Winding Road

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2010J1第24節 広島×鹿島

2010-09-28 | 鹿島アントラーズ

最後に何とか勝ち点1を拾った。これをどう評価するかは微妙だが負のスパイラルにはめこまれそうな展開を負けずに終えたのは良かった。ただ相手がどこであれ、勝ち点3を取り続けるしかない状況下で内容で圧倒しながら引き分け止まりは痛い。

相手のサイドが高い位置に張るとどうしてもその対応に苦慮する。フォーメーションのギャップを突かれて数的不利な状況を作られる。それに加えて広島はストッパーまでもが前に上がってくるので守備時の枚数不足が度々発生。それは裏を返せばカウンターのチャンスがあるのだがそれが上手くいかない。FWの後ろから入ってくる野沢の運動量低下も要因の一つ。また強行出場の小笠原も何だかんだ言って本調子ではない。

西川の攻守がクローズアップされるが実は決定的なシュートは概ね正面に飛んでいる。また広島の方もカウンターで追加点を取るチャンスが何度かありながらそれらを外し続けた。だから決定力の面では五分ではないか。

展開的に相手がリードする時間を短くする必要がある。相手が長い時間リードすると、王者に勝てるかもしれないと色めき立って気合いが増すし、逆にこちらには焦りが生まれてミスが生じる。このスパイラルが重なると追い付けなくて負ける。よくあるパターンだ。だから本当は早く追い付いて相手に下を向かせなくてはならなかったのだが。

何にしても勝ち点1は拾ったと前を向いてやるしかない。現実問題として首位との勝ち点差はまた元に戻った。とにかく勝ち続けてプレッシャーをかける他ない。まずは来週ホームからもう一回やり直し。