ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

「動物園物語」雑感

2007-01-22 10:03:38 | その他の演劇
段ちゃん、ごめんなさ~い!!
ってことで、私、1月12日に動物園物語観劇予定で
当然チケットも持っていたのですが、
あまりの忙しさに、この日が観劇日であることをすっかり忘れ、
20時まで仕事してました…ひたすら(ーー;)
しかも、今年の観劇初めのはずだったのに。
(その前の週末は二本ともコンサートでしたから)
会社を出て、18時くらいに着信していた友人からのメール
「後で会おう」を目撃しても、まだ頭がぼーっとしていて「?」状態。
別の友達宛に送信するメールを間違えて私に送ってきたか?と
思ったくらい大失念してました。。。

その日は栗田さんや谷田さんも観劇だったようで、ホント、残念です。
といったワケで自分の観劇記はなし。
二葉さんにお願いして、舞台の様子教えて頂きました~。
皆さまも観劇お知らせくださいね!!

by 二葉さん

言葉で表すのは難しいので、感想というより雑感・・・
(いまさらだし。^^;)

本日の千穐楽で二度目の観劇です。
最初に観た時は、展開や台詞(と、段治郎さんの表情)を追うのみでした。
でも、なんだか見終わった後から、なーんかじわじわときました。
セントラルパークの一角の木陰にあるベンチが舞台で、
それを囲んで六角形の一方に藪のセットがあり、
残りの五方に客席が作られています。あと木が4本、根元には小さな白い花が。
舞台と客席との仕切りは無く、こんなに近くで、
それも同じ目線でお芝居を見られることはそうないでしょうね。

粗筋は省きますが、ジェリーの行為は、その前に延々とピーターに話す、
大家さんの犬を殺そうとした事とリンクしているのではないかと。
それが彼なりの愛だったのではないか…と、思えました。
そしてその相手は、何故初めて会ったピーターだったのか。
ジェリーの周囲にはいなかったのでしょう。
何故ピーターを選んだか・・・直感か、
ピーターがベンチに座って本を読んでいるのを見ていたのか、
話し掛けて話している間に?…と考えましたが、
今日見てやはり直感かな、と。
最初ピーターが座って本を読んでいる時
(前触れなくいきなり登場してパイプを吸ったりしてうろうろし、
ベンチに座った後に劇場アナウンスがあったりします)に、
日の光がさーっと強くなって、彼を照らすんですね。
そしてそこにジェリーが来るのですが、
きっと福音のように感じたのではないかなと。

最後に二人とも口にする「神様」という言葉。それが強く印象に残りました。
ひとり孤独に暮らしてきたジェリーは誰かに強く愛されたかった、
誰かに自分の存在を刻み付けたかったのでしょうか。彼なりのやり方で・・・。
ジェリーの孤独も、ピーターの帰りたくてもなかなか帰れずに
話を聞いてあげちゃうところとかも、
自分に内包されているもののような気もして。
色々思いを巡らせられる舞台でした。

最後、いつものように両手を振って挨拶する段治郎さんは、
満面の笑みで素敵でしたよ♪
貴水さんHPの日記を見ても、毎日色んな方が観にいらしてるようですね~。
普段観る舞台とは全く違う空間、ぜひyayaさんにも体験して欲しかったです。
なんだか取り留めがなくてすみません・・・。(^-^;)

ワンクリックお願いします
↓↓ 
にほんブログ村 演劇ブログへ

人気blogランキングへ

ポイント募金