Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009J2第32節 横浜×仙台

2009-08-06 | ベガルタ仙台

酷い試合だった。甲府戦よりも酷い。大ブーイングが出て然るべき内容。こんなところで負けている場合ではないんだが夏場はやっぱり耐え時なんだろうか。

攻撃の形は悪くないんだけど歯車が噛み合っていない。前の欲しいタイミングと後ろの出すタイミングがズレている。深い位置でダラダラ横パスを回すなら一気にFWまで縦パスを入れてから前で溜めて良い。前線は結構良い動きでパスを貰おうとしているがそこにシンプルに出てこない。サーレスのキープ力や平瀬のスペースで受ける動き出しをもっと使わないと。

ボランチでの組み立てが厳しい。効果的な配球・ゲームメイクが出来ていない。ボランチ+CB間での効果の低い横パス交換が多すぎてイライラした。梁・関口を生かすためのレジスタが居れば理想だけど無い物ねだりしても仕方ないので現有戦力でやってもらうしかない。斉藤のパートナーが固まれば良いのだが。

後半に関しては前半よりは目覚めた感じでチャンスは作っていた。菅井のポスト直撃や関口のフカした左足など惜しいシーンも多かった。しかし時間の経過と共に疲労で足が止まり、終盤のパワープレーではせっかく中原が競り勝っているのに誰もセカンドを拾えず。横浜だってキーマンの八角が負傷交代しヨンデが退場したので終盤苦しいのは一緒。

平日にも関わらずC自由だけはギッシリ埋まった。先着2500名に配布のバナナは相手が仙台以外だったら余ったんじゃないか。横浜は客が少ない。カズ一人で集客する地方と違って関東は実にリアルな数字。

水曜のアウェーでここまで集客するアウェーはそうそうない。しかもお客さん気分で来ているのではなく皆今年に懸けている。今年ダメなら先はない。夏に弱いのは毎年恒例とか、年に数回は最低の試合を見せるとか、そういう芸当はもういらないんですよ。次は1ヶ月後の西ヶ丘に行ける予定なのでその時までに何か変わっていて欲しいと思います。