を予見していた後のお手紙…
「金の矢が頭に通った」夢を見られて、猿之助さんに名前譲ると伝えた頃。
猿之助さんの、筆跡も、猿翁さん似なのでしょうか?
エネルギッシュな舞台のイメージとはうらはらに、すっとした繊細な文字を書かれます。

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