Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2010J1第22節 鹿島×仙台

2010-09-13 | 鹿島アントラーズ

久々の勝利。内容は抜きにして勝ち点3取れた事は大事。

とは言っても内容に関しては全く納得できるものはない。中盤の構成力が弱くボールキープしてシュートも打っている割りに圧倒している感がない。シュートは26本も打ったが枠内シュートの数は少ない。特に後半は高い位置でボール奪取してのショートカウンターには持ち込めたがフィニッシュが決まらない。

その中でボランチが光った。中田は小笠原の穴を埋めるべく積極的に前線に絡んで攻撃を手助けした。ここ一番での得点力も頼りになる。それで空いたスペースは青木がしっかりカバー。あとはフェリペの守備が効いていた。仙台のボランチのボール保持、特に後半の富田はかなり危ういので狙えばチャンスになると思っていたが良く狙っていた。

あとは追加点が奪えれば言うことなしだが今はそれができない。リーグ戦では複数ゴールを決めた試合が神戸戦以来無い。もう少し守り抜くなかでも攻め倒す姿勢が見たい。

仙台に関しては攻撃陣に故障者続出にしては善戦したと思う。ソンホだけは未だにフィットしていない感じだがフィニッシュをしっかりしていけば良いのではないか。CBコンビも前に比べれば安定感が増したか。いずれにしてもデッドゾーン脱出は充分可能だろう。

一つ勝った程度では全く浮かれる事は出来ないし、またタイトルを一つ失っているだけにここからまた全部勝っていくだけ。そして上にプレッシャーをかけていく。残るタイトルは二つしかないんだからここからやらないでどうする。