Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

北京五輪アジア最終予選 日本×ベトナム

2007-08-23 | フットボール全般

観戦記を書く気にもなれないのですが、一応記録だけ残しておきます。一言で感想を言えば、金を払って観るプロの試合として最低の内容でした。

依然としてこのチームの方向性だとか、チームとしてのコンセプトや形というものが一切見えてきません。このチームが結成されて相当な時間は経っているのに、ここまでチームとしての進歩が感じられないのはどうしてだろうか。各々の選手はクラブに帰ればレギュラーを張っているメンバーが集まっていて、能力も代表に選ばれるなりのものを持っているのにと、そう思うと歯がゆい部分もあります。

李と平山の2TOPのコンビネーションも悪かった。そこで新戦力の柏木を2列目に置くものだから、攻撃での連動性の無さに拍車をかけました。それぞれに個性があり能力はあるけど、それが噛み合わないとチームとしては機能しません。ボタンの掛け違いなんだろうけど梶山や本田圭は2列目の真ん中で使ってもらいたい。

ともかく勝ち点3取れた事だけは収穫。逆に言えばそれしかなかったわけですが、次のサウジとのアウェー戦は相当苦しい試合になるでしょう。ましてやサウジはカタールに負けてしまったのだから。