ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

訃報

2009-03-31 22:40:43 | 歌舞伎
スーパー歌舞伎をはじめ、おもだかの舞台を支えて下さった金田龍之介さん。
新・水滸伝では、若手の舞台に、友情出演のような形で客演して下さいました。
楽屋口でも、気さくにご挨拶を返して下さった金田さん。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

そして、猿之助さんは、どんなお気持ちで
また、この辛い知らせをお聞きになったのでしょうか。
胸が痛むばかりです・・・

毎日新聞

YOMIURI ONLINE

スポーツニッポン

市川笑也プロフィール

2009-03-26 09:39:40 | 市川笑也
※現在ファンクラブによる公式サイトが準備中なので、さっくりと笑也さんのご紹介。
最近アクセス数も増えているので、「大河」「市川笑也」で
拙ブログがヒットするのかもしれませんね。

市川笑也(いちかわえみや) 

【本  名】 泉山太男(いずみやまたかお)
【出身地】 青森県八戸市
【誕生日】 昭和34年4月14日
【血液型】 B型
【屋号】 澤瀉屋(おもだかや)
【代数】 二代目
【定紋】 一ツ丸澤瀉

昭和34年4月:青森県八戸市に生まれる
昭和41年3月:イメルダ幼稚園卒園
昭和47年3月:江陽小学校卒業(小学校2年生まで白菊小学校、3年より江陽小学校へ転校)
昭和50年3月:江陽中学校卒業
昭和50年4月:八戸工業大学付属第一高等学校入学  
昭和53年3月:八戸工業大学付属第一高等学校卒業
昭和53年4月:国立劇場第五期歌舞伎俳優養成所入学
昭和55年3月:国立劇場第五期歌舞伎俳優養成所卒業 
昭和55年4月:国立劇場『絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)』の中間で初舞台
昭和56年2月:市川猿之助門下となり二代目市川笑也を名乗る
昭和61年2月:スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』にてみやず姫に抜擢される
平成 2年2月:市川猿之助の部屋子となる
平成 4年9月:「笑也の会」開催
平成10年7月:歌舞伎座『義経千本桜』鳥居前の静御前で名題昇進
平成15年2月:第5回アジア冬季競技大会 開会式演出
平成21年3月:大河ドラマ 天地人出演

◆主な海外公演
昭和62年:訪欧公演(パリ、ロンドン、マドリッド他)『義経千本桜』 腰元・僧兵
平成元年:アメリカ メトロポリタン・オペラハウス/ケネディー・センター
       『義経千本桜』 静御前
平成5年:リスボン 国立ドナマリアⅡ世劇 『連獅子』 胡蝶
            (注)何故、連獅子で胡蝶?と思われるかもしれませんが、間狂言やっても
               理解が難しいだろうということで、代わりに胡蝶の舞をつけた。
               笑也&笑三郎@モスラ・・・(←内緒・笑)いや、マジでかかったっす。
      :ベルリン ドイツオーパー 『双面道成寺』 七綾姫
      :デュッセルドルフ  ライン・ドイツオーパー 『双面道成寺』 七綾姫
平成8年:タイ/マレーシア Putraワールド・トレード・センター/タイランド・カルチャー・センター
        『義経千本桜』 静御前

◆主な外部出演
平成14年:中日友好芸能フェスティバル 昆劇歌舞伎『游園驚夢』杜麗娘
平成18年:りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『マクベス』マクベス夫人
平成18年:りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『オセロー』デズデモーナ
平成19年:『地獄八景・浮世百景』胴乱の幸助 他計8役 
平成19年:りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『マクベス07』マクベス夫人
平成19年:『愛、時をこえて 関ヶ原異聞』 細川忠興
平成20年:『極付 森の石松』小せん おゆう
平成21年: NHK大河ドラマ『天地人』武田勝頼

日本俳優協会 歌舞伎俳優名鑑
日本芸術文化振興会 研修修了生からのメッセージ(市川笑也)

■歌舞伎とは縁のない一般の家庭に生まれ、高校を卒業後、国立劇場の歌舞伎俳優研修生に。
二年間の研修を修了し、昭和56年市川猿之助に入門。二代目市川笑也を名乗る。
入門当時は大部屋俳優として女形・立役ともに修業。
「スーパー歌舞伎」第一作『ヤマトタケル』(昭和61年)にて「みやず姫」に抜擢。
名題下の歌舞伎俳優としては異例の抜擢と注目を集めた。

※ファンクラブへの入会希望・ご相談は、
 yaya1986☆mail.goo.ne.jp ☆を@マークに変えてお問い合わせ下さい。

■追記
無事、大河の笑也さん的第一回放映も済み、ほっとひと息
先のお話ですが、2011年、市川笑也30周年を迎えます。
皆さんと共に、30周年のお祝いを出来る日を、今から楽しみにしています。



市川笑也 大河ドラマ 天地人 第12話出演

2009-03-22 19:16:32 | 市川笑也
緊張のあまり無駄に早起きしたら、午後寝倒してしまいました。
全国の「勝手に笑也の母」な気分の皆さんも、
ただいま(3月22日午後19時16分現在)、期待と緊張感、絶好調のことと思われます・・・・
そんな、こんなで、NHK7時のニュース視聴中~

つづく~

内々のファンの間で、心の準備メールを打ちまくっていたら
某ファンよりこんな返信が

>こちらの笑也の母はつい心配の余り、
>ハイビジョンでフライング…。
>結構あっという間なのでしっかり見てちょ!

ということで、テレビのモニター、ガン見。
いきなり、どアップでびっくりしたよん。
すでに、FCからのモバイル配信画像やステラでも観ていたのに、
テロップでるまでの刹那、笑也さんとイマイチ頭がハッキリ認識出来ず。
でも、画像で見る以上に、動く市川笑也@勝頼、良かった~!!
自然体で違和感なかった。声が笑也さんの声だけど(当たり前だが)
笑也さん、声の引き出し多いな~と、
聴いたことあるようで、初めて聴く声の質のようでもあり新鮮。

確かに、あっという間ではあったけど、ワクワク嬉しかった~!!
冒頭、タイトルロールに「市川笑也」の文字が映し出されたときから
嬉しかったねぇ。

笑也さん情報

2009-03-17 00:19:35 | 市川笑也
◆大河ドラマ 天地人
やっと天地人のサイトに画像が掲載されましたねこちら
だから、誰だかわかりませんって!!


YOMIURI ONLINE

>読売・日本テレビ文化センターでは、
>市川笑也さんをゲスト講師に招いた観劇入門講座を
>6月11日に国立劇場歌舞伎鑑賞教室で開きます。

との掲載がありました。講座詳細はこちら

追記:なんと大盛況とのことで、元々用意されていた席は満席。
急遽、二等席を30席ほど追加し受け付けて下さっています。
本日現在(3/17午前)まだ追加の方は余裕あります、との事です。
金額も変わってきますので詳細はお問い合わせの上ご確認下さい。

獨道中五十三驛 3月14日 夜の部

2009-03-15 14:23:20 | 歌舞伎
この日は笑也さんのFCの復活観劇会ということで参加。
(以前は、よく、この『三階席観劇会』をやっていた)
演舞場近辺へは遠征の友人たちに会いに出没していたのですが、
自分観劇は2回目。初日より当然つつがなく進行
客席も、観る気満々の雰囲気で、私語や袋ガサガサ(笑)の
物音ひとつせず、すごい集中力でした。特に私の周囲は会員席だったので尚更。

感想詳細は後日(またかよ)
ちょっとだけ、笑也さんのFCの宣伝(笑)
今年から、市川笑也ファンクラブ2009ということで
新体制となり、色々な企画が予定されてます。
今回は観劇会後、某所で笑也さんを交えて30分ほどプチお茶会。
楽しかった~。なにせ、今観たばかりの舞台のことを共有出来るワケですから。
こじんまりとしたスペースで。
今後、4月、5月、6月と食事会またはお茶会があります。
ビジターも参加可能なものもあるので、
会員のお友達に、同行ご相談されてみてはいかがでしょう。
特に、4月は、笑也さん50歳キリ番(違)バースデーイベント。
出会った頃は、26歳だった笑也さん・・・・(そういうアナタは?>自分)
四半世紀近く、お互い生きてて良かった(そこ?)

今月は、笑也さん扱いのチケットの配券もよくて、
1等はほとんど前列、下がっても4列目かな?
観劇会の3階席も二列しかないセンターブロックにほぼ固まってました。

みやず姫に抜擢の頃、まだ手書きだったファンクラブの会報に
これは、特別なこと、笑也さんはまた、一人の僧兵、ひとりの腰元に
戻るでしょう。それでも、その他大勢の中にあってもきらりとひかる笑也さんを
応援していきましょう(意訳)みたいなことが書いてあった。
私もそうなんだろうな~と思っていた。梨園の世界の仕組みの中では。

でも、そうはならなかった。
次々と猿之助さんの相手役に抜擢され、照手、劉備など
一代の当たり役といって良いほどの作品に恵まれ
不器用(失礼・師匠の言葉)とかスロースターター(失礼・私の感想←爆)と
言われつつも、笑也さんなりのスピードで、笑也さんなりの持ち味で
ここまで来たのだな~と、しみじみ・・・・
今月、一門だけの舞台を観て、ああ、おもだかの立女形なのだ、と思った。
卑怯なほど綺麗な50歳、あ、いや、まだ49歳です。
美貌もだけど、ホント、声が良い役者なのよね~~~
ぱっと見が綺麗!というところにどうしても眼がいくけど
笑也さんの役者としての一番良い資質は、声ではないかと思ってます。


獨道中五十三驛 初日開幕

2009-03-04 19:46:33 | 歌舞伎
筋書は1200円。今後舞台写真は入らないとのことでしたので、本日購入。
↑↑上記、東海道双六がついてます(笑)
役者さんの写真が入ってる部分もあるので肖像権に抵触するのを避けるため
トリミングして、一部のみアップ。

■公演詳細はこちら
   
上演時間
ひと幕ひと幕はそんなに長くないけれど、休憩時間含め4時間半!頑張ろう(笑)

2009年3月4日(水)昼の部

え~結構大変な初日@昼の部でございました(笑)
道具の転換等上手くいかなかった、つか明らかに失敗(^_^;)なところが
複数箇所ありましたね。まあ、人間だからミスはあります。
それをどう咄嗟に処置するかですが、しきれなかった部分もありまして…
書割の立て付けというか移動の尺?を間違え、舞台裏が数分の間
丸見えになってしまいました(^_^;)
夜の部は大丈夫だったかな~。
猿三郎さんのブログが、お稽古の進捗状況詳しいので、
読ませて頂いていたのですが、3日の初日通りの通し稽古
順調そうな感じだったので、安心していたのですが。

しかし、ここのところ、ハイテクのミス・サイゴンを観ていたので
ローテク?な歌舞伎の独創的な道具の動かし方には改めて感心!!
特に場面転換の多い芝居なので、それぞれの妙・工夫・意匠を楽しみました。

全体的には、段取りでいっぱいいっぱいという感じ?
でも、周囲から「今月は面白いわね~」という声が聞こえてきたり
右近さんの十二役早替りに感嘆の声が漏れたりすると
妙に嬉しかったりする“勝手に身内感覚”な、おもだかファンなのでした。

一門で、スーパー歌舞伎以外で、お弟子さんだけでの初の責任興行!!
応援してます!!私もまだまだ観に行きますよ!

初演時から大評判のお芝居ですし、仕掛けの多い視覚的にも面白い舞台です。

 

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