ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ「マクベス07」東京公演 2

2007-04-05 01:54:04 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
2007年4月4日(水) 国立能楽堂 正面

【出演】
市川右近市川笑也菅生隆之谷田歩、市川喜之助、
河内大和、栗田芳宏、山賀晴代、市川猿若
横山道子、田島真弓、横山愛、塚野夢美、住田彩、塚野星美
藤間紫(特別出演)

◇作/ウィリアム・シェイクスピア
◇翻訳/松岡 和子
◇構成・演出/栗田 芳宏
◇衣裳デザイン/時広 真吾(リリック)
◇音楽監督/荒井 和真◇ヘアメイク/佐藤 圭◇小道具/後藤 信子
◇衣裳/山田 志麻◇音響/武藤 竜也(りゅーとぴあ)◇照明/大倉 勝茂(りゅーとぴあ)
◇舞台監督/やまだてるお(モモ プランニング)

引き続きネタバレ中

能舞台
国立能楽堂座席

前回のマクベス06では、取りあえず良い(高い)席を取っておけば
大丈夫だろう~と、初観劇の新潟では、すべて正面を頼んでいたのですが、
実際、客席に座ってみると、1000円安いのに(笑)
脇正面の方がなんだか美味しい席のような気がする~との記憶により、
07は東京のみですが、脇正面2枚、正面1枚購入。
が、すでに新潟遠征チームから、今回は正面だよ!との報告もあり
本日、正面席に着席し、確かに正面を正面として(笑)創られている事を確認。

橋掛かりに太鼓が並ぶので、必然的に役者さんの居所も変わり
中央での芝居が多くなったかな。

気になっていた、客席降りしたバンクォーは何処まで歩いて行くのか!?
も、よく分かる席でした!!
マクベスの「消えた」の科白のタイミングに合わせ、2扉へ消え込み~。
会場によって通路の長さも異なるでしょうから、
科白のテンポと距離を、都度、チェックされるのでしょうか。

玉砂利を水の見立てとするなら、水上に立ったバンクォーが霊力で
水を分かち出来た通路を歩いて行く~みたいな、イメージ(妄想とも言う)
を抱いたんですよね~。なので、十戒。
或いは通路自体も水路とするなら、船弁慶の知盛チックなイメージも沸き立つ。
あの、階(きざはし)を降り、通路を歩いていく姿が、
いかにも異形の様相で、良かったのだけど、
昨日の脇正面からの観劇では気づかなかったが
すでに、開演前から、階降りたすぐの玉砂利の上に、
草履が用意されているのを目撃したのは、ちと、興醒めだった^_^;

死者に履物は要らないよ~と思った。
階降りて、“履物を履く”行為は、超リアル、現実的に思えて
昨日この演出を目撃してビックリしたのとは、違うベクトルでビックリよ。
お能の舞台は色々ルールが多そうなので、
通路を歩いた足袋で、再度、(神聖な?)舞台に上がってはいけない、とか
何かの事情でそうなったのかしらん。
或いは単純に谷田さんの足の保護?(笑)
いや~玉砂利気持ちいいと思うよ~。足ツボ健康法。

と、その前に、殺された後、あんな風に頭部を下げているのも
前日の席からは見えてなかったので
これは、実際、ホント頭に血が上って眩暈しないかしらん~と思いました。
この場は、バンクォーがすぐ蘇れるように?皆さん、まきましょう(笑)

それから、今日、正面で良かったのは、魔女6人の出端。
彼女たちの整然とした動作や、それに伴う衣装のライン、鬘と化粧など、
全体的なバランスを橋掛かりから正面に来る間まで、じっくりと見れた。
あと、楽器の音が、正面の方が綺麗に聴こえた。特に太鼓。

と書いたあたりで眠―続きます―

追伸:初日は、加納さんや植本潤さん(好き)など
役者さんの来場も多かったようです。
私は目撃(!)しませんでしが、亀ちゃんも来ていたそうですね。
今日は、常盤貴子さんが目撃されております(笑)

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