ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

南座 詳細情報発表!!

2013-08-29 19:09:19 | 歌舞伎―襲名披露

 

京都四條南座 京の年中行事

當る午歳 吉例顔見世興行

          東西合同大歌舞伎
        二代目市川猿 翁
        四代目市川猿之助 襲名披露
        九代目市川中 車

平成25年11月30日(土)~12月26日(木)

◇詳細はこちら

 

猿翁さん、段四郎さん、体調に留意されながら是非是非ご出演頂ければと思います。

これまでの襲名興行とまた違った顔合わせで興味深いですね。


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大阪 新歌舞伎座『新・水滸伝』 2

2013-08-22 12:18:59 | 歌舞伎

時間的制約もあるかもしれないけれど、林冲の過去がすべて説明で終わってしまう。

起承転結の「起」の部分が弱いかな。林冲の兵学校の教官としての、妻との生活を見せ、

陰謀にはめられていくまでの悲劇と別離、それと並行して時代背景と梁山泊の存在を示し

両者が出会い、結びついていく流れを。

林冲の葛藤の源も芝居として見せることが出来たなら、彼の再生?蘇生していく過程も

よりドラマティカルなものになるんじゃないかな、と思う。

 

今のスタートだと、まず「対立」ありき。「敵」ありき。

で、何故そうなのかが、説明的要素が多く、一幕、もたれる部分もある。

 

王英と青華のエピソードは、恋のストーリーという以上に

王英のキャラクターを立てることに有効となっている。

青華と花嫁衣裳なんて言葉が出てくる件(くだり)や、王英と手を重ねるところは

どうしても、新・三国志のパート1、玉蘭を彷彿させる。

女でありながら剣を持って闘うところ、二刀流などなど。

ポニーテール(笑)も。

いろいろ、いいとこどりすぎる(笑)ところはあるけれど、

これが初めて、スーパー歌舞伎にしても

四代目の「ヤマトタケル」で知りましたーという新規の観客にとっては

新感覚の「歌舞伎」として映るのでしょうね。そして、そこからまた

繋がっていく出会いがあるのかも。

 

ほぼ、アテガキと思われるので、それぞれの役者の個性にフィットしているというのは

役作り以前にアドバンテージがあると思うけれど、

ありきたりな言葉しか思い浮かびませんが、ホント、

「適材適所」で、どこもかしこも埋められていて説得力のある配役。

 

そして、笹原さんが居て下さることで、歌舞伎組だけでは

埋めきれないスペースが補われている。

 

つづく

 

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大阪 新歌舞伎座『新・水滸伝』 1

2013-08-19 22:44:32 | 歌舞伎

 

 

 

 

魏・呉・蜀ですか?という色使いはもとより(もう、段四郎さんや歌六さんの姿が蘇る~)

かつてを知っているファンには、『新・三国志』色満載。

歌舞伎の手法の「換骨奪胎」を古典歌舞伎ではなく

スーパー歌舞伎からやってみました、ということであれば、これもまた

やっぱり「歌舞技」のいき方なのでしょうか。

横内さんもブログに書いていたからいいかと思うけれど

音楽も、三国志の音源から持ってきたものや、

殆どの意匠が組み込まれており(まあ、一幕切の噴射は

オオクニヌシの宙乗り?)強くメッセージを繰り返し伝える手法は

ある意味、ヤマタケ以来ぶれてない?

 

中日版を見てないので、ルテ銀と比べると

相当、衣装や、フライング、宙乗りほか、演出も派手でお金もかかっている(笑)

 

アフタートークで右近さんも解説していて、ホント、観客のことを考えたアイディアだなと想ったのが、

幕にミラーを使っている場面。

客席通路を使用する演出があるけど、すりばち型の中日劇場と違って

新歌舞伎座の場合、三階だと1列目から二階だと5列目以降は、それを観ることが出来ない。

逆に、一階席後方の人は宙乗りで鳥屋付近が見えない。

それを解消するために、幕にミラーを貼ったとのこと。

(新三国志パート3でも使ってたかな。これは、ハーフミラーだったかしら?)

客席が映りこむことで、空間も広がる。

三代目がよく言っていた「いいとこどり」?

 

つづく

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市川猿翁:よみがえる父子3代カーテンコール

2013-08-09 11:32:40 | スーパー歌舞伎

ただいま、ワイドショー(笑)で本日の新聞記事を紹介している中で

市川猿翁:よみがえる父子3代カーテンコール

とあり、検索~。

え?ヤマトタケル映画で上映?
できれば、三代目版も上映してもらいたいけど
四代目、中車さんのネームバリューを考慮すると
今の観客には、今を生きる「ヤマトタケル」がいいのかなー。

毎日jp

 

あわせて三代目のDVDも観て欲しいな~(ロムの皆様に呟いてます!)

1995年版!!

配役
小碓命後にヤマトタケル  : 市川猿之助
○○○○○       : 市川段四郎
タケヒコ○○       : 中村歌六
熊襲兄タケル/伊吹山の山神: 坂東弥十郎
皇后/伊吹山の姥神    : 市川門之助
熊襲弟タケル/帝の使者  : 中村信二郎
尾張の国造        : 坂東竹三郎
ヘタルベ         : 市川右近
兄橘姫/みやず姫     : 市川笑也
ヤイレポ/犬神の使者   : 市川猿弥
倭姫           : 市川笑三郎
弟橘姫          : 市川春猿
ヤイラム/新大臣     : 市川段治郎

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残暑お見舞い申し上げます

2013-08-07 19:00:41 | その他
二ヶ月(以上?)更新してないってことで、テンプレートが
勝手に変わっていた!!あわててログインして夏バージョンに変更。

更新がないにも関わらず、訪問頂きありがとうございます。
おもだか関係のスケジュール、すでに公表されているものばかりで
ご存知かと思いますが、ざっとあらためました。

新しい歌舞伎座への出演が年内はなさそう(来年も?)で
少し寂しい気もしますが、
スーパー襲名以降のおもだか一門の歩む道
これからも目が離せないですね。

現在、大阪新歌舞伎座で『新・水滸伝』上演中ですが、
日替わりで役者さんの開演前ご挨拶や、学生割引なども
あるようですので、是非、都合のつく方はご観劇を。

横内さんのブログも熱い!!


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