台風が大変なことになっているようですが、東北は今のところ、まだ影響はありません。
ということで、今日の山響の鶴岡公演も無事に終わりました。
鶴岡の「荘銀タクトホール」にご来場下さったたくさんのお客様に感謝します。
しかし「来て良かった」と思ってもらえたのではないかと感じております。
世界一のホルン、バボラーク氏の超人的なソロが目玉ではありましたが、彼の温かい人柄が指揮にも滲み出ていて、雰囲気の良いコンサートになったような気がします。
リハーサルの時からですが、「スラヴ舞曲」を心から愛しているのが伝わってくるのです。自国の「お国もの」であっても、普通なかなかここまではできない。
彼のその雰囲気に思わずのせられて、こちらもそういう気持ちになる。
本来アンコールは予定されていませんでしたが、彼のノリで、一番華やかな「7番」をもう一度演奏しました。指揮者が楽しそうなので、弾いている私たちもそうなって、それが会場にも伝染した感じ。
天才はピュアで良いですね。
まだ若いので、来る度に指揮も上達しているし(失礼)、また協演の機会があればと思います。