マクベス楽遠征での上京に合わせ、歌舞伎座も取っていた友人が
仕事の都合で歌舞伎座観劇が不可能となり、
夜の部のチケットをプレゼントしてくれました!!ありがたや~
ちょうど、道成寺だけでも、幕見に行きたいと思っていたし。
(さすがに、早退出来ないので、序幕は無理です(~_~;))
しかし、何でそう思い込んでいたのか不明だけれど、
道成寺、19時くらいからと勘違いしていて
(だから、残業なければ幕見も可能かと)
本日、歌舞伎座に着いて、すでに幕が上がっていた事を知りました。
あ~猿弥さんの舞い尽くしが観れなかったぁぁぁぁ(ToT)
(と、思ったけど、もしかして、担当日替わり?)
最後、二十分余(クドキの後半あたりから)の観劇となりましたが、
なんだか、男っぽくなってしまったな~と思っていた菊之助さんが
(昨年の十二夜やお初観劇時の印象)
凄く柔らかく踊っていて、女らしくて(笑)素敵でした。
玉三郎さんとの映りも良いし。
でも、二人同じ姿、同じ振りで舞う姿を見比べると、
やっぱり菊之助さんの方が、大きく動いてしまうのですよね~。
大きな所作で小さく見えてしまう。
たぶん、お一人で踊ってらしたとしたら
そんなことも思わずに見惚れてたいような気がするけれど、
まったく同じ姿で、自在に踊る玉三郎さんが脇にいらっしゃると
ある意味損なのかもしれません。
ふっとそんな事を思ったりはしたけれど、
久しぶりに歌舞伎座に足を踏み入れ、なんだかその「匂い」が
懐かしい感じがした。明るい舞台面が、さらにその想いを増幅させて、
春爛漫の満開の桜花や、豪華な長唄(10挺10枚!私の記憶が正しければ
9挺9枚までは目撃したことがありますが、20名様!は初めてかも…)と
鳴物陣の並ぶ緋毛氈や、歌舞伎の(マクベスとは違い・笑)大光量の
白い強い明かりが、歌舞伎座にいることの高揚感を盛り上げてくれた。
能楽堂のしーんとした(小ぢんまりしていることと、
集中力満々の客席、であるがゆえに)雰囲気と違って
なんでもあり(ホントは、ナシでヨロシク・苦笑)のザワザワとした客席も
「歌舞伎座」でした(^_^)v
切の演目は『人情噺小判一両』
一時間にも満たない小品ですが、菊五郎さん吉右衛門さんの顔合わせ。
「人情」の皮肉というか空回りというか、
よくよく考えると「魔女」より怖いかも…
魔女の仕業ならば、不幸や悲劇は予測がつくけれど、
誰も相手を貶めようとは思っていない、どころか、それぞれの善意や好意
あるいは矜持に基づいた行ないなのに、
一人の人間を深い不幸へと導いてしまう…
いや、一人ではなく、
その現場に居合わせた人々を痛みの中へ放り込んでしまった。
安七の「俺はお前の親の敵だ」(←正確な文言ではないかも)
の科白が、観客の私にも刺さり、痛くてホロリとしてしまいました(/_;)
追伸:語りまくりたい(まだ?・爆)マクベスについては、また後日。
明日(金)もお出かけ予定、週末も勤務なので、国立始まるまでには、
ポチポチとアップしていけたらと思います。皆さまの投稿、観劇記も
大歓迎\(^o^)メールで下さってもオッケーです。記事にさせて下さいね!!
仕事の都合で歌舞伎座観劇が不可能となり、
夜の部のチケットをプレゼントしてくれました!!ありがたや~
ちょうど、道成寺だけでも、幕見に行きたいと思っていたし。
(さすがに、早退出来ないので、序幕は無理です(~_~;))
しかし、何でそう思い込んでいたのか不明だけれど、
道成寺、19時くらいからと勘違いしていて
(だから、残業なければ幕見も可能かと)
本日、歌舞伎座に着いて、すでに幕が上がっていた事を知りました。
あ~猿弥さんの舞い尽くしが観れなかったぁぁぁぁ(ToT)
(と、思ったけど、もしかして、担当日替わり?)
最後、二十分余(クドキの後半あたりから)の観劇となりましたが、
なんだか、男っぽくなってしまったな~と思っていた菊之助さんが
(昨年の十二夜やお初観劇時の印象)
凄く柔らかく踊っていて、女らしくて(笑)素敵でした。
玉三郎さんとの映りも良いし。
でも、二人同じ姿、同じ振りで舞う姿を見比べると、
やっぱり菊之助さんの方が、大きく動いてしまうのですよね~。
大きな所作で小さく見えてしまう。
たぶん、お一人で踊ってらしたとしたら
そんなことも思わずに見惚れてたいような気がするけれど、
まったく同じ姿で、自在に踊る玉三郎さんが脇にいらっしゃると
ある意味損なのかもしれません。
ふっとそんな事を思ったりはしたけれど、
久しぶりに歌舞伎座に足を踏み入れ、なんだかその「匂い」が
懐かしい感じがした。明るい舞台面が、さらにその想いを増幅させて、
春爛漫の満開の桜花や、豪華な長唄(10挺10枚!私の記憶が正しければ
9挺9枚までは目撃したことがありますが、20名様!は初めてかも…)と
鳴物陣の並ぶ緋毛氈や、歌舞伎の(マクベスとは違い・笑)大光量の
白い強い明かりが、歌舞伎座にいることの高揚感を盛り上げてくれた。
能楽堂のしーんとした(小ぢんまりしていることと、
集中力満々の客席、であるがゆえに)雰囲気と違って
なんでもあり(ホントは、ナシでヨロシク・苦笑)のザワザワとした客席も
「歌舞伎座」でした(^_^)v
切の演目は『人情噺小判一両』
一時間にも満たない小品ですが、菊五郎さん吉右衛門さんの顔合わせ。
「人情」の皮肉というか空回りというか、
よくよく考えると「魔女」より怖いかも…
魔女の仕業ならば、不幸や悲劇は予測がつくけれど、
誰も相手を貶めようとは思っていない、どころか、それぞれの善意や好意
あるいは矜持に基づいた行ないなのに、
一人の人間を深い不幸へと導いてしまう…
いや、一人ではなく、
その現場に居合わせた人々を痛みの中へ放り込んでしまった。
安七の「俺はお前の親の敵だ」(←正確な文言ではないかも)
の科白が、観客の私にも刺さり、痛くてホロリとしてしまいました(/_;)
追伸:語りまくりたい(まだ?・爆)マクベスについては、また後日。
明日(金)もお出かけ予定、週末も勤務なので、国立始まるまでには、
ポチポチとアップしていけたらと思います。皆さまの投稿、観劇記も
大歓迎\(^o^)メールで下さってもオッケーです。記事にさせて下さいね!!