二位ではダメなんですか!
この蓮舫発言に反発!
紘一郎雑記帳
日本のスーパーコンピューター世界一奪還は
かつての事業仕分けで出た蓮舫氏の
「2位じゃダメなんでしょうか」発言が原因?
皮肉な、そして良い結果となった
高木義明・文部科学相は2011年6月21日の会見で、
日本のスパコンが7年ぶりに計算速度の
世界ランキング1位に選ばれたことについて、
蓮舫・行政刷新担当相の以前の発言との関係をこう語った。
「科学者が発奮し、むしろバネになった」。
■「政治家はバカでも国民は一流の証しである」
「2位じゃダメなんでしょうか」発言は、
2009年11月の事業仕分けの中で出た。
ほかの「評価者」からも疑問が相次ぎ、
10年度のスパコン開発予算は
「凍結」「見直し」と判定された。
厳しい口調で文部科学省の担当者らに切り込む
蓮舫氏のこの発言部分の映像は、
テレビでも何度も繰り返し放送された。
翌10年には
新語・流行語大賞にノミネートされる程有名になり、
蓮舫氏をイメージしたパロディのテレビCMも登場した。
一方、同発言に対しては、
ノーベル賞受賞者らが会見して
「(1位を)目指さなければ
2位、3位にもなれない」と反発するなど批判もあった。
一部を引用すると、
「前後の関係を見ていただいた方々には、
役人側に説明能力がない、
ということがわかってしまった」
「一部分を取り上げられることに対しても、
自分自身の口から出た言葉ですから
、私は否定もしないし、
言い訳もしません」などとして、
スパコンについて家庭などでも広く議論が
浸透したことが「最大の副産物」だったと指摘している。
そして例の フランスやドイツのスパコンはどうなるのか、 蓮舫氏への「感謝」なのか
蓮舫氏の発言の前に、
「1位でいられる期間は?」
「一時的にトップになることにどの位意味があるのか」
との質問が出る。
回答者は
「国民に夢を与えることが大きなひとつの目的」
と述べた。
その後、蓮舫氏はそうした思いや夢を
否定するわけではないと前置きしつつ、
「本当にこの額が必要なのか、
もうちょっと教えて下さい」などと注文する。
「2位じゃダメなんですか」が出てくる。
2位以下になると、
それまでの人的、材的投資がゼロになる、
という意味なのかとも質問している。
さらに、米国との共同開発の
可能性についても聞いている。
その後も、文科省側の答えに
納得がいかないのか、
ほかの「評価者」らからも同趣旨の
質問が相次いでいる。
といった具合だ。
ある文科省関係者に
「2位じゃ~」発言についてあらためて話をきくと、
「スパコンの意義や世界一を
目指す必要性について世論を喚起する
形になって結果的には良かった」と答えた。
「皮肉」なのかは分からなかった。
蓮舫氏の議員を辞し、才能あるタレント活動に
専念されることを望みます