Winding Road

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第90回天皇杯2回戦 町田×東京V

2010-09-07 | フットボール全般

あの内容ならジャイアントキリングでもないな。当然の結果。

町田は普段JFLでやっているサッカーをそのままやった。前から追って奪ったボールを素早く前線に運ぶ。更に言うとそこに動きが1.5倍増しで良かったと付け加わるが。立ち上がりの太田の決定的なシュートがゴールライン寸前でブロックされた所からスイッチが入ったように町田のラッシュが続いた。

30分過ぎからヴェルディも持ち直し始めたがその矢先に河野退場。これで町田側は勝ちたい試合から勝つべき試合に変わったのではないか。

しかし後半のヴェルディは一人少ないなりに3-4-2にシステム変更してドリブルとカウンターで得点を狙いに来た。ベテラン菅原が地味に効いていたが如何せん一人少ない状態でその布陣だからサイドが空く。そして町田のシュートミスも手伝って均衡が割れなかった試合は途中出場の山腰の一発で動いた。

残り時間はヴェルディも攻め込んだがゴールの予感はしなかった。結局1対0のまま終了した。

木島はしきりに足を押さえていて途中交代したがあまり良い状態ではなかったのだろうか。確かに囮になったりチャンスメイクはしていたがあまりシュートは打っていなかった。その分中盤がたくさんシュートを打っていたが。

ヴェルディは確かに判定には泣かされたが審判のせいにできるような内容ではない。後手を踏んで完敗の試合だった。河野は巧いが青いな。飯尾の退場はさすがに同情する。クソレフェリーコールも一部サポの物投げも気持ちは非常に良く分かる。しかし低レベルの審判の特性を理解して行動する能力は町田の方が長けていた。

町田は本当に素晴らしい試合をした。今年やってきた事の全てが出せた感じ。相馬さんやるね。しかも次は新潟戦。黒崎と相馬の監督対決とは何とも楽しみである。