木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




心配された大荒れの天気にはまだなっていません。
愛犬クレハと3日ぶりに散歩に出ます。
気になるのは路上の犬の糞と捨てられているマスク。
それも一箇所ではありません。
犬飼い、花粉症どちらも私とダブりますが、
マナーとか人の迷惑とか考えないのでしょうかね。

さて、昨日は皆さんが新年度、新職場でがんばっている頃、
伊豆山中で、木工を楽しんでいました。
すみません。<(_ _)>
職場のデスクトップの本棚ですが、
完璧に自分用で、実用本位です。
工房の端材を寄せ集めて、粗木取り、墨付けと進みます。
6本の柱に桜の端材があったので、これを使います。
これは15年前に、小学校入学を控えた
息子の学習机の脚に使ったものの余りでした。
「懐かしい!」
幅25mmに落として、5mmの2枚ほぞにするつもりで
試し彫りをします。
いつも木工は杉を中心とした柔らかい針葉樹です。
堅木を使うのは久しぶりです。
掘り進むと焦げて煙が出ます。
それをダスターで飛ばしながら作業をしますが、
やがて角のみの「箱」がご覧の様に割れてしまいました。
7種類のサイズの角のみを持っていますが、
もっとも多用するのが5mmと6.4mmです。
6.4mmは昨年暮れも割れたので
予備を含めて2本持っています。
しかし、5mmはあいにく1本しか持っていません。
「できれば、今日中に仕上げたい。」
そこで、5mmの2枚ほぞをあきらめて、
8mmの普通のほぞにして、本加工を始めました。
一気に掘り進まないように慎重に作業を進めます。
1本に4箇所のほぞを掘るだけなのに5分もかかります。
しかも、煙が相変わらず出ています。
2本目の作業にかかると

また割れてしまいました。
万事休すです。
正午で作業中断。
ところで、私の作業のどこが悪いのでしょうか?
木工職人の方でこのブログを見ている方がいらしたら
是非、是非教えて下さい。

いつもなら、ここで腐って午後は遊んでしまうのですが、
一昨日、「新生」を誓ったばかりのヤマモトは
昼食を済ますと、気を取り直して、
Mさん依頼の杉材の製材を完成させました。

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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