敗者の弁

　まったく先の見通せない今年。明日の状況も予想がつかないくらいですから、見通しなど立つはずもない。

　しかし、どうなるかわからなくても、まずは、その先のスケジュールを立てておかなければなりません。そもそも、予定が予定通りに現実になるかどうかは、その時になってみないと、誰にもわからない。…考えてみれば、当たり前のことです。これまでの世の中が、何事も予定表通りになりすぎていたのかもしれません。


　ということで、10月の山形Ｑ定期のために、文翔館の抽選へ。10月…半年先、平穏が戻っていることを願いながら。

　山響のスケジュールも、いつも以上に見通せないわけですが、現時点で今年度はこなしきれないほどの公演が予定されています。とくに秋は見るだけで恐ろしくなるほど。…しかし今は、「これが無事にやれますように」と祈りたくなる。


　それはさておき、抽選。なのですが、山響が空いている週末など、１日しかない。ピンポイントの勝負になります。

　ところが、現在休館になっている文翔館の主催事業がずれてきているせいなのか、もともと抽選の対象になる日時が少ないのです。

…とまあ、以上は「言い訳」です。これまでほぼ無敗を記録してきた私の「クジ運」ですが、ついに枯渇する時が来てしまったのでしょうか。1/5をひくことができぬとは…。

　要するにハズレ。つまり秋は平日開催となります。すみません。

　
　とにかくその頃には、いつも通りの「芸術の秋」になっていますように。