Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2010-11 トップリーグ第10節

2010-12-16 | ラグビー

トップリーグのスタンプラリーようやく2個目。サッカーシーズンが一段落したのでラグビーにやっと行ける。その初回にして好カード2試合は有り難し。


東芝×神戸製鋼

開幕以来の東芝だったが未だに内容はまだまだのようだ。何よりも淡白なトライの奪われ方が気になった。後半の選手交替で豊田・松田を入れた辺りから徐々に流れが良くなり、また神戸のペースが落ちてきた事もあって逆転はしたが更に突き放して息の根を止めるまでは至らなかった。

三洋があと一敗しない限りは2位止まりだがリーグ戦はそこで終わりかな。最終的にプレーオフで帳尻合わせてくるだろうけど。

試合前に募金活動に参加する富岡を見掛けたが最近はあまり出てないのかな。見てないから分からないけど。ちょっと時代の変化を感じた。富岡キャプテンで王者に君臨していた時代を見ているだけに。

神鋼の大畑はひょっとするとこれが関東ラストマッチ。だからだろうか、第一試合の方が観客数が多かったし、普段なら東芝ファンが多いはずのエリアが非常にニュートラルな雰囲気だった。日本ラグビー界の功労者だからあれだけ多くの人に見送られるのは当然だろう。


三洋電機×サントリー

前後半で両極端な試合だった。前半は三洋の強さが光った。分かってはいるが強い。

後半は一転してサントリーのペースに。清宮時代の効率性を重視したラグビーから繋いで攻める地上戦へと変化したがその形は後半に入ると出せるようになってきた。風上に立って有効なキックを使い始めた事もあるが。2連続トライで点差は一点。

それでも三洋の守備の粘りが素晴らしく逆転トライは与えない。すると終了間際にペナルティを受けたサントリーが選択したのはPG。これが決まって逆転勝利を演じた。結果的に三洋が前半から負傷者を続出させた事と、キックが決まらず得点を加えられなかった点が最後に響いた。

最終節が隣と被ってるので次の秩父宮はプレーオフ辺りだろうか。今年は3ポイントたまらなかったな。