貴重なオケの休日の昨日は・・・もちろん山形Qの練習。シューベルト・壺井・林の世界に浸ります。
「ロザムンデ」は、思いの外やっかいだということが、よくわかってきました。書いてある音を並べるだけなら「ナイーヴで良い曲だ」で済みますが、それだとぼんやりして退屈な曲になってしまう。かといって、いれこんで弾くと、パッとしないベートーヴェンみたいになってしまう。名曲なのですが、実はつかみにくい作品です。
そのためには、さらに楽譜をていねいに読んで、解釈(偉そうな割に曖昧で、あまり好きな言葉ではありませんが)していくしかないわけですが、広く知られているように、シューベルトの楽譜の書き方は不親切なんです。
例えば、アクセントとディミヌエンドの書き分けがはっきりしない。これは有名ですね。そのほかにも、フォルテピアノのつじつまが合わないところがたくさんあります。もうちょっと丁寧に書いておいてくれれば、後世のみんながどれだけケンカせずに済んだことか。
もちろん最近の山形Qは「おとなの団体」になってきつつあるので、昨日もケンカはしていません。いくつかの仮説をたてて、それに基づいて何パターンも音を出してみて、「やっぱりこれだとしっくりこないな・・・」などという作業を地道に繰り返しています。もちろんこれは、弦楽四重奏の楽しみでもあるわけですが、どう考えてもコストパフォーマンスが悪く、マニアックで趣味的ですよね。
それでも少しずつ、我々なりの解釈、というか選択ができてきました。
練習後、研修室の机を元通りに並べて、解散。
「じゃあまた明日。岩手で。」
今日からはまた、山響の演奏旅行です。忙しいスケジュールの中、いかに「じっくり」した準備をできるかが勝負です。慌ただしい春になりますが、頑張ることにします。
「ロザムンデ」は、思いの外やっかいだということが、よくわかってきました。書いてある音を並べるだけなら「ナイーヴで良い曲だ」で済みますが、それだとぼんやりして退屈な曲になってしまう。かといって、いれこんで弾くと、パッとしないベートーヴェンみたいになってしまう。名曲なのですが、実はつかみにくい作品です。
そのためには、さらに楽譜をていねいに読んで、解釈(偉そうな割に曖昧で、あまり好きな言葉ではありませんが)していくしかないわけですが、広く知られているように、シューベルトの楽譜の書き方は不親切なんです。
例えば、アクセントとディミヌエンドの書き分けがはっきりしない。これは有名ですね。そのほかにも、フォルテピアノのつじつまが合わないところがたくさんあります。もうちょっと丁寧に書いておいてくれれば、後世のみんながどれだけケンカせずに済んだことか。
もちろん最近の山形Qは「おとなの団体」になってきつつあるので、昨日もケンカはしていません。いくつかの仮説をたてて、それに基づいて何パターンも音を出してみて、「やっぱりこれだとしっくりこないな・・・」などという作業を地道に繰り返しています。もちろんこれは、弦楽四重奏の楽しみでもあるわけですが、どう考えてもコストパフォーマンスが悪く、マニアックで趣味的ですよね。
それでも少しずつ、我々なりの解釈、というか選択ができてきました。
練習後、研修室の机を元通りに並べて、解散。
「じゃあまた明日。岩手で。」
今日からはまた、山響の演奏旅行です。忙しいスケジュールの中、いかに「じっくり」した準備をできるかが勝負です。慌ただしい春になりますが、頑張ることにします。
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