中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

老いては子に従え

2018-09-27 20:32:55 | 男の手料理
 亭主関白…もはや死語ですね。わが家も、もちろん違います。奥様には日頃から、いろいろと多大な苦労をかけているわけですから、いばるなどもってのほか。

 しかし、人にはそれぞれ適性というものがある。いくら奉仕しようと思っても、下手くそは手出しをしない方が良いということもある。料理もそのひとつでしょう。

 私は料理をしません。それは料理などは女がするものだから…などと思っているからではなく、下手だからなのです。

 しかし…この歳になって思いました。

 死ぬ前に、少しぐらい料理の世界を探究し、その深淵に触れるとい…

 …おおげさでした。「あんた、いつも家に帰ってくれば、ご飯ができてるのが当たり前だと思ってるんじゃないの?」と、奥様より叱責されたので、「はい、チャレンジさせていただきます!」ということになったのです。

 家に古くからある料理の本「今夜のおかず」を熟読。

 結果、「ふわふわ卵のネギ豚添え」と、「キャベツと油揚げの炒め煮」に挑戦。

 リハーサルが早く終わる日を見計らって、帰宅とともに買い物へ。奥様が夕方の仕事から帰ってくる前に、完成させようと頑張るのでした。

 実際は、見かねた娘が結構手伝ってくれたおかげで、めでたく1時間ほどで二品完成。

 たいへん好評を博しました。…仕事から帰ってきたときに「ご飯できてるよ!」というのが、とにかく新鮮で嬉しかったようです。…その通りでしょう。

「お帰りなさい。ご飯?それともお風呂?」的な。

 今後も精進いたします。娘を頼りに。

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