元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

ロシア幽霊軍艦事件を読んだ(2回目)

2012年02月02日 21時53分08秒 | アレコレ鑑賞
「不明ボーダー かまくらで一晩」

 生死の淵から一転してメルヘンに。

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 島田荘司の「ロシア幽霊軍艦事件」を読んだ。以前、Kにハードカバー版を借りて読んだことがあるので、今回購入した文庫版は2回目。まぁ2回読むくらい面白かった。

 個人的には久しぶりのヒットという感じ。御手洗の推理は冴え渡っているし、無茶振りを綺麗にまとめている。お話はロシアのアナスタシアが生きてましたって話。そのため最後の皇帝ニコライ2世の話なんかが出てくるのだが、なかなかお勉強になった。

 島田荘司にはこういう作品をもっと書いてもらいたい。歴史の謎を御手洗が解決するようなヤツ。


ロシア幽霊軍艦事件 (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店
コメント
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