今日は曇りで午前中は時々雨で湿気がありジメジメした1日だ。昨日は昼近くに1時的にドサ~っと雨が降ったと思ったら止んでまだまだりんご園の土は水分が足りない。なんか雨の降り方が半端だ・・・。
りんごの肥大は足踏み状態なのでもうちょっとまとまった雨が欲しい・・・。
今現在我が家の平均のりんご(ふじ)の大きさは60mm前後だ。まあ、でも降らないよりはまだましだ・・・。
今年は平年よりも成りが薄いのですが少しながらでもりんごが大きくなっているので支柱を入れて1個でも多く日当たりを良くし、風通しも良くすることだ。そして、仕上げ摘果で見落としの障害果や育ちが悪いものを落とす。おいしいりんごを作るためにはこれも大事な作業である。
結構枝が混んで中枝に日が当らない状態だ。同時にお日様を遮る徒長枝も切って薬剤の通りを良くする。
切る枝は徒長枝だけにしてその他の枝には手を出さないようにしている。枝が重なっている所は紐で釣ったり空間をあけてやる。なるべく今活躍している葉っぱを日当たりを良くしつついかに残すかだ。葉っぱがある事によりりんごが肥大し、次の年の花芽を作る貯蔵養分を蓄える。よく、今の時期に着色管理(葉取り、つる回し)を楽にする為に枝を切り落とす人がいますが私は切らないで重なってりんごにキズが着くような所はなるべく枝を切らずりんごを落としている。その枝がある事に意味があると思う。細かい葉っぱが多くあることで葉面積が多くなり色や味が良くなると思う。こんな事を考えて作業している。