原田康子の『風の砦』を読んだ。原田康子は1928年生まれで、2009年に亡くなっている。市立釧路高等女学校卒業後、釧路新聞社に勤務し、同人誌などを通じて作家デビュー。代表作に『挽歌』などがあるらしいが、まだ読んだことはなかった。『風の砦』は古書店の本棚に見つけて購入したもの。江戸末期、開国を迫るロシアなどが北海道周辺を脅かす中で、秋田・佐竹藩も幕命により北海道北部に兵を送る。その中の一人が主人公。原田にとっては初の時代小説だそうだが、なかなか読ませる作品だった。
昨日は青森県おいらせ町までいって、トウホウシネマズ下田で『シンゴジラ』を鑑賞した。今回のゴジラは最初のゴジラとは別物として描かれている。CGがフルに活用されていて、それはそえれで見どころなのだが、映画中で「非常事態」を首相が宣言し、ゴジラに対する武力攻撃を開始する。安倍内閣の狙っている「憲法改悪」との関連を感じさせる部分だ。予想していたとおりだったのは、防衛相、自衛隊の全面協力でつくられていることだ。上映中なのでストーリには踏み込まないが、自衛隊の宣伝の側面を強く持っていると感じた。
8月28日。おはようがんす。今朝も雨、秋の長雨には少し早いと思うのだが、雨降りが続く。そして台風10号の接近の進路予報。
今朝は塩サバの焼き魚をメイン。またしてもユウガオの炒め煮、今朝は竹輪が入ったところが違う。マカロニとウインナーのケチャップ炒めなどで朝食。