今朝も晴れて青空が広がっていましたが、午前中は雨の降る時間帯がありました。一雨ごとに気温が低くなるというのを肌で感じる。雨が降って着たレインスーツですが、止んでまたお日様が出てきても着たままです(^^;)。
「おいらせ」が真っ赤に色づいてきて、収穫です。この写真を見れば出来がよさそうに見えますが、収穫してみれば上実がほとんどなく、加工やハネばかり(>_<)
この品種は赤黒く、濃紅色に色付き、大玉で、形もカッコよく、割って見ると蜜が霜降り上に入り、ジューシーで甘みが強く、香りが良いりんごです。でも、今年はいつもとは違います。こんな色が多い。やはり、夏の高温に負けて鮮明に色付かない。
つる割れが多く、割れたところから腐ってきているのもある。
外蜜も多い。これは食味には影響はないのだが、上実として出せない。
選果してもこんな状態。
つる割れが多く、これくらいは家庭用になるが、もっとひどいものが多い。
手で触ればへこむくらい柔らかくなっているものは加工向け。今年はかなり多い。一つ一つ指ではじいて音を確認して、鈍い音のりんごは加工に回す。
選果してみて、加工向けやハネの方が多く、上実は非常に少ない。本当にこんな収穫は今までにないくらいだ。
これが本来の形です。これが極端に少ない(>_<)。
昼前に収穫終了。結果はともかく、とりあえず終わった。気候が合わなくなったんだろうな。北海道が合っているかもしれない。この品種の良さが出せなくなった。もう一年やってみて、来年もこんな状態だったらこの品種から手を引く。