木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




おはようございます。
夜中に降った雨が湿り気と暖かさをもたらし、
一気に春に前進です。
散歩もランニングも滞りなく終了です。
最近、朝クレハの元気がないと妻が心配してます。

さて、いよいよコーヒー豆の焙煎です。
まずは生豆の計量。
コーヒー豆は焙煎により
 かさ(体積)は約1割増、
 重さは2割減です。
私の場合は生豆350gに対して仕上がり270g前後です。

手網を振るのはけっこう大変なので、
最初は生250g、仕上がり200gがわかりやすく
手頃な量だと思います。

火加減は3段階です。

 1.最初五分は弱火の中火
  
  本格加熱前のworming up。
  黄色の豆は徐々に

  青みを増すと同時にチャフ(豆かす)が
  はがれて飛び始めます。
 
 2.次の五分は弱火の強火
  
  本格的に豆の内部まで熱を浸透させます。
  豆は徐々に小麦色に変わっていきます。

 3.最後は仕上げの数分間
  好みの焙煎具合に持って行く
  腕の見せ所です。
 
  少し、煙が立ち始めます。
  
  ぼちぼち豆が「パチ」とはじける音
  「一ハゼ」です。
  ここまでは必ず焙煎します。
  ほぼ中程度の炒り加減になってます。
  ここから先は自分の好みです。
  
  この段階になると煙の量が増し
  「チッチ」という「二ハゼ」の音がします。
  焙煎段階だと深煎り(シティロースト)に入っています。
  この音が完全に聞こえなくなる頃は
  ほぼ炭の状態のフレンチローストから
  イタリアンローストになります。
  私はここまではやりません。
  好みは
  
  やや深めの焙煎です。

最初の一〇分をていねいにやれば失敗はありません。
焙煎した豆にバラツキがでますが、
それは腕の差ではなく、ここの豆の成熟度の差です。
気にしないでください。
火を止めるタイミングは、
「一ハゼ」と「二ハゼ」の間です。
これは回数を重ねて、自分流を見つけましょう。

今朝もおいしいコーヒーに乾杯。
ちなみ今朝の豆はモカ・イルガチャフェです。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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