ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

地獄八景:浮世百景 大阪初日

2007-02-24 20:40:05 | その他の演劇
 by 也子さん

東京と違うところと言えば、場内アナウンスから違ってまして
大阪担当はキッチュさんでした。
鼻から息の抜けたような、あほっぽい(すんません)声での
アナウンスはそれだけで笑えるのに、場内での飲食・宴会は禁止、
だの、携帯電話・ポケットベル・チェーンソーなど音の出るものは
電源を落としてください、だのとしれっと言われて笑わない訳がなく。
とどめに、マナーモードも「ん~っ、ん~っ」(←マナーモードの音マネ)
と言う音がしますので電源落としてね、ときたもんだ。
この時点で笑う準備が出来てしまいました。

最初のネタふりは叶姉妹がプラスされてました。

この後もキッチュさんパワー全開で、そろばんで電車ごっこしながら
大阪のローカル線の駅名ずらずら並べたり、えんま様の涙で
流れそうになる二人を助けるときの呪文に「エンマ エマニエル モヤモヤ
ベンベン」とか言っちゃったり。
(↑これは東京の時から言っておられましたっけ?)
東京の時よりも生き生きとアドリブいれて楽しんでおられたような。

その次に勢いがあったのは山内さん。
河内屋の大旦那のキャラ、更に濃さを増してましたね。
好きやわぁ。
(笑也さん演じる幸助に、「羽二重の必要ない頭」攻撃を執拗に
仕掛ける様子に大笑いしてしまった。)

反対に関西弁非ネイティブな皆さんは大阪公演ということで
ちょっと緊張気味。
カテコでも仰ってましたが、主役の佐藤さんはかなり緊張しての
大阪初日だったそうです。

カテコは全部で3回。
3回目には皆さん一列に並んで、キッチュさんが一人ずつ
お名前を紹介されました。
その後、ほぼ皆さんからの大阪初日プチ感想と、お決まり(?)の
パンフ&DVD販促コーナー。
ミニトークショーみたいなカテコがあって、ちょっと得した気分。

大阪の会場は反響がいいのか、それとも客席のノリがいいのか、
ネタに対する笑いの反応が早くて大きい。
で、笑い声を聞いてるとどんどん笑いたくなってくるから、
役者さんがふる小ネタにもすごく敏感になっちゃって(笑)
東京で見たときより1.5倍くらい笑った気がする。(私がゲラなだけか?)
東京と同じもの見ても、なんか得した気分でした。

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