木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




朝は小雨も降り、ランニングの時にはこの秋初めて肌寒さを感じました。
丈夫そうで弱いヤマモト、かぜには注意しようと思います。
今日は残業に追われて、夜鍋をする時間がなくなりました。
先週末の伊豆の話でつなぎます。
山荘の東側にデッキと玄関を増築します。
幅1間(1.8m)×長さ3間半(6.3m)です。
一般的に材木は4mです。
それを超す場合には「継ぎ手」でつなぎ、1本の角材として使います。
代表的な継ぎ手は「蟻継ぎ」と「鎌継ぎ」です。
というか、私はこの2種類しかできません。
また、私が建てる建物の範囲ではこの継ぎ手だけで必要充分です。
あと一つ「台持ち継ぎ」を習得したいのですが、
今のところ機会がありません。
今回の増築では写真のように鎌継ぎを採用しました。
「蟻継ぎ」比べて「首」がある分、引っ張りやねじれに強いからです。
写真はそのほぞの「おす」です。
「おす」「めす」一組を仕上げるのに30分ほどかかりますが、
材がつながり1本になった時には
本職の大工さん期分になり楽しいものです。

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