木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



こんにちは、今週も明日まで休暇を取っていて伊豆山中にいます。

私にとってはありがたいことですが、まとまった雨が降らず、

川は干上がりそうです。

昨日の午後はカンナ台の面直しから始めます。

昇降盤の定盤のまっ平を利用して、ここに両面テープで#120のサンドペーパーを貼り付けます。

刃を引っ込めたカンナ台をこすりつけ、台を平滑にします。

そして、1週間ぶりに墨付けをします。

しかし、どうしても台持ち継ぎの時に頭が混乱してしまい、

やってはいけないことですが、何回も墨を引き直します。

今回の墨付けで用いる台持ち継ぎ、初挑戦です。

なので迷うのも当然。

夕方も近づき、ミスを連発します。

そこで、一度、練習で台持ち継ぎをつくってみることにしました。

角材は3寸でも3寸5分でも同じです。

とにかく正確な墨付けが大事です。

そして、刻みはほぞ穴掘りから始まります。

ドリルで粗く掘った穴にノミを入れます。

次は丸ノコで粗く木取りをします。

ノミを入れて、不要部分を外します。

切断面をノミ、カンナ、際カンナなどを

使って墨線に近づけています。

夜7時に近づいたので、今日はここまで。

今朝はいつも通りに起き、

ブランチと夕食のサラダを刻んだら、工房に向かいます。

雨は大丈夫そうなので、昨夕しまい込んだ角材を工房外に出します。

南面の草ボーボーも気になったので、きれいにしました。

面を整えるために、先日金原さんで研いでもらった突きノミも使います。

よく切れます。

私は道具コレクターではなく、こうやって実際に使うためです。

しかし、そうやって自分の研ぎと道具を総動員した台持ち継ぎですが、

真ん中が1分(3mm)すいてますし、上下の芯墨も1分ずれています。

ほど穴の位置も5分間違えていて、ダメダメだらけ。

とても使い物になりません。

午後、再挑戦するために、次の練習材を用意して昼休み。

昼寝後は、土台の墨付けを終えたら、もう一度台持ち継ぎの練習します。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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