ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

松竹座開幕

2005-05-06 22:23:59 | ヤマトタケル
ヤマトタケル大阪公演が、5月4日より松竹座で開幕致しました。
ただ今、二泊三日の猿★征より戻りましたが、結局、4日~6日までの
全4公演を観劇。舞台からのエネルギーも沢山貰いましたが、
消費したエネルギーもありまして(^_^.)、また明日は出勤ということもあり
観劇記は、明日以降にアップの予定でおります。
舞台の機構上、演舞場とは演出が変わっている部分と、
倭姫の台詞の改変、というか追加がありました。

関東の人間にとっては、やはり関西弁は(関西の方にとってはごくフツーの
会話なのでしょうけど!)非常に、ユニークに聞こえ
幕間の会話、上演中(!)の会話が、ついツボに入ってしまいます。

二回目の幕間で。タケルについて、或いは進行する物語について?
「ちっとも、幸せなことあらへんな~」
何か妙に説得力のある感想でした。

二幕@伊勢の大宮。倭姫にすがるタケル、の場面で。
「この人、妹(←タケルの母か父の)ちゃう?」「母親の妹やろ」
↑倭姫は、帝の妹なのか、タケルの母のなのかという会話が展開。
(普段は上演中のお喋り聞くと興醒めなのに、つい笑ってしまった。
常は泣ける場面なのに~(~o~))
「先妻の子(タケルが)やもんな~」などなど、タケルの家庭環境に
想いを馳せておられた模様・・・・

松竹座の正面玄関は小ぢんまりとはしていますが
ヤマトタケルの文字の左右にちょっとビロードっぽい赤の生地?で
ドレープをつけて両タケルの写真を縁取り、とても素敵な感じです。

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