ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
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りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 第五弾 「ハムレット」 2

2008-01-02 00:28:03 | りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ
りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ 第五弾 「ハムレット」

【新潟公演】
2007年11月28日(水)~12月1日(土) りゅーとぴあ能楽堂
【東京公演】
2007年12月7日(金)~12月9日(日)銕仙会能楽研修所 アクセス

公演詳細情報はこちら

旧年中に仕上がらなかった感想。
でも、この、栗田さんのりゅーとぴあ能楽堂シリーズは、
とてもリスペクトしている舞台なので、余裕(物理的にも精神的にも)がない時に
さっくり書く、ということが出来ません。

で、一ヶ月近く経過しようとしていますが、続きを!
その1はこちら

当日券購入者は、開演の5分前の入場だったので
平場は辛いな~どういう姿勢で座っていようかしら…と
ぐにゃぐにゃしている間に、ピアノの横山道子さんがドレスに
アップしたヘアスタイルで入場。今回プログラム見ても感じたけれど、
彼女「女優さん」らしくなったというか
プロっぽくなったというか。綺麗になってましたね。

暗転から、舞台に薄く灯りが射し、そこに浮かび上がったのは…
私は瞬間、即身仏! と思いました。
もうハムレット死んじゃってるのかと。
しかも、死後100年くらい経っているんじゃないか?とか思ってしまいました。
もう煩悩からも解放されて。何か凄く削ぎ落とされた雰囲気だったし。
彼の死から時を遡行して行くのかな?と。
でも、物語が始まってみるとそうではなく。

他の登場人物と同じ時間を生きているようだし。
う~ん、でも逆に生きているのは彼(ハムレット)だけで、
動かない彼の周囲で動いている人々は
彼が産み出した幻覚の中で生きている人かな~とも。

でも、幻覚にしては、それぞれの登場人物は凄くリアリティがあったので、
私の中では、やはり、誰もが生きている人、として物語が進行。
そう、幕開け(って幕ないけど)頭の中で、このような感覚が
ぐるぐると巡っていたのでした。

(いきなり眠っ続く・・・←おい)



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