Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

ナビスコ準決勝 鹿島アントラーズ×横浜Fマリノス

2006-09-02 | 鹿島アントラーズ
90分ハーフの前半戦をひとまず1-0とリードして折り返し。アウェーゴールを許さずに終えられ、最低限の結果は得られました。この試合はトーナメント戦ですから、内容よりもまずは結果が出せてよかった。

内容的にはどうにもスッキリしなかったです。横浜の代表組不在や攻守の切り替えを遅さに助けられた部分があったのは否めない内容でした。それと同じように鹿島も運動量があまり多くなく、効果的な攻めが見られなかったのは残念でした。出来ればあと2・3点取って試合を決めて欲しかったです。特に後半はもっと落ち着いてボールキープしながらパスを回してじっくりと攻め込めば追加点は取れたと思います。リードしている割にはそのアドバンテージを生かそうというプレーが無かった。たられば言っても仕方ないですけど、小笠原が居ればこの辺りのゲームコントロールが出来るだけに、ゲームの流れを読んでリズムを作ってくれるのでその存在感の大きさを感じるとともに、若手選手たちの経験不足が露呈してしまった感じでした。

守備陣は絶対にアウェーゴールを与えないんだという気迫が伝わってくるくらい、大変集中していて安定した守りを続けていました。結果的にゼロで抑えられたのは最高の結果です。公式戦での完封自体も1ヶ月前のセレッソ戦以来なので本当に良かったです。やはりホームで失点してしまうと後々不利になるだけに、それを許さなかったのは大きい。

1-0は全然セーフティリーリードではありませんので、まだまだ全く予断を許さない状態となります。第2戦はもっと厳しい戦いになるでしょうけど、何とかあと一つ、アウェーの日産を乗り越えてカップファイナルまで辿り着きたいです。