元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「どちらかが彼女を殺した」を読んだ(1回目)(ネタバレ)

2011年05月29日 23時40分17秒 | アレコレ鑑賞
 今さらながら「ビッチを具現化した女」ってすごいね。The ビッチということだよね。「直ちに体への影響はない
」と共に、今年の裏流行語大賞にノミネート。

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 東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」を読んだ。東野圭吾は3冊目なのだが、相変わらず面白い。僕は島田荘司のファンだが、東野圭吾もファンになりそうな勢い。占星術殺人事件くらいのインパクトある作品に出会えたらファン決定。

 内容は警察官である主人公の妹が、自殺を装った殺人事件で命を落とすのだが、主人公はその犯人を自力で見つけようと奮闘するお話。特に面白そうじゃないですか?そうですか。この作品の面白い部分はミステリーにも係わらず、最後まで読んでも犯人が分からないところだ。妹を殺した犯人は二人に絞れている。しかしどちらが殺したのかは、読者には分からない書き方になっている。

 僕は事前にその情報を得ていたので気をつけながら読んでいたのだが、それでも犯人がどちらか分からなかった。一応巻末に袋とじの解説があるので、それを読めば分かるのかもしれないが、それでは悔しいので読んでいない。なのでもう一回読む。

 恐らく明確な証拠があるはずなのだが…。 


どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社
コメント (2)
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