山響「オーケストラの日」が終わりました。例年だと「オーケストラ探検」ということで楽器体験などのコーナーがあるのですが、今年は緊急事態ということもあり、規模縮小。それでも、展示やアンサンブル演奏などで楽しんでいただけたはずです。
…私はそのメンバーに入っていなかったので、コンサートのみの出演でした。
例年だと花粉症の薬を多量に飲んでから、次々にやってくるちびっ子たちの対応をするのが恒例でした。…それが無いのは楽なような、寂しいような。
しかし、コンサートの方は例年以上にゴージャスなプログラムで楽しんで頂けたのではないかと思います。まずはサックスの須川展也さんをゲストに招いてのステージ。モリコーネ、イベール、ピアソラで存分に名人芸を楽しんでいただきました。
その後は、山形のアマチュアオーケストラ「山形フィル」と共演で「アイーダ」「威風堂々」。
ずいぶん前ですが、私も山形フィルに、エキストラで出演したことがあります。今回、私の隣で演奏した山フィルの団員さんは、その時のことを覚えていて下さって、懐かしがって下さいました。もう10年以上前のことなのに。
…こういう再会は良いですね。同じ狭い山形でオーケストラをやっている者同士、プロモアマチュアもなく、「同志」として親しくありたいものです。
そしてメインは山響によるブラームス「1番」。
ブラームスの交響曲はアマチュアの方がよく演奏するものです。それがなぜなのかが、やっとわかった気がします。
決して簡単なわけではない。では、なぜなのか…。音の正確さよりも、音に魂がこもっているかが重要だからです。魂がこもりすぎた故に音を潰してしまったとしても、それを許してくれるのがブラームスです。この包容力はモーツァルトにはありませんね。
緊急事態の折ですが、こうして狭い街のなかで、お客さんを含め、音楽を愛する者が一堂に会して、共に音楽を楽しむことは、大きな力になるはずです。
去年より状況は厳しいとも言えますが、コロナの中でも一体感を感じられる貴重な楽しみとして、クラシックのコンサートが日常に定着するきっかけになればと思います。
…私はそのメンバーに入っていなかったので、コンサートのみの出演でした。
例年だと花粉症の薬を多量に飲んでから、次々にやってくるちびっ子たちの対応をするのが恒例でした。…それが無いのは楽なような、寂しいような。
しかし、コンサートの方は例年以上にゴージャスなプログラムで楽しんで頂けたのではないかと思います。まずはサックスの須川展也さんをゲストに招いてのステージ。モリコーネ、イベール、ピアソラで存分に名人芸を楽しんでいただきました。
その後は、山形のアマチュアオーケストラ「山形フィル」と共演で「アイーダ」「威風堂々」。
ずいぶん前ですが、私も山形フィルに、エキストラで出演したことがあります。今回、私の隣で演奏した山フィルの団員さんは、その時のことを覚えていて下さって、懐かしがって下さいました。もう10年以上前のことなのに。
…こういう再会は良いですね。同じ狭い山形でオーケストラをやっている者同士、プロモアマチュアもなく、「同志」として親しくありたいものです。
そしてメインは山響によるブラームス「1番」。
ブラームスの交響曲はアマチュアの方がよく演奏するものです。それがなぜなのかが、やっとわかった気がします。
決して簡単なわけではない。では、なぜなのか…。音の正確さよりも、音に魂がこもっているかが重要だからです。魂がこもりすぎた故に音を潰してしまったとしても、それを許してくれるのがブラームスです。この包容力はモーツァルトにはありませんね。
緊急事態の折ですが、こうして狭い街のなかで、お客さんを含め、音楽を愛する者が一堂に会して、共に音楽を楽しむことは、大きな力になるはずです。
去年より状況は厳しいとも言えますが、コロナの中でも一体感を感じられる貴重な楽しみとして、クラシックのコンサートが日常に定着するきっかけになればと思います。
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