佐伯泰英の最新刊「鎌倉河岸捕物控」シリーズの29、『お断り』を読んだ。2016年11月第1刷の本である。佐伯作品で読み続けてるのは「吉原裏同心」、「新・よいどれ小藤次」、そして「鎌倉河岸捕物控」だ。今度坂崎磐音の息子空也を主人公にした新作が出るらしい。いずれにしても、佐伯作品は読みあとがさわやかな作品が多いと思う。がんばって書き続けてほしい。
DVDで映画『吉原炎上』を鑑賞した。五社英雄監督作品。今週1度鑑賞したのだが、途中で眠ったしまって炎上場面などは記憶になかったので、再度上映。江戸時代から続いてきた遊郭という名の公認売春が行われてきた吉原が明治末期に炎上して失われる場面を描く。主演が名取裕子、遊郭が舞台なので、名取も肌を見せるが、二宮きよ子、藤真理子、西川峰子、かたせ梨乃などの女優陣も惜しげもなく肌をさらしていた。緒方拳が巡査役で出ていたのも面白い。わが国では終戦前まで公然売春が行われ、戦後「赤線廃止」によって売春が禁止させれたと記憶している。今、自民党や維新の会は「総合リゾート開発」の名によってカジノを解禁し、賭博の公然化を認めようとしている。売春を公認するようなことはないだろうな？人の欲望に付けこんで、あぶく銭を稼ごうとするやからをはびこらせる政治はごめんだ。
12月8日。おはようがんす。昨日も立木の伐採を続行。30年物のケヤキの2本目を倒す。幹回りが直径70～80㌢もある。倒すのは比較的簡単なのだが、薪の用材の長さに切り分けるの大変。乾燥させたうえで、薪に仕上げるのはさらに大変なのだ。今朝雪が積もったが、2～3㌢なのでおそらく作業には支障がないだろう。
今朝は三陸産のカマスの尾頭付。この時期、地物の魚も脂がのって安く手に入る。スーパーに行くたび、何か出ていないかと探して購入してくる。やはり外国産の魚よりは安心だ。