慢心や疲労などが少なからず無いとは言えないのかもしれません。広島の最後まで諦めない気持ち、勝利への執念は素晴らしかった。せっかくの表彰式がなし崩し的にさっさと終わってしまったのは、広島に罪は無いだけに申し訳ない気がしました。
試合運びは悪くなかったです。終了の笛が吹かれるまでは選手達も冷静に戦っていました。早めに3点目を奪って相手を戦意喪失させるか、きっちり逃げ切れば良かったのです。一人少ない時間帯も落ち着いて試合を進める事が出来たし、同数に戻ってからは内容的には断然こちらに分がありましたから3点目を欲しかったです。
試合そのものは今年もやってくれそうな期待感を抱かせるものでした。しかし1点失った後の対応は不味かった。あの時間帯のあの局面で寿人の得意パターンをやらせてはいけない。あの同点弾は守るのか攻めるのか中途半端でマークがルーズになった所を突かれた失点。ちょっと隙があったのは確か。終盤は足も止まっていました。
田代はポストプレーが上手くなったという印象。相手を背負って受けても簡単にボールを取られなくなった。あとは野沢、巧さを魅せるようなプレーが多くて、見ているこちらとしては非常にワクワクする。シュートも綺麗でした。
青木のポリバレントな能力に大いに助けられました。
試合を振り返ると止む無くアレが付いて回るのでちょっとだけ触れておきますが、地上波中継もある一戦で送り込むべき主審はあれなのかと、他にいっぱい居るだろと言いたい。
これと同じ事を05年10月の浦和-川崎「何か」@埼スタの後も書いた気がするんだが、あれから2年以上経過して、その間に研修まで受けさせられているのに、進歩がないと言う事ですね。
感情的になりすぎて存在感を発揮するなんて論外。誰も貴方を見るために金払ってるわけじゃないんですよ、家本SRさんよ。
それとどんなに理不尽だからってピッチ乱入は絶対に許されない、連中(ああいう人間をサポーターとは呼びたくない)の取った行動は断じて罰せられるべき。今までも同じ過ちを繰り返していると言うのに懲りない。自分も確かにイエモッツには激怒しましたよ、でもその怒りはルールの範囲で伝えなくてはいけない。ああやって力技に任せた行動を取られると、言論の価値が少なからず下がるんですよ。
来週からはいよいよリーグ開幕ですから、心身共に良い準備をして札幌戦を迎えてもらいたい。2枚岩は休養充分でタイに乗り込めるとプラスに考え、ここは伊野波に期待します。